芦田成人ブログ

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2008.09.30

篠山のリフォームも10月に入るとラストスパート

内部外部、沢山の検討事項も残っていて、ますますバタバタですが

さて増築される土間ギャラリーの出入り口付近もその一つ。

完全に外部の庭園石と化していた石臼。

実はこのリフォームに取り掛かるまで、その消息が不明になっていたのだそうです。

庭に伏せて置いてあった為に、それが石臼だとは思っておられなかったようで、珍しい形をした丸い石と思っておられたそうです。

所が今回のリフォームにあたり、外構の一部も触る事となった為にその丸い石と思っていた物を動かしてひっくり返してみた所、石臼だったと言う事で

さて、これを何かに使えないかと言う事で丁度、懸案事項になっていた手水鉢の候補と相成った訳ですが、写真のように実際の場所に置いてシミュレーションしてみた所

手水鉢

残難ながら、住まい手のお眼鏡には叶わず違う物を探す事となりました。

うーん、残念!

土間にはタイルが張られて写真とは又違った仕上がりにはなりますが、さて又何か探さなくてはなりませんね。

 

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2008.09.26

以前エントリーしました「♪ ポケットの中には」の続き

その時には、ビスケットと言う材料を紹介しましたが、その時の説明では言葉のみで具体的な使い方を説明していましたので、業界人以外の方には少し分り辛かったかなあと思い補足的な意味合いと

丁度現場もその部分が綺麗に納まっていましたので、写真入で紹介です。

ビスケット4

 

こんな枠を納めるのにビスケットを使っています。

分り難いですか?

じゃあ、もう少し下がって全景を

ビスケット3

 

「♪ ポケットの中には」の時のエントリーも一緒にご覧いただけますと分りやすいかと思います。

で、このタイトルとビスケットの関係、♪ までつけていますのでご存知の方も多いと思います。

「♪ ポケットの中にはビスケットが一つ・・・」 と言う歌にあやかってのタイトルでした。

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2008.09.24

休日を挟み、あちこちの現場を動いています。

「姫路的形の家」は10月5日の棟上げも決まり基礎工事も終盤です。2回目の基礎コンクリート打設前にアンカーボルトの据付を確認。

天気予報では時間が遅くなるほど悪くなるとの事でしたので朝一番で現場へ直行、幸い行き道降っていた雨も、検査中はあがってくれていました。ラッキー、と言うか自分には晴れパワーがあるのかも?と変な自信をもってしまいました。

それを証拠に、検査後に行われた住まい手との打ち合わせ中はずっと大雨が降ってましたから。

現場あれこれ3

 

休日の明けの今日、2件の現場で打ち合わせ。

「篠山のリフォーム」では4人居た大工さんも他の現場の都合で、1人になったり2人になったりで少しスピードダウン。まあスケジュール的にも先が見えてきたので大丈夫でしょう。

現場あれこれ2

 

写真は引き込み戸の戸袋の中の壁、写真のように先に枠を組んでシナベニヤを貼ってから建て起こす手順です。

午後からは先週解体が始まったばかりの「山東町のリフォーム」現場へ

こちらも大工さん1人です。解体時にあれだけ大勢居た職人さんの賑やかさから比べると少し寂しい感じもしますが、これからじっくり、しかしスピードも上げながら進みます。

床の大引き、根太が敷かれました。

現場あれこれ

 

今週も、まだ動きます。

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2008.09.20

先日より、又一つリフォーム工事が始まりました。

丹波のお隣、山東町で介護改修も兼ねたリフォームです。

曲がりくねったプランを正して真っ直ぐに使いやすく機能的につなげます。

解体初日の昨日、現在では使われなくなっている設備機器の前で、住まい手の当時のエピソードを伺ったりして、沢山想い出が詰まった物なんだなあ、などと関心しながらの立会いでした。

冬本番を迎えるまでの短期集中型の工事となりそうです。

思い出

 

