芦田成人ブログ

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2016.02.17

壁材の続編をと思いましたが、本日お伺いさせていただきましたので、その感想なども含めてちょっと本編を離れます。

夏の温熱測定は前回、当ウェブサイト 「住まい手の声」のインタビューの際にお伺いさせて頂いていたのですが、いざこの特集を始めようと冬の温熱測定データを探してみた所、無い。

「あれ、何故?」と思ったのですが、そう言えば冬バージョンは未だ引渡し前のオープンハウス時に測定させて頂いてはいましたが、実際に生活を始められてからはデータを取らせて頂いていなかったことに気付き年始に温熱測定のお願いをさせて頂きました。

そして、2月のもっとも寒い時期のジャストタイミングで測定出来ました。結果は未だ吸い上げていないので今後の発表となりますが、今日お伺いしてみてかなり暖かかったので個人的な感想を少し述べてみます。

今日もかなり冷え込みがきつかったのですが、室内は窓際の一番温度の低い所で20℃以上、少し部屋内へ入った所ではプラス1~2℃、「エアコンつけてはるんですか?」と思わず聞いたのですが「何もつけてませんよ」との答え。

え~、何もなしで20℃越えとは凄いとしか言いようがありません。

住まい手さんは写真のインコ(マメルリハと呼ぶ種類だそうです)を飼われていて、南米原産の種類であることから寒すぎると駄目なので温度管理には気をつけられています。そのために部屋のあちらこちらに温度計を置かれていて、一定の温度以下になると鳥かご用のヒーターが作動するようになっているそうで、今日作動していたか否かは分かりませんが室温からすると多分作動していないように思います。
マメルリハ
となると熱源は照明器具と人体から発せられる熱のみとなります。それだけで、室温20℃以上をキープしていると言う事は、やはりこれまでに申し上げた寒さ対策は間違いではなかったことが実証されたことになります。天気が良く日が照ると室内ではもっと薄着で過ごせるとも仰ってました。

もっとも日の射さない北側は、少し様子は違うそうですが、しかしエアコンを付けることも殆どないそうです。

これまでは「(寒さ対策は)どうでしたか?」と聞く側でしたが、私自身が体感したことで今後もより自信を持ってお話出来ます。

マンションや団地再生事例でコンクリート躯体が剥き出しの表情が荒々しくて格好いいと紹介されていたりするのですが、本当にそうでしょうか?よーく考えてみましょう。寒さを我慢して住む家と暖房無しでも快適に冬を過ごせる家。皆さんはどちらに住みたいでしょうか?

2枚目写真は半年点検時のものです。

半年点検時

2016.01.20

少し間が空いてしまい申し訳ございません。

タフな期間を迎えておりますので更新もボチボチになります。

さて、今回は「あたたかな」とは少しかけ離れた話題です。

マンションでは給排水やガスのための配管が床下や時には天井裏に配管されています。

そしてこれらは、専有空間から外に出たり入ったりします。そのためのスペースがパイプスペースと呼ばれる目にする事の無い空間です。

その中には各戸の共通縦管が納まっています。そしてその共通縦管まで排水管には自然に流れるための勾配を必要とするための水平距離が遠くなればなるほど床下に大きなスペースを擁することになります。

新しいマンションではしっかり階高が確保されていますが、古いタイプのマンションでは高さが低いことも多く、そのために床下のスペースを上げると天井高さに影響を及ぼします。

従って、リフォームで水回りを触る場合は、排水のためのパイプスペースがどこにあるのかを確かめる必要があります。(現状の間取りをしっかりご確認下さい)

遠くへ動かし過ぎると計画自体が不可能になる事もありますので、業者さんと良くご相談下さい。無理に遠くへ移動させると詰まりや逆流することもありますのでご注意ください。

2015.02.25

「春よ来い、早く来い」とでも歌いだしそうな陽気が心地よい今日でした。

久々の訪問でしたが、綺麗にお住まいになられていたのはお変わりありませんでした。

今回の工事で唯一、触れなかった玄関ドア、他は内窓を付けて断熱改修も施し、温熱的には快適になりましたが、玄関近辺だけが寒いとの事でした。

マンションンの場合、玄関ドアは基本的に共用部分となり触れない事が多いかと思いますが、マンション全体(管理組合を通し)で断熱仕様のドアに替えて頂くなどの方法が探れないかと言う方向でご検討頂く事となりました。補助金が使えるのかも含めて。

