芦田成人ブログ

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2008.08.30

さて、各地で集中豪雨による被害が報告され、あの暑かった日々が嘘のよう、お盆以降めっきり日差しが遠ざかっているようなそんな日々が続く中、篠山のリフォームも進行中です。

こちらの住まい、元は四つ間取りで南東面には床の間を持つ和室の続き間の外に下屋の縁側を設け、その縁側目一杯に掃き出し窓を設けた典型的なつくりです。

今回のリフォーム工事では、そちら側には手を付けない事となっていますので、工事完了後も姿形が変わることは無いのですが、

このように工事範囲の内装を全て取り除いて、骨組のみの状態にすると良く分るのは、柱が必ずどちらかに傾いていると言う事です。

しかし、これは欠陥工事による物では無く、長年にわたり荷重を受け続けた結果と言えます。年月をかけて少しずつ傾いていきますのでそこで暮らす人にはその傾きは感じられませんが、改めてこのような工事の時に見るとその傾きが良く分ります。

で、柱1本1本がバラバラの方向に傾いているのかと言えば、そうではなく全体的に同じ方向へ傾いている傾向にあります。

それは先に挙げました、窓の多い方向、つまり耐力要素の少ない方向へ少しずつ傾いています。

こちらのお住まいもそのように、縁側の窓が多い方向へ向けて少しずつ傾いています。

本当に建物とは正直にそのような力学的性質を現してくれるものなのですね~。

 

とここまで頻繁に傾きと言う表現をするとまるで、家が潰れてしまうのではと、お感じの方がいらっしゃるかも知れませんが、そこまで酷く傾いている訳ではありませんのであしからず・・・。

 

で、その傾きを直す事は至難の技ですので、その傾きの基準をどのように考えて枠や建具などを納めるかが新築とは違うリフォームの難しさでもあります。

建物は正直

 

2008.08.29

夏の気配も姿を潜め、秋へと移り変わるのか?とも思えるような感じですね。

3つの現場可動、そして又一つ一時中断していたお話が復活しそうな、お盆を境に秋以降も何だか慌しそうです。少し無理をしてお盆期間中に仕事を進めておいて正解だったなあと今思えば、ほっとしております。

それにしても変な天気ですね~。すかっと晴れ空が待ち遠しいそんな1週間でしたが

各現場も進行中です。

「丹後町の家」断熱材の施工中です。今回使用したのはパーフェクトバリアと言うペットボトルのリサイクル品。ペットボトルのリサイクルといえばフリースですね。家が暖かいフリースジャケットを着ているようなそんなイメージ?

粗雑な言い方すれば、まさにそのような感じです。

見た目も、さわり心地も綿のような感じです。現場に布団綿が置いてあるの?とでも言える様な光景で大工さんにはチクチクしない感触が好評のようです。

以前は断熱材の部分のみで販売されていましたが、やはり施工性が悪いのに気付いたのか、現場の声を製品性能にフィードバックした結果かは分りませんが耳が付きました。

断熱材に薄いシート状の繊維が貼り付けられているだけですがこのシート状の部分を木部に留めていくことで施工性がUPと言った狙いのようですが、現場の職人さん曰く、シートの貼り方が未だ完全でないとの事です。

このような繊維系の断熱材の場合、いかに隙間をつくらずにきっちり納められるかがポイント。コンセントやスイッチボックスが取り付く部分の周り、換気ダクトの周りや構造金物周囲、こんな所が重点的なチェック個所でしょうね。

断熱材

 

さて、フローリングも搬入されましたので、監督さんと1枚1枚仕分けをしました。

大まかに分けて上中下の3段階に

仕分

 

いずれも同じ等級の物ですが、それでも1枚1枚に顔が違い、節が多い物少ない物、大きい物、小さい物、木目の流れが綺麗な物、そうでない物、色の白い物、赤身が多い物、一つ一つ違う所は人と同じ

