芦田成人ブログ

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2017.02.11

やはり降り始めました。

昼間は積もることはありませんでしたが、

夜になり細かい粒の雪です。

明日まで振り続けば、かなりの量に

なっているのではないでしょうか?

昨日の記事では雪は結構重い、

と書きましたが近畿北部の住まいでは、

この重い雪を、わざわざ屋根に留める

ように「雪留め」なる物がついています。

◆「雪留め」って何?

雪留金物

写真が、私共がよく採用するパターンの

雪留めなのですが、

縦はぜ葺きの鋼板の空洞になっている

山を支持金具で挟み込んでいるだけなので

締めれば締める程、どんどん締まっていく

とのことで締め加減が難しいそうです。

又、写真のタイプはL型のアングルで

端から端まで繋がっているため、

雪が下にずれ落ちようとする力も一様に

全体的に掛かるため支持金具自体が

ずれて下がって来やすいとの話も聞きますが、

幸い当方ではずれて落ちてしまった

と言う話は未だ聞いていません。

他に鋼板屋根で、よく見かけるのは

羽根のような物が付いているケースですが

鋼板の山一つに対して一つの羽根が

付くので雪が積もっても、

雪が、ずれ落ちようとする力も分散するため

雪留めもずれ落ちにくいそうです。

見た目の問題は別にしてですが・・・。

瓦屋根には1/6円程度の物が一体成型

された物が付く事が多いですね。

◆雪留の効果は?

雪留めを設けることで、その下にある

カーポートや木などに

直接被害を及ぼし難く出来ます。

隣地が近い場合は、隣地に

直接雪を落し難く出来ます。

玄関など人の出入りが多い個所へ雪が

直接落下し難く出来ます。

◆どの辺りに付けるの?

雪留めを取付ける位置は、出来るだけ

外壁を垂直に延長した辺りよりも

少しだけ屋根の頂上に近い方に

取り付けて貰います。

何故でしょうか?

壁の垂直延長線よりも下に付けると、

下に屋根を受ける材料は垂木しかないので

長時間そこに雪が溜まっていると、

華奢な垂木では、

その重みで垂れ下がる可能性があります。

◆雪留を設けない場合は?

本当に豪雪地帯で雪下ろしの慣習がある

地域では雪下ろしの際に邪魔になる等の

理由で雪留めを設けないそうです。

そして勾配の緩い屋根も長時間屋根に

雪を留める原因になるので雪留めを

設けない方が良いと判断していたのですが、

先日の大雪によって軒樋に被害を

受ける事例が発生しました。

◆雪留めの種類も様々

他にも下のリンク先のような物もあります。

http://blog.takuma-s.net/article/42736679.html

http://holly-tunes.blogspot.jp/2015/02/blog-post_11.html

https://roof-partner.com/%EF%BD%92oof-guard-roof-10373

一番最後のリンク先などは色々勉強になりますね。

積雪による軒樋の被害は

火災保険が使えることもあるようです。

保険の内容をよくご確認下さい。

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■ お知らせ

如何でしたでしょうか、今日のブログ。

近畿では日本海側を中心に明日、明後日と

降り続くとのことです。

最近の降り方は雨にせよ雪にせよ

一極集中型ですよね。

これも温暖化の影響でしょうか?

さて、今年に入り「すまいなんなりと」と題した

無料メルマガを始めています。

私の名前「なりと」を掛けたものです。(^^

ブログでは書かない特集記事を書いていますので

是非、登録してお読みください。

 

現在は「中古住宅を視野に入れる際に気を付けたいこと」

として連載しています。

住まいづくりは幅広い知識が求められます。

只、知識ばかりでは、つまらないので時には

リラックスした内容が必要でしょうね。

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ニックネームでの登録も可能ですよ。

 

2012.11.21

でも、スリガラスの話ではありません。

実はこれ、東大大学院の前准教授の著書に書かれている内容でして、少し興味深かったのでここに取り上げさせていただきました。

ガラス建築が何故、温室になってしまうのか?と言う話で

光には我々の目に見える可視光線と、我々の目には見えない遠赤外線などがあります。

そして熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」の3通りがあって、この内、日射がガラスを通り抜けて室内を暖めるのは「放射」の働きで、

一方、暖まった物は「赤外線」を放出する事でエネルギーを失って冷めようとし、もしガラスがこの赤外線にとって透明なら赤外線はガラスを透過して逃げていくのでガラス建築の内部は直ぐに冷めるはずである、と言う事です。

著書では、実験が紹介されていて、暖かいお茶の入ったペットボトルをサーモカメラで撮影し、暖かいペットボトルから放出される遠赤外線を捉え、真っ赤に映っています。

所が、そのペットボトルの前に透明のガラスをかざしてペットボトルを撮影すると、何とさっき真っ赤に映っていたペットボトルが全く見えなくなり、温度分布の低い事を示す青に写っているのです。(映画、プレデターに追い詰められたシュワちゃんが泥沼に身を隠し泥を身にまとう事でプレデターのサーモアイには見えなくなるあの現象と同じ事がここでも起っています)

つまりガラスは日射のような「目に見える」可視光のエネルギーは取り入れる一方で内側から放射される「目に見えない」赤外線(熱)が出て行くのをシャットアウトしてしまう性質を持つと言うのです。

このために、ガラス建築の中には熱が溜まり温度がどんどん上昇する温室効果が発生すると言うのです。

なるほど、ガラスと言う素材一つにも様々な切り口があります。

私達は中から外の風景や景色の見え方、建物全体とのバランスをどう考えるかと言った事を率先して考えがちですが、別のアングルで物を見ると生理的な現象や物理的な現象も相関している事が分ります。

何よりも忘れてはならないのは、住むための建物なのか?働くため、集うため、鑑賞するための建物であるのか?よく考えてどこにウェイトを置くかの判断を下すと言う事だと思います。

 

 

 

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