無理なら個別の対応策が必要となりますが、まずは前述の道を模索して頂きます。

工事の段階で愛読家のご主人のために、多くの書籍をおさめるための本棚を設けさせて頂きました。

前回の訪問時に、既に拝見していたのですが、改めてみても、やはりすごい量です。全9段、床へ直置きされている部分を含めると10段。

そして、これだけの重量を支えているこの金物の凄さも感じます。

この金物、当事務所で使っている物をご覧になり、紹介させて頂いた物だったように記憶していますが、数も自由に増やせて動かすことも出来る優れもの、本棚を作るよりもコストの上でもスペースの上でもパフォーマンスは高いと思います。

小さな本屋さんよりも沢山あるのでは? それは言い過ぎか(^^

本棚

2014.03.22

先日のエントリーでは新築についての評価を記しましたが、決してリノベーションは置き去りになっている訳ではありません。

只、リノベーションに関する評価方法が、少なくとも私の中では未だ整っていないのが現状ですが、考えている事は新築と変わりありません。

何故、そこに拘るのか?とある有名な建築家はそんな甘やかした家は駄目だと言いますが、実際に家庭内でのヒートショックなどによって亡くなる方の人数は交通事故で亡くなる人数よりも多い、この現状を踏まえると、命を守るべき建物の中で温度差が原因で亡くなっている、転倒によって亡くなっている訳ではありませんよ。少しでも改善してあげるべきでしょう、又身体を冷やすことは健康面でも良くありません冷えは万病の元、やはり暖かい住まいって必要かと思います。

さて、リノベーションも置き去りにしていないと言う証拠に、住まい手さんが自発的に書かれているブログを紹介させて頂きます。決してお願いしている訳ではありませんが自ら率先して、このようなリポートをして下さっています、本当に有難い事です。 須磨 壱の家マンションリノベーションの住まい手さんブログ → こちら からどうぞ!

ブログ中のレポートで「壱の家」と書かれている方がリノベーション工事をした住まい。(南西向き)

弐の家」と書かれている方は工事前に住まれていた直ぐ近くに建つ別棟の住まい(東南向き)

玄関の室温が壱の家も弐の家も変わらないとあるのは、共用部分である玄関戸は今回の工事でも触れなかったので、その隙間からの漏気や断熱仕様を講じることが出来なかった事が理由と考えています。

宜しければご覧になって下さい。

さて、前置きが長くなりましたが、先日書いたQ値ですが、

それが分かって何になるねん?と言う話ですが

先日の内容では、Q値が小さい事は住まいの暖かさに関係するんだな、と言う事が伝わっていればOKです。

更に、Q値が分かれば本日のお題にあるエアコンを選択する際にも、この数字が生きてきます。

皆さんがエアコンを買う時に何を基準に機種を選択されますか?

殆どの方が部屋の広さ、ではないでしょうか?

「吹抜けがあるので、少し大きめ選んどこか~」若しくは、家電店の店員さんの言うがままになっていませんか?

実はエアコンって数ある暖房器具の中で最もエネルギー効率に優れています。

1のエネルギーを6倍にも7倍にもしてくれる暖房機器なんて他にありません。

発電所でつくられた電気は皆さんの家庭に届くころにはそれが約40%程度にまで落ちています。送電中のエネルギーロスや抵抗によって60%近くが失われていると言う事です。

それを再び100%以上の力に変える能力を持つのがエアコンなのです。勿論、古い物ほど効率が悪いので全てのエアコンにそれだけの能力があるとは言いません。

私が昨年設計させて頂いたお住まいでエアコンの機種選択の際に行ったのは最大冷暖房付加という物を計算しました。(この計算には少し知識と手間が掛かりますので誰でも出来ると言う訳ではありません)

最大冷暖房付加を計算する際に、このQ値が必要になります。

そして、そこで出た数値をエアコンの最大能力に合わせエアコンを選択しています。

結果として部屋の広さよりも小さい表示帖数の機種を選択出来たのですが、それも前記の計算が根拠となっています。

具体的には関東間で25帖+4帖程度の吹抜けを持つ空間でしたが選択した機種は帖数表示で言い換えると18帖程度の能力の物を選択

結果、この冬問題なく過ごせました、とお話を伺っています。

どうですか、店頭で店員の言いなりになって高いエアコンを買わされて、おまけに能力が落ちる無駄に大きな物を手にするのか、賢く選択して適切なスペックを選択しながら省エネにもなる、自ずと進む道は見えると思います。

2014.02.04

昨年末に完成した「須磨 壱の家」(マンションリノベーション)の設計事例写真をUPしました。

2014.01.29

昨年末に完成した「須磨区のマンションリノベーション」

お客様のブログによりますと、なかなかの好成績で快適環境をつくりだしているようです。

最小限の暖房機器で過ごせる冬、羨ましい~!