木は奥が深いと言われる所以でしょう。

そして樹種によってもちょっとずつ、その香りは違うのですよ。

杉、柔らかなふわっとした感じ

桧、かなり独特の香りですが決して悪いものではありません。

地松、食欲をそそるようなおいしい香り

香りを文字で表現するのは難しいのですが、私個人の感覚ではそんな感じかなあ~。

 

2008.08.23

あっという間に週末。

オリンピックも残す所あと僅か、色んな意見も飛び交いますが、みんな一生懸命にやっているのは確かです。世界のヒノキ舞台で完璧なパフォーマンスが出来れば最高ですが中々そうもいかないのがスポーツの世界です、良い結果が残せた選手、そうでなかった選手、終わってしまえば、その経験を次に生かす事が大事だと思います。

そんなあっという間の1週間、現場も進んでいます。

木曜日、丹後の家も工事は進んでいます。

しかし、いくら温暖化といえども季節は上手く出来ています。お盆を過ぎればあの穏やかだった海の景色は一変し、強い風と共に白波が打ち寄せる海岸、この風が冬に向けてどんどん強くなっていくようで、前日には海水浴客が流されて行方不明者が出たとかで目の前の空には捜索のヘリコプターが海面近くまで低空飛行していました。

その後、どうなったのでしょうか?

物見塔

 

写真はこの住まいの物見台ならぬパントリーとその上部に設けたロフト部分です。天井の高さを生かした物見台は海に向けた最高の場になればと言うねらいです。

具体的な形になるまではもう少し工事の進行が必要ですね。

 

さて、変わって金曜日は篠山のリフォーム。大工さんが4人も入りハイピッチで進んでいます。

一通りの解体も終わり、予想外の部分が出ています。

下写真がその一例ですが、解体して見ると、今回のリフォーム以前にも、途中で一度リフォームされていたようで、恐らくその時の工事でそのようになってしまったと思われるのですが、土台の上に柱が乗っかっている状態ではなく基礎のブロックの上に柱が置いてあるだけ、もし地震等の大きな力で柱がブロックから外れると家ごと壊れてもおかしくないような状態の工事がされていましたので、それらの柱は今回一旦全部取り除いてもらいました。

宙ぶらりん

 

で上写真がその状態です。

見ていても何だか不安定で屋根だけが宙ぶらりんで浮いているような不思議な状態に見えます。

実は、今現在は写真真ん中に写っている細い棒でつっぱているだけなのです。

で今回はちゃんと土台を入れて柱も入れこれらの状態をちゃんとしようとなったのですが、写真で見ていても不安定で恐いです。

さてさて、こちらも現場のピッチに合わせての指示図面の進行を急がねば・・・。

 

2008.08.20

空が避けたように縦に鮮明な稲光、おお~恐とつぶやきながら、雨も激しくなりやがてフロントガラス越しの視界も不良となる。

ゆっくりと慎重に車を進めるうちに、やがて雨も小降りとなったが、道路工事中で信号機も点灯されていないためにガードマンの手旗に従い交差点を進行する事になった。

あの激しい雷雨の中、この人たちはレインコートも着ずに、ご苦労様ですと感謝の念を残し現場に到着。

現場ではこれまた職人さんたちが埃まみれになって頑張ってくれていた。

ようやく、リフォーム部分の骨組みも現れ、問題点も明らかになりつつあると共に完成の形が想像出来るようにもなった。

今回のリフォームでは東西の間を繋ぎ、一体のLDK空間をつくり、光りと風を通そうと言う目論見があり、何とかその通りいけそうだ。

解体2日目2

 

但し、問題点も明らかになった。

解体2日目

 

上の写真の柱、どう思われますか?

今にも折れそうでしょ!

