芦田成人ブログ

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2018.04.17

格子の内側は、その隙間を通し

光が降り注ぎます。

前回、格子の外側を御紹介しましたが

今回は格子の内側からの眺めです。

木で濾過された光線が和らげられて

室内に降り注ぐ、綺麗な空間と言った印象です。

こうなることを狙っていた訳ですが、

やはり現場を確認してこそ納得できると言うものです。

 

格子の内側格子の内側2

2018.04.12

さて、新築現場も完成に向けてまっしぐらですが

リノベーションの設計では高さをどう読むか

は、かなり勘所になります。

クロスの貼り替え程度でしたら、天井高さは

変わりませんよね。

しかし、一旦スケルトン状態にまでするような

規模の工事では見えない部分を如何に読むか

かなり悩む所です。

一応、現場で採寸した寸法はあるのですが

天井裏の見えない部分や床組など

自分だったら、こうするけども、この当時なら

もしかしたら、こうなっているかも知れない。

そんな勘繰りをしながら、多少勘繰りが外れても

大丈夫なように設計に幅を持たせます。

詰めの作業はあくまでも現場で決定することになりますが

外観のデザインに影響を与えるような個所は悩みますね。

と言う訳で、図面も一つの図面を完成させて次の図面と言う

順には進めず、あれこれ描き進めながら、同時進行と言う感じです。

新築図面の進め方とは多少工程が変わりますが

出来上がる建物は新築以上の感動を覚えて頂けるようで

ありたいと願っています。

 

2018.04.10

先日、当ブログでも紹介させて頂きました

「街並みの家」の外観の特徴である

格子が付きました。

その狙い通りに、外からは中が見えにくく、

中には十分な陽射しが届き、明るい。

問題なしでした。

1階の格子は、建材の搬入のために

取付はもう少し先になります。

繊細な感じのする細めの格子ですが、

主な目的は目隠しであるため、これでOKなんです。

格子中から見る格子


 

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2018.04.09

住まいづくりにおいて

分からないことって、一杯出てきます。

当然ですよ、初めての住まいづくりなんですから

 

たまに、「ちょっと検討します」と言って

暫く返答がないので、「どうですか?」

とお尋ねすると、「答えが出ないんです」

ということもあります。

現場が進んでいる中で、

こうなると現場の進捗に影響が出ることがあります。

 

答えが出ないのは当然ですよ、現場に任せておけばい

良いことを悩んでおられる場合があります。

 

建築について何も学んでこなかった方が自力で

全て解決しようとしている所に無理がある。

そんなサポートとして私達が機能するんです。

住まい手の立場で最善の策を考えてくれるのも

私達の役割であり、私共が関わるメリットです。

納得出来れば、不安は減ります。

住まいづくり期間中の安心は、

かなり気持ちが楽になれます。

ランドスケープ

 

2018.04.06

住まい手さんの言いなりにはなりません。

と書くと独創性のために、住まい手の考えも

聞かずに、個性やアクの強い、

設計をする人だと思われるかもしれません。

 

只、これまでの実績をご覧頂いても

お分かりのように、決してそのような住まいが

無いことをお分かり頂けると思います。

 

住まい手さんは、住まいづくりに関しては素人です。

我々は24時間365日、常に住まいや建物のことを

360°色んな角度から考えています。

そんな経験値から

思い付きのアイデアや雑誌のきらびやかさに

誤魔化されることなく、建物にとっての最善を

考えるなら、あなたの考えよりも

こうしておく方が絶対に良いですよ

と言うお話は必ずと言っていいほど出てきます。

 

そういう意味での「言いなりにはならない」

なので決して偏屈な芸術家を気取っているのでは

ありません。

 

「街並みの家」も当初、2階にはバルコニーが

欲しいと言うご要望がありました。

しかし、バルコニーの真下は室内であること

雪の降る地域ゆえに、そのような建物を造ってしまうと

長い将来どうなるかは目に見えています。

防水に断熱にと、バルコニーとすることで

漏水の可能性が高まり、建物の寿命も縮めます

コスト高にもなり、旧街道沿いの街並みにも

そぐわない外観が誕生することは明確でした。

 

又、バルコニーを設けることで

吹抜を通じた導光計画(間口が狭く奥行きのある

建物の奥にまで光を届ける計画)が機能しなくなることも

明確でしたので、バルコニーを設けることには

反対させて頂きました。

 

代替案として、ご提案したのが室内のサンルームです。

近畿北部では冬季の気温も低く雪も多いため

洗濯物が中々乾かないことが多く、屋内の

洗濯物干場が重宝します。

そのような目的も持たせ、尚且つ建物の高さを

生かし、上部から光を取り込むことで

採光も確保出来る。

 

そして肝心な洗濯物を外から見えにくくするために

格子で視線を遮ることを考えました。

格子は真正面に立った場合にのみ隙間を通し

中が見えますが、斜めからの視線に対しては

簡単に中は見えません。

 

しかし、その隙間が狭すぎると中が暗くなり

広すぎると目隠し効果が失われます。

その微妙な頃合いを現場でシミュレーションし

格子の太さと間隔を決めました。

夜になって照明を灯すと外から見えてしまいますが

もっとも夜になれば、どの家でもカーテンやスクリーンを

閉めちゃいますよね。

 

