芦田成人ブログ

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2017.12.14

何とか雪から逃れ下りてきた場所は

阿蘇の風景が一望できる、道の駅でした。

前回も感じていたのですが、

圧倒的に山が大きい(丹波に比べてですが)

昼休憩を終えて、ナビの行先を熊本城に設定

所が、先の地震の影響でナビ通りには進めず

大きく迂回させられることを知る由もありませんでした。

折角、峠道を下りたのに又阿蘇の山に向かって

登っていくではありませんか。

途中で大きく後悔したのは言うまでもありません。

一旦、熊本空港まで行ってから熊本城に設定すべきでした。

そんなこんなで、途中の道では気になる名前の設計事務所?

カナディアンハウスのモデル住宅だったと思いますが・・・。

かなり時間が掛かりましたが何とか熊本城に到着。

広い城内に歩を進めるたびに、テレビで見ていた光景が

未だ、そのままの状態でした。

実は、文化財って登録されてしまうと大変なんですよね。

只修理すれば良いのではなく、

元の状態に戻さないといけないんです。

従って、崩れた石垣も全て元の場所に戻さないと

いけない。お金のこともあるとは思いますが、

元の場所に戻すことが何よりも大変です。

城内を回っていると、崩れた石に書かれた番号は

その石が積んであった場所の番号なんだと思います。

地震前の写真や形などからしか判断出来ないと思いますが

雲をつかむような思いの作業だと思います。

一か所、修復したんだろうなあと思える箇所が

ありましたが、地震から数年経っても未だあれだけ

残っているのですから、完成はいつの日のことでしょう?

熊本城天守閣を眺めることが出来る加藤神社の白い鳥居は、

高千穂で見てきた黒い鳥居やその他の神社で

見かける朱色の鳥居と違って清らかな感じを受けました。

そんなこんなで、あっという間に時間も過ぎ

帰路に着くために熊本空港へと戻っていくのでした。

今回、2週に渡り、富山、金沢、高千穂、熊本と

地方の豊かな街の空気に触れることが出来、沢山の自然と

建築にも出会えたことは今後の活力になると思います。

又、次回訪問した時には季節も変わっていることと思います。

それぞれのシーズンでどんな街の顔が伺えるのか

楽しみにして、それぞれの街で良い仕事が出来るように

頑張って参ります。

阿蘇の風景森の中の設計事務所IMG_2849熊本城 熊本城加藤神社の白い鳥居天守閣崩れた石垣

 

2017.12.13

高千穂へ来たなら、ここは外せない

名勝、高千穂峡。

写真では見ていましたが、実際に行ってみると

滝の下に浮かぶボートの有名なシーンこそ同じですが

全体的には又違ったイメージでした。

深い渓谷を想像していましたが、高千穂の土地自体が

相当、山の中に位置していますので渓谷への

アプローチは整備された遊歩道に沿って歩くだけです。

Youtubeを見るとドローン撮影された映像が

多く見受けられています。

山肌の裂け目に現れた岩肌が雨水の浸食によって

削り取られたように見えますね。

上から見ていると滝の下にボートが突入することは
無いのか?

と思っていたのですが、どうやら直ぐ傍に見張りのボートが
居たようにも思えました。

実は前日の天気予報では雪の予報も出ており

レンタカーはノーマルタイヤでした。

時折鳴る、ゴロゴロと言う音が気になったのですが
あれは何?

日本海側に行くと雪起しの雷が鳴るのを
聞いたことがあります。

もしかしたら、と思いましたが山の中で雪が降る場合は
丹波でも経験していますので、まさかなあとは思いながら

次を急ぐのでした。

次の行先は天岩戸神社です。

天岩戸神社では真っ先に天安河原宮を訪れました。

天安河原宮は天照皇大神が天岩戸へ籠ってしまった際に

如何にして、外に出て貰うかの会議をした場所と

言われているそうで、大きな岩が川の流れによって

浸食されたであろう洞窟のような場所でした。

小さな鳥居の周りには、人手によって積まれた

無数の小さな石が、かわいらしくもありました。

こんなこと、誰が始めたのでしょうね?