天井と壁の取り合いの部分に回り縁と言うものが取り付けられるのですが、それを取り付ける為に柱が大きく欠き込まれ、残っている柱は僅か、これで上の荷重を支えているのですから、ちょっと怖いです。

柱がこのように傷められるのは何も回り縁が付く時だけではありません。

柱に梁が組み合わされる場合も柱の仕口(しぐち)と言われる部分は大きく欠き込まれます。色んな方向から梁が取り付く部屋の真ん中にあるような柱の場合は、沢山穴を開けられたり、ノミで掘られたりと随分と木が傷め付けられ、残っているのはほんの僅かと言ったことさえあるのです。

そして、そのような部分が構造的な欠陥となり大きな地震等によってその部分に大きな力が加わると折れると言った事例も報告されているようです。

部屋の真ん中にある大黒柱が他の柱よりも太いのは単なる象徴的な意味合いに加え、上記のような構造的な脆弱さを補うと言う構造的な意味合いも含んでいると思います。

 

それらのような欠陥を生まないような工夫も建てる前の設計の段階で充分に検討しておく必要があります。

 

2008.08.18

リフォーム工事の始まり、始まり~!

と言う事で、お盆明け1発目は「篠山のリフォーム」工事が始まりました。

リフォームの場合はいきなり本工事が始まるわけではなく、まずは解体工事からとなりますので、住みながらのリフォームの場合は、工事部分とは別に生活スペースが確保出来るのか?もしくは仮住まいが必要なのか?と言った事も考えておかなければなりません。

今回の場合、住まい手の生活のベースとなる住まいは元々別のところにあり、住み手の居なくなった御実家のリフォーム。

ゆくゆくは完全移住の計画でおまけに離れもあり、工事中の住まいの心配は無用。

さて、解体が始まると住まいの骨組みもあらわになり、ねらい通りのリフォームが出来るかと確認にやっきとなっておりました。

そんな中、面白い物も発見できました。

リフォーム

 

薪でお風呂を炊いていた頃の覗き口、上写真が炊き場側

リフォーム2

 

そして、こちらはお風呂の中からの1枚

「ちょっと、ぬるいからもうちょっと薪くべて~」って言っていたかどうかは分りませんが、そのような光景が頭に浮かんでくるような可愛い覗き口です。

こんな可愛い覗き口、ちょっと好きです。

 

そして、今度は天井を剥がしてみると、

次に出てきたのは

リフォーム3

 

「がいし」と言う陶器で出来た電気配線を固定する器具。

レトロな雰囲気がいいですね。

開けてみなければ、分らない所が、リフォームの醍醐味でもあり、難しい所でもあります。

時には臨機応変な対応も求められますが、住まい手の楽しみも、充分に伝わってきますので、頭を絞って良いリフォームとなるように頑張らなければ!

 

さて、姫路の方も確認書を交付して貰えそうなので、こちらも頑張らなければ!

 

2008.08.14

お盆休み中と言う事で少しやわらかめのタイトル

話題作にあやかってみました。

新規案件、神戸市北区の市街化調整区域での建築計画のため市での事前の打合せを重ねております。

う~ん、もう一息。

その後、国道2号で姫路へ移動。

お盆期間中とあって一部区間は渋滞。そんな止まったり走ったりの車中から「崖の上のぽにょ」ならぬ「崖の上のいえ」を1枚

崖の上の

 

遠藤秀平氏設計の住まいですね。急傾斜地の僅かに残された平坦な場所にへばりつくように建てられた住まいは、ど根性を感じますね。

さて姫路での仕事も追え帰路、北の空にはムクムクと厚い雲が集まり始めていました。

崖の上の2

 

夏の雲だな~などと感心しながらのお盆休み前の1日でした。

 

2008.08.12

久々に登ってみました。

青垣町の岩屋山、ここはパラグライダーのメッカとも言える場所でシーズン中はかなりの方々がここから飛んでいます。

しかし真夏の現在は観光で登ってこられたと思える軽装の方が数組いらっしゃるだけでしたが、それでも1つぽっかり空に浮かぶパラグライダーがありました。

見た目には気持ち良さそうですが、気流を見極め上手く風に乗らないととんでもない方向へ流される事もあるようです。

数年前にここから飛び立った方が上手くパラが開かずに落下し木の枝に引っかかるアクシデントを目の当たりにした事もあり、個人的にはちょっと遠慮しときたいスポーツですが・・・。