詳しくは、住まい手さんの ブログ をご覧ください。

 

2013.12.27

「須磨 壱の家」 の住まい手さんのブログを リンク先 に追加させて頂きました。

ダイレクトリンクは こちら から どうぞ!

Book Cafe Na My Home 

2013.12.18

引渡しから1週間が経過した「須磨 壱の家」

オープンハウスの時に、温熱測定も行っていました。

天気予報では丁度、寒くなると言う日でした。

実際、外に出ると風が冷たくはありましたが、幸い日が照り好天。

アメダスデータによると12月7日の神戸では13時~14時に掛けてがその日の最高気温で13℃

当データでは同時間帯には、室温23℃程度と約10℃の温度差でした。

どうせ、暖房つけてたんでしょ?との声が聞こえそうですが、この日は南側のリビングに測定器を設置していたのですが、一度も暖房機器は作動させずに済んでいます。

しかし、同日の見学会終了と同時に測定器を北側の部屋へ移すと、室温は一気に20℃を切り、その後実にゆっくりと14℃程度まで下がっています。

翌日は前日に比して室内でも寒さを感じました。

アメダスデータでは正午ごろに、その日の最高気温11.8℃

測定データでは、北側の寝室で同時刻15~16℃と、やはり南側の直接日が射す部屋に比べると少し寒くなる事が分ります。つまり開口がどの方向を向いているかで、その部屋の室温は大きく変わる事がこの事から理解出来ますね。

 温熱測定

縦軸が温度及び湿度、横軸が時間経過で赤が湿度、青が温度です。

測定開始直後は機器の環境が大きく変わるのでその部分はデータから捨て去り、赤青共に大きくデータが動いている部分(緑囲み部)が測定機器を南側から北側の部屋へ移動させた瞬間になります。

参考までに上図のPDFデータと同アメダスデータを添付します

測定データPDF

20131207神戸(アメダスデータ)

20131208神戸(アメダスデータ)

2013.12.12

先日、「須磨 壱の家」 では引渡し&竣工写真撮影が行われました。

年初に、お問合せを頂いてから約1年、独立後初のマンションリノベーションでした。

プラン上、水周りが問題になる事は始めから周知していましたし、断熱補強は今回の課題の一つでもありました。

そして、住まい手さんの望まれた憧れのカフェのようなインテリアに近づけたかな?とも思います。

毎度毎度、この瞬間は嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになりますが、ここからは住まい手さんにバトンタッチです。

 ダイニング

全体が落ち着いた色で統一されたインテリアです。

ベッドルーム

ベッドルームの間接照明部分は既存の四角い換気ダクトの形を生かしています。

シリアルナンバー

今回のシリアルナンバーは「033」です。

きり番「050」まであと一息、「100」を達成する日はいつ?

2013.12.09

天気予報に反し、思いのほか好天に恵まれた週末でしたが、「須磨 壱の家」では完成見学会が行われました。

ご来場頂きました皆様、ありがとう御座いました。

対応に追われ、ご来場頂いた方々の人数確認は出来ていませんが、両日合わせて少なくとも30組位の方々(もしかしたら40組に達していたかもしれません)にお越しいただきました。

思いのほか、実家が丹波ですとか、丹波で尚且つ旧姓が芦田なんですと言う方もいらっしゃいました。(思わぬ丹波繋がり)で、一気に垣根が取り払われたような感じもしました。

ちょこちょこリフォームを繰り返し総額で、今回の工事と同じくらいの額を使ってるんだけど、それでも気に入らない所も多々あると言う話も伺いましたし、

他に「こんな事が出来るんや!」、「(フライヤーを見て恐る恐る来たんだけども)今日来てみて良かった!」などなど色んなご感想を伺いました。

全く知らない人が主催する見学会ですから、警戒されるのは当然ですが、私共では強引な勧誘もしませんし、しつこい後追い営業もしません。

木の家のメリットデメリットをしっかりお伝えした上で納得してアプローチして下さる方のために全力を尽くす事が、後々の良い関係に繋がる事が分かっていますので、見学会では主にそう言った説明に力を注ぎます。

又、ちょこちょこリフォームをするよりも、暫しの仮住まいが必要かもしれませんが思い切った事をする方が結局、金銭面も含めて納得の行く結果に繋がると思います。

最後に、両日共に快く会場をご提供頂き、又お手伝いまでして下さった住まい手さんに感謝を申し上げ、見学会の報告とさせて頂きます。

 

オープンハウスオープンハウス

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