そして、知らなかったのですが、高千穂には世界農業遺産に

登録されている場所がありました。

雄大な棚田の風景を見ると、それも納得でした。

近畿にも棚田で有名なスポットは幾つかありますが

それらとは、規模が全く違っていて、

ずっと眺めていたくなるような美しい風景でした。

 

そんな間にも先ほどから気になる、ゴロゴロ音。

駄目だ、早めに高千穂を出ようと決心し

いざ熊本へ向けて峠を下りることにしました。

峠道の途中からはとうとう、雪がちらつき始めました。

峠を下りるまで何とか持ち堪えろよ、と言い聞かせ

安全運転は忘れずに、何とか峠もおり昼の休憩を

とり、次の目的地へと向かうのでした。

高千穂峡高千穂峡2高千穂峡3 IMG_2646天安河原宮 IMG_2798棚田の風景 IMG_2826

 

2017.12.12

富山へ出張した翌週は、南へ飛び宮崎の高千穂へ

こちらも又オープンに出来る日が来た時に

詳細をお知らせしますが、実はこの夏にも訪問していたのです。

しかし、その時は弾丸日帰り強行軍でした。

ご近所の方に、高千穂に日帰りしたと話すと、

「やればできるもんやな~」と関心されましたが・・・。

しかし、今回は流石に2週連続と言う事もあり

宿を予約しました。

一先ず初日の目的を終え、日が沈むまでに

未だ少し時間もありましたので、少しだけ初日も観光

国見ケ丘と呼ぶ高台から、ぐるっと見下ろす高千穂の景色

ここは雲海で有名なんだそうで、もしかしたら朝行くと見れたかもしれませんね。

平日にも関わらず、自分以外に観光で訪れている人も居て

有名なスポットであることを改めて認識しました。

しかし、突然のように寒く強い風が吹き始め、皆足早に

ここを後にするのでした。

国見ケ丘から下りて来て、宿の近くでもあった

高千穂神社を訪問。

黒い鳥居をくぐると、先に続く階段は、その先を想像させるような

感じを受けたのですが、階段を登りきった、そこは意外にあっさりと

そこが本殿でした。

あれ、意外に広くないんだね。

他に数か所、立ち寄った程度でしたが、高千穂には

鉄道があるんです。でも何だか普通の鉄道と様子が違います。

寄った時間には既にクローズでしたが、廃線になった鉄道を

三セクで運営しているのかな?Youtubeなどでは面白い映像も見れますよ。

と言った感じで、初日は一旦宿にチェックイン。

すっかりと陽が沈みかけた部屋のカーテンを閉め

風呂に食事。

朝起きて気付いた窓の外には高千穂峡が少しだけ見えていました。

最後の写真が、その部屋から撮った写真です。

写真真ん中あたりの岩肌が見えている所を見ると雰囲気が伝わりますね。

国見ケ丘高千穂神社 IMG_2700高千穂駅 IMG_2698高千穂峡

2017.12.11

富山を、もう少しゆっくりと堪能したかったのですが

その先にある金沢で、どうしても見ておきたかった

建物があり、後ろ髪を引かれる思いで、富山を発ちました。

実は、富山には前日の隈研吾さん設計の建物が、もう一つ

あるとの事でしたが、優先度はやはり金沢にありました。

そして、その金沢で観たかった建物が、鈴木大拙館です。

場所は、あの有名な21世紀美術館から、ほど近くです。

東京上野で観た法隆寺宝物館、京都で観た京都国立博物館を

設計した谷口吉生さんによる設計の建物で

美術館博物館建築で観る美しさは一見の価値があり

直線で構成された建物がとても美しく好きなんですよね。

もう一つの特徴としては水盤が設けられていることです。

水の上に建つ建物のような、水の上を歩いているような

不思議な感覚で建物にアプローチ出来ることも特徴のような気もします。

そして、もう一つの見所は、金沢21世紀美術館ですと言いたい所でしたが

折角来たのだからとバスで駅前まで移動し、鼓門を見学。

戻ってきた頃には、21世紀美術館の閉館まで1時間と少しの残り時間でした。

その時間ではとても、じっくりと見学できるはずもないだろうとのことで

21世紀美術館の無料エリアのみ見学することにしました。