それでもぽっかり、空に浮かぶ雲や眼下に広がる田畑の風景や街並みを見ていると天下人になったようなそんな気分でもあります。

空

 

空2

 

下の写真の真ん中辺りに、パラグライダーが飛んでいます。

 

お盆休みですね~、当事務所も 8/14~8/17 までの間、お盆休みと致します。

皆様も充分に充電して下さいね。

 

2008.08.08

今日は「丹後町の家」の現場定例会議

さてさて、構造用金物が大方取り付けられましたので1箇所ずつ確認、数個所の未施工部分はありましたが大した事も無くお昼過ぎに打合せと確認も済み帰路に

毎回ここへ来ると、景色の綺麗さの誘惑と真っ直ぐに帰ろうと言う気持ちの葛藤に悩まされながら、時には少し大回りしてこのように景色を写しながら、遠路を楽しんでおります。

風景

 

風景2

 

風景3

 

でも一番下の写真の右下には色んな漂着物が打ち上げられ、景色を汚しています。

海水浴客、観光客の捨てたゴミらしきもの、いっぱい溜まって残念です。

 

2008.08.05

今日は「篠山のリフォーム」の工事請負契約

ギャラリーの増築を含めた水周りやLDKスペースの一体化によってさてさて、どのように変わっていくのか、ビフォー写真はばっちりおさえましたので、完成後の分はプロにお任せするとしまして

戻ってみると「姫路的形の家」の仮受付の是正内容がFAXされておりました。こちらも大きな問題は無さそうですが、審査機関の方、書類の書き方の細かい所まで良く見ていますね~。どちらかと言うと図面内容よりもチェック項目は書類の記入方法に関してが殆どです。

最も、住宅クラスでは審査すべき内容が専らその部分になってしまうのかも知れませんが・・・。

 

さてさて、そんなこんなでお盆が明けるといよいよ年末へ向けて忙しさも加速していきそうな雰囲気です。

 

メダカ2

 

写真は記事とは全く関係の無く、屋外に置いた火鉢に暮らすメダカです。

ボウフラ予防の為に川で捕って来たのですが、ハスの光合成でエアーを送らなくてもかなり長生き、指を入れると警戒感無く近寄ってきて何だか可愛いものです。

 

2008.08.04

先日、今年4月に竣工した「sideriver ~もう一つの川・余暇を楽しむ家~」の住まい手からお招きいただき、この住まいのメインテーマの一つでもありました、加古川花火大会を堪能させて頂きました。

加古川祭りの最終日を締めくくると言うこの花火大会には25万人にも及ぶ人手があったとかで、住まいの中から眺める河川敷には人の波が絶えることなく夕方5時には交通規制がかけられる厳しい警備体制で、少し早めにお伺いしておりました。

事前に寄ったニッケパークタウンの駐車場では、花火大会の為にこの駐車場へ停めた場合3時間以上出庫に時間がかかる事もあると言ったビラも配られ、改めてこのイベントの凄さに驚かせれました。

花火3

 

花火4

 

花火7

 

花火9

 

花火10

 

住まいのバルコニーは特等席。皆さんで鑑賞です。

計画段階でバルコニー広げておいてよかった~って感じでゆったりと鑑賞させて頂きましたよ。

花火が終わっても人波が直ぐに途絶える事は無く厳しい警備の中、皆さん行儀良く並んで駅までの道を歩かれていましたが河川敷に停められた車も多く、それらの出庫が収まるまでは1時間以上もの時間を擁しました。

床の柿渋も程よく赤味を増し、なかなかいい感じに落ち着き始めていました。

次は半年点検で、又お邪魔しますね。有難うございました。(^^)

あ~楽しかった!

 

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