当時、発売したての温水循環式の暖房機を3台採用されたんだそうです。しかし温水管は鉄管で錆が出て赤い水が出たとかで、大変だったようです。

思い出2

 

キッチン側とその対面との、両方から使える、造り付けの水屋。

これと同じ両面から使える水屋を以前、京都の聴竹居を見学させて頂いた折に拝見したのを思い出しました。こう言った、ちょっとした設えが心憎いですよね。

思い出3

 

天井が剥がされ構造体が現れました。しっかりとした骨組みが健在でした。

午後からは篠山のリフォーム現場に移動、こちらもあと一息です。

こちらの写真は又後日。

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2008.09.17

てっきり中国上陸かと思っていましたが、手のひらを返したように急に東向きの進路を取り始めた、台風13号。

日本列島直撃?だけは勘弁願いたいものです。

そんな中、先日は「姫路的形の家」の選木作業で神戸まで

ウチで設計した家は木が綺麗だなあ、なんて仰って頂ける場合があります。

でも、特別に良い木ばかりを指定しているわけではなく、1等材と言う等級の並材が殆どです。

でも綺麗に見えるにはそれなりに下ごしらえをしているから他なりません。

柱、梁、フローリング、など全て同じ1等材であっても1枚1枚全部表情が違います。

それら全ての表情をよーく見て、どこに使ってあげようかと言う仕分けの下作業をしているからなのです。

大工さんにお任せではなく、設計者自らが動く事、現場と共通の認識や言語をもって監理にあたる事、それこそが、木が綺麗に生きた家づくりに繋がっていくのでは、と思います。

 

選木1

 

全ての材料に1通り目を通し上、並、下の3段階に仕分けした後、上材から行き場所を決める番付けを打つ

選木2

 

番付けを打ち終えた柱材の一部

 

手の込んだ料理同様、下ごしらえが出来上がりを左右します。

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2008.09.15

先日、新規案件の打合せで伺いましたお宅で、目に留まった書について伺いました。

見たり聞いたり、読んだりされて、ありがたいお言葉や印象に残ったと言う詩や文を、ご自分の書で綴られた書集を頂きました。

心に響く良い内容が沢山あります。

最初は少し文学的に

書

 

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2008.09.13

今週も毎日のようにあちらこちらで打合せを繰り返しております。

来週から、一時ストップしていましたリフォーム工事が開始され稼動中の現場が計4つとなりますので、ブログの更新頻度も低下しておりますがお許し下さいね。

さて、今回は現場からのお菓子ネタ?

ではなく、現場で使われている材料を一つ紹介します。

殆どの方は材料の内部に隠蔽される物ですので見る事が無いとは思いますが

「ビスケット」と呼ばれる物です。

ビスケット

 

板と板、木と木などを組み合わせる場合に、板の乾燥に伴う動きによって目違いと言う現象を起こさないように2枚目写真のように木の小口部分に差し込んで使用される物です。

ビスケット2

 

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2008.09.09

少し、日にちが経過しましたが先週土曜日から「姫路的形の家」の工事が始まりました。

初回の見積もりで、ばっちり予算内におさまり、常々希望されていた蓄熱暖房の追加まで出来ると言ったサプライズ付きと稀なケースですが、何よりも竣工に向け前進し始めました。

地盤調査の結果、補強工事も不要と幸いな事続きで、掘り方開始となった訳です。

遣り方と言って敷地周囲に水杭や貫板などの木を張り巡らす手順は省き、いきなり掘り始め。

この場合は、捨てコンクリートの上に基礎の型枠の基準となる墨を出す事になるのですが、この方法を採用されている工務店さん、他にも何社かありますね。

掘り方1

 

同時に道路のアスファルト舗装をめくって公共下水管と宅地内の排水桝を繋ぐ仕事も進められていました。ちょっとした仕事に見えますが深さにして2.0mくらい掘らないと道路内の公共下水管は出てきませんのでかなりの重労働と見えて作業員は4人ほどいらっしゃいました。