そのような意味が込められた、建物ファサードです。

街並みの家外観


 

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現在発刊63号まで進んでいます。

1話完結でお届けしているため、途中から

お読みいただいても全く支障がない内容です。

流行に流されない自然素材の扱い方を熟知した

設計者がお届けする内容です。

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2~3分で出来ますので宜しくお願い致します。

2018.03.24

「街並みの家」の進捗も緩やかに進んでいます。

1階、2階ともに天井貼り作業が始まっています。

通常、私共では新築の場合、1階メインスペースには

天井は貼りません。

しかし、メイン以外の部分については天井を貼ることで

高さに高低が生れ、空間にメリハリがつきます。

又、1階の下屋になる部分は、断熱材が入るために

必然的に天井を貼ることになります。

そんな天井貼り作業、様々な仕上げ材がありますが

やはり本物の材料は迫力がありますね。

写真は、杉板の天井板貼りが始まった部分です。

天井板

2018.03.23

最近、建築相談サイトなどを見ていて

お答えした内容です。

 

高低差がある敷地とは

敷地自体に高低差がある場合と、隣地との高低差がある場合が

考えられます。

今回は後者の隣地との高低差がある敷地ついてです。

高低差は擁壁などを設け安全性を確保する場合が多いのですが

擁壁が古くて擁壁自体の安全性が担保されない場合は

高低差の上にある敷地に建物を建てる場合

擁壁に土圧負担を掛けてしまうと、たちまち

擁壁に何らかの問題が生じることが考えられます。

このような古い既存擁壁に負担を掛けないように

建物を建てようと思う時に、「安息角」と言う言葉が登場します。

安息角とは、擁壁の一番底から水平線に対して30°の角度で

引いた線と水平線がなす角度のことで

この30°に引いた斜めの線よりも基礎が深く埋まっていれば

新たな建物は擁壁に対して負担を及ぼさないと言う

判断になります。

例えば、図のような高低差3.0mある敷地に

基礎深さが35cmの住宅を設ける場合

擁壁から水平に4.7m程離すか、若しくは安息角よりも

基礎底を深くすれば良いことになります。

これは、あくまでも一例に過ぎませんので

他にも色々方法はありますが、前記が一番

コストを抑えられる方法であると思います。

安息角

2018.03.16

先日、ご契約頂きました。

「写真館、リノベーション」のキーワード検索で

トップに画像表示されていたのが

当方が手掛けさせていただいた仕事でした。

これがきっかけとなり、お問合せ頂きました。

今回は近畿を飛び出し、九州は宮崎県で

お仕事をさせて頂きます。

パワースポットのお力を授かれますように

「自然光が美しい写真館 2 ( in  高千穂)」

工事開始は未だ先ですが、

地域で特色ある写真館さんのお力添えと

なれるように、頑張って設計を進めて参ります。

 

2018.03.07

「街並みの家」浄化槽埋設の為に一部足場を撤去したため、

一時的に外観が登場しました。

お住まいのタイトルの由来は又後日、説明させていただきますが

田舎とは言え、旧街道筋沿いの街中の建て込んだ条件で

法律の範囲内で、ほぼ敷地に目一杯建つため

浄化槽を埋設出来る余地も、放流先との関係で

建物の目の前の、ここにしかありません。

ここは普段、住まい手さんの駐車スペースとなります。

そして、掘削された穴を覗き込むと、この地域の地層が

見えました。

赤い土の直ぐ下には粘土層があり、その下には

川砂のような層が見えます。

一番底に見える大きな礫は、浄化槽を埋設するための

補強として入れた物です。

考古学や地理学は全く無知ですが、

普段覗けない地層にも興味が湧きます。

外観掘削穴


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昨年1月より開始し、早1年が過ぎました。

現在59号を数え、現在「木の家にすまう」と言う

タイトルで特集を掲載しています。

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2018.02.28

出来上がってからでは確認の出来ない

部分の確認のために足場を上り

屋根廻りなどをチェック

板金屋さんの素晴らしい仕事を

拝見させていただきました。

角がピシッと出ていてとても

綺麗な仕事をして頂いています。

高窓

室内の照明計画で随分と悩まれている

住まい手さんですが、照明器具1灯で

室内全体を煌々と照らす方式を

一室一灯方式と呼びます。

日本の住まいづくりでは、

未だこの方式が多いのかもしれません。

しかし、この照明計画では必要のない所まで

余分なエネルギーを使って煌々と照らしてしまうため

省エネの観点からも、懐にも無駄が多いのです。

又就寝直前まで、煌々と照らされた照明を

浴びていると、脳内からセロトニンと呼ぶ

興奮ホルモンが分泌されて速やかに

睡眠に移行出来ないと言う情報もあります。

 

ですので私共の照明計画では多灯分散照明と

呼ぶ必要な所に必要な明るさの照明器具を

分散配置するようにしています。

使用する照明器具の種類も

バリエーションが増えますが、いずれも

器具自体の価格もそんなに高い物はありません。

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