無料エリアだけでも十分に現代アートを楽しむことは出来るとは

思いましたが、有料エリアがどんな風なのかと言う宿題を残し

有料エリアと兼六園は又の機会のお楽しみと言うことにします。

さて3回に分けてお送りして来ました富山出張レポートも一旦、

これにて終了です。

次回は又他の場所への出張レポートとなります。
鈴木大拙館 思惑の空間

鈴木大拙館 IMG_2451 IMG_2441

鼓門金沢21世紀美術館 IMG_2531 IMG_2527 IMG_2526

2017.12.10

初日で目的を終え、翌日は帰りながらの観光でした。

先ずは富山市ガラス美術館です。

この建物は新国立競技場の設計者でもある

隈研吾さんの設計です。

ガラスの街であることの象徴のような建物ですが

よーく見ると外観はガラスだけで構成されたパネルでは無いことが

分かりましたが、そこは流石です。

一見するだけだと、全てガラスパネルのようにも見えます。

春先に訪れた同氏設計の浅草文化観光センターの建物よりも

数年後の建築ですが内部に使われている木の使い方は

とても似ています。

美術館とは言いますが、床面積の多くは図書館が占めているように思います。

それにしても贅沢ですね、こんな立派な市民図書館があるなんて

羨ましい限りです。

この建物の前の大通りから眺める北アルプスの山頂部分は

既に冠雪していました。

とても雄大で綺麗な風景でした。

初めて見る私が、この山に感動したくらいですから

きっと、この地域出身の方は、この山を見ると

地元に帰って来たことを実感されるのではないでしょうか?

富山市ガラス美術館富山市ガラス美術館内部 IMG_2410北アルプス

 

2017.12.09

先日と言いますか、過日と言いますか富山まで出張して来ました。

富山までは車で片道5時間でしたが、道は高速道路1本と結構

便利です。

出張の内容は又時期が来た頃にお話しするとして

富山で観た自然や建物の様子を数回に分けてお伝えします。

ここでは太陽が海に沈みます。

何故、とお感じになった方いらっしゃいませんか?

太陽が沈むのは西なのに海が西になるの?と言う疑問です。

日本海側に住んでいない我々にとって、日本海側では

海は北、と言う漠然とした思い込みがあるかもしれませんね?

もしかしたら、そのように思うのは私だけかもしれませんが・・・。

数年前に京丹後の間人(たいざ)でお仕事をさせて頂いた時は

海は南西でした。

地図を見ると確かにそうですね。地形を意識に入れておかないといけません。

神戸では海は南、山は北が通用するかもしれませんが、そうはいかない

と言う事ですね。

それにしても富山で観た夕陽は大きくて一瞬の出来事でした。

能作さんの錫のカップで飲んだビールも、いつもより味を引き立てて

いて、普段殆ど飲めないビールを2杯も頂いてしまいました。

錫は柔らかくて曲がり易いことを逆手に取ったデザイナーの発想と

メーカーの能作さんの企業努力は素晴らしいですね。

富山湾に沈む夕陽

 

 

2017.12.01

基礎コンクリートも打ち終わり、暫くはコンクリートの養生期間です。

その間に構造材は乾燥工程を終え、最後の製材

そしてプレカット工場に送る前に、木配り作業。

「気配り」とは違いますが、木に対して気遣いをすると言う意味では

似たようなものかもしれません。

と言う訳で図面と見合わせながら構造材に番付けを

書いていきます。使われる位置や向きに配慮しながら

チョークで番付けを書くのですが、これにはルールがあって

適当に書いてしまうと、思ってるのと違う向きであったりするため

よ~く考えながら、確認しながら書き込むのでした。

木配り2木配り

木配り3

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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2017.11.21