休憩時間中に興味深そうに住まい手のお子様共々作業された穴を覗いていると、特別サービスやと言って掘り方2一人の作業員のおじさんが、重機に乗ってもいいよと言ってもらったので

 

ご覧のようにお子様は楽しげにレバーを動かしてみたりしていました。

でも大丈夫、ちゃんとキーは抜いてありましたので

こんな風にして色んな職人さんが住まいづくりには関わっています。

作業される方の一人一人の思いがこれから、徐々に住まいを形作ってくれますよ。

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2008.09.05

今週も確実に前進しています「丹後町の家」サブタイトルを「海を眺める家」と付けさせていただいているのですが、ここらでそろそろその海と建物との関係を紹介させて頂きます。

海との関係

 

画面右に写っているのが今回の建物、道路を挟んで直ぐ目の前に海

この地域の方々の生活には常に海があり、その恩恵を受けたり、時には自然の脅威を感じたりする事もあるそうです。

しかし住まいに居ながら脅威を感じるのは不快ですから、出来る限りその海を楽しんでいただけるように海の見え方を様々に変えてみました。

パブリックなスペースから望む海はその雄大さを感じていただけるように、そしてプライベートゾーンからは海とその向こうに見える半島状の山も借景となるようにサッシの形状や取付位置に変化を与え、座する姿勢、寝転ぶ姿勢など低めの目線で、部屋と景色との関係を考えています。

窓は単に付ければ言いと言うものではなく、明るければそれで良いと言うものでもないと思います。

部屋の目的や用途に応じ、適切な明るさで落ち着く感じと言うのも大切な事です。

同じ海でも、その見方は一つではなく、様々な角度から生活の中にある海を存分に楽しんで頂ければと言う思いで、今回の計画をご提案した次第です。

 

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2008.09.01

前回のエントリーにも、やや符合しますが、今回のリフォームの見所の一部には、元あった柱をそのまま生かそうと言う試みを企てている部分が数箇所ありますが、

前回にも出た柱の傾きがその仕上がりを左右しかねないために、現場ではああしよう、こうしようと議論がされるのですが、その案の中には柱を傾いている側だけ削って、反対側は傾きに従って、木の貼り物をして真っ直ぐに見せようと言うものでした。

しかし、そこで僕の頭の中に浮かんできたのは柱の細長比(ほそながひ)と言うもの。(音読みしてさいちょうひ、って言う人もいます)

細長比とは、細くて長い物は荷重などによって簡単にぽきっと折れてしまう傾向にある為に、柱の長さに対して、その太さに制限を与えようと言うものです。

マッチ棒って簡単に折れますよね。家の柱があれでは困るんですよ。

ちなみに細長比とは

細長比=座屈長さ÷断面二次半径

と言った難しい公式で表されますが、これ主に鉄骨を設計する際に用いられる公式で

木造の場合は、建築基準法の中に柱の長さに対して、ある値で割った数値以上の柱の太さが必要と謳われています。

普段、新築などで設計している場合には納まり上の都合などで、たまに4寸角(12センチ角)よりも細い柱を使いたいなあと思う事があるのですが、そんな時にいつも頭に浮かぶのは、細くして細長比、大丈夫かな?と言う事です。

ですので、必ずそれは、チェックしてますよ。

 

話がそれましたが、この現場で柱を削ってしまうと、細長比がアウトとなりますので、違う方法で対応していただく事になりました。

水平垂直感に若干、違和感があるかも知れませんが、性能をおろそかには出来ませんので全体でバランスを取る事にし、上手く納まる事を期待しましょう!

細長比

 

さて、現場はさておき明日まで住まい手の奥様が、大阪で絵画のグループ展をされているとの事で、道頓堀まで行って来ました。

がけっぷち

 

タイトルは「がけっプチ」と言う事ですが、何故このタイトルにされたのかは聞けていませんでしたので、又今度聞いておかなくては・・・。

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