先週に続き、今週も基礎工事です。

そして今回は基礎立ち上り部と

アンカーボルト等の検査です。

検査するのは前回と同じ被りなどになりますが

前回と違うのはアンカーボルトの施工検査です。

アンカーボルトは基礎と土台を緊結するために

必要な金物で、コンクリート打設前に設置しておくことが

通常化していると思いますが、未だに田植えする

業者も居ると聞きます。

(アンカーボルトの)「田植え」とは、文字通り

コンクリートを打ってから固まりかけている

コンクリートをツンツンして埋めていく方法です。

コンクリートは打設後直ぐに硬化を始めます。

硬化を始めている所をツンツンするなんて

ナンセンスです。

そのため、田植えは禁止せざるを得ません。

又、折角プレカットで土台を継ぐ位置が

予め分かっているのに、それも無視して適当に

アンカーボルトを植えられてしまうと、全ての意味が

無くなるのでありえない、としか言えませんので

図面にも、「田植え禁止」と書き込みを入れています。

それでも、田植えをする業者が居ると聞きますから

初めての業者の場合は注意して監理に当たることになります。

幸い、今回の業者さんはとても仕事が丁寧で

疑問点があれば、何度も質問の電話がありました。

分からなかったので適当にやっておきました、などと

現場で言われるとうんざりすることもあるのですが

誠実さが伝わる業者さんで良かったです。

アンカーボルト検査

2017.11.20

秋を飛び越して冬になってしまいましたね。

寒さで凍えそうですが、外で働く職人さんはもっと寒い。

そんなこんなで、先週末は基礎配筋検査でした。

基礎は鉄筋コンクリート造です。

鉄筋コンクリートは人間の骨と筋肉の関係に良く似ています。

さしずめ鉄筋は骨、コンクリートは骨を包む筋肉と言った所です。

鉄筋は文字通り鉄ですので、空気に触れると錆びます。

アルカリ性であるコンクリートで包まれることで、鉄筋の腐食を

防ぐのですが、ある一定以上の肉厚があって初めて

そのような性能を発揮します。

その肉厚のことを「被り(かぶり)」と呼び、コンクリートが

直接土に触れる部分か否かで、被りの厚みは変わります。

土に触れる部分では被りの厚みは多く必要になります。

そのために、基礎底のコンクリートの被りが重要になります。

しかし、一般的には基礎の底は石が敷き詰められ、それを

均しただけの状態のため、凹凸が多くなります。

そのためAのポイントとBのポイントでは、コンクリート下端の

被り厚さが違ってきます。

こうなってしまうと、何を基準に下端の被り厚さを判断すれば

いいのか分からなくなります。

そのために、私共では基礎のコンクリートを打つよりも更に下に

「捨てコンクリート」と呼ぶ下地となるコンクリートを打って貰っています。

しかも基礎のほぼ全面にです。

全面に捨てコンクリートを打つ現場は少ないようで、

基礎屋さんからは少し疎まれますが、慣れればこれが普通になります。

少し基礎の値段は上がりますが、鉄が錆びてコンクリートの劣化が

早まることに比べると知れています。

耐久性を保つための投資とお考え頂きたと思います。

基礎配筋基礎配筋2

2017.11.03

ようやく動き出した「街並みの家」

先日は「遣り方」(やりかた)作業でした。

建築には時々、分かり難い専門用語が

出て来ますが、この「遣り方」も、その一つと

言えるでしょうね。

簡単に説明しますと、紙の上で見るのと違って

更地には水平も垂直も基準になる物が

殆ど何も無い状態です。

そこで、杭や貫板と呼ぶ材料を

建物の大きさよりも少し外側に打ち

正確な建物の位置を出す作業が

「遣り方」と呼ぶ作業です。

建物の周囲に杭をや板を無造作に

打っているように見えますが実は、

ここにはルールがあります。

精密機械があることで随分

手っ取り早く作業は進められます。

アナログな道具だけでは時間も正確さも

もう少し掛かっていた事でしょう。

段取りの都合で、次週より掘り方開始となります。

それにしても雲一つない青空は気持ちいものですね。

遣り方

 

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