芦田成人ブログ

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2009.08.31

民主、圧勝で明けた8月31日。

何と言っても、今日はこの話題でしょう。

日本の政(まつりごと)もいよいよ、チェンジなんですね。

直ぐには結果は出ないでしょうけども、良い方向に動いてくれる事を期待しております。

さて、そんなこんなで、すっかり季節もチェンジしたのか、半袖ではもう寒い、ここ丹波の夏から秋です。

このブログ、否ウチの事務所も少しずつチェンジしていきます。

そこで、第1段として思いっきり変化球の料理ネタなんてUPしようと思ったのですが、写真ボケボケなので、今回は見送ります。

豚キムチ作りました。実は冷蔵庫の残り物で料理するの、結構得意なんですよ。(多分、いやきっと)

別に隠していた訳ではありませんが、ここで紹介するまでもないか~と思い、今まで一度もUPしていませんでしたが、でも良く考えてみるとキッチン周りの事って生活に直結しますもんね~。

て事で、暫く増えていなかったカテゴリーも一つ増えそうです。

所で、現場の方ですが

「2世帯3動線のリフォーム」も足繁く現場に通っておりますが牛歩な進行です。少しペースアップして頂かないといけませんね。

 

マツリゴト

 

手前は親世帯の主寝室、そして間仕切りの向こう側は書斎。

なんか壁にボードを張っていないこの状態も結構綺麗です。

さて、ここが終われば次はいよいよキッチンそして、子世帯部分へと移ります。

 

マツリゴト2

 

で、こちらの写真、何だか分ります?

田舎では良く見る光景です。

もう収穫の秋なんです。早いでしょ~。

稲を刈って脱穀し籾殻を吹き飛ばし、吹き飛ばされた籾殻が青い袋にどんどん送り込まれているそんな作業風景です。

殆どの作業を機械がやってくれるそうなんですが、それでも人手が必要な部分もあり、機械に付きっ切りでないといけないようです。

日照不足が心配された今年ですが後半は比較的好天の日が多かったために収穫は平年並みだそうです。

先日のニュースでも収穫は平年並みと言ってましたので、又輸入米出回るの?と心配したほどでもないのかな?

 

さてさて、秋本番になると、今度は地域の祭り事(まつりごと)ですね。

 

と落ちがついたところで、今日はこの辺で・・・。

2009.08.28

ようやく「つながる(家)」の概算見積り図面を渡し、概算見積り作業に入ってもらう事になった。

さて、どうなるのでしょうか?

で、奥様にオーダーメードで図面を入れる手提げバッグを作っていただきました。

ご存知の方もいらっしゃいますが、とにかくウチの事務所は図面が多い。

新築の場合、100枚前後なんて事もざらで、それが図面の束になると、とにかく図面が重たいんです。

この重たい図面を毎回、紙袋に入れて持ち運びするので、1現場が終わる頃には紙袋の底が破け始め、いつ底が抜けてもおかしくない状態でヒヤヒヤしながら切り抜けていたのですが、

A3サイズを折り曲げずに入れられるカバンなんてざらには無い。

そこで、今回奥様がバッグや小物を作っていらっしゃると聞き、オーダーメードで作っていただきました。

何でも、手に持った時に引きずらないか、ご主人がモデルとなってシミュレーションして頂いたと言う事で、長さもバッチリです。

オーダーメイド

 

A3ファイル3冊が入るようにとリクエストさせて頂きましたが、まだまだ余裕のマチ幅で、サイドポケットはA4ファイルが入り、中ポケット付きです。

写真の発色がよくありませんが、実際の色はもっと濃い紺色です。

数ある生地色の中から紺を選択しました。ポケットにはポイントで渋めのオレンジのライン加工をしてもらっていてポケットの口もばっちり分ります。

しっかりとした厚手の生地は、パラフィン加工されているとの事で次第に馴染んでくるそうです。

オーダーメイド2

 

ご覧のように、現在稼働中の3物件分の図面をいれても未だ余裕です。

オーダーメイド3

 

中ポケットもオレンジのライン加工(中ポケットは便利そうなので嬉しいサプライズでした!)

さて、これで底が抜けるのは気にせずに持ち運び出来ますよ~!

カバンが馴染んでくる頃には、いよいよ工事開始ですね!

待ち遠しい~ですね。

そんな奥様のブログにリンクさせて頂きます。

Sette  Campana

お気に入りの小物が見つかるかもしれませんよ。

2009.08.26

ちょっと気になった記事から

本日の建築系情報サイト ケンプラッツ に少し耳慣れない言葉があり、目を通してみました。

「直下率」と言う言葉です。

直下率とはすなわち、木造住宅において1階と2階にあるそれぞれの柱がどれくらい平面的に同じ位置にあるかを示す割合の事を指すようです。

と言葉で説明しても分り難いので少し、稚拙ながらラフな図を描いてみました。

直下率1

 

上の図では梁を挟んで1階と2階では、同じ位置に柱があります。しかしこの状態でも柱や梁は建物自体の荷重(固定荷重)と屋根に乗る瓦や、壁の重み、中に入る荷物や人tの重みを(積載荷重)を支えていますので小さな梁材を使っていると、長い期間の間に梁自体がたわんでくる可能性もあります。

直下率2

 

次にこの直下率で問題となっているのがこのように、上下の階で柱の位置が違う場合です。この場合は前述の荷重以外に柱自体によって梁に荷重をかけているので前者の図よりも梁は余計にたわみやすくなる訳なんですよね。

建築系の方には簡単な事なんですが、ここまで図にすると一般の方にもその違いって分って頂けるのではないかと思います。

でその直下率が低下するって事は1軒の建物で後者の図の個所の割合が高くなっていると言うことなのですが、その割合が50%を下回ると事故の発生確率が高くなっていると言うデータが紹介されているのですが、

 

このようになるパターンって容易に想像できます。

柱の無い広い空間の1階リビングの上階に小さな個室を配置するような場合

田の字型平面の間取りの上階に田の字では無い間取りが乗る場合

など数えればきりがありませんが

 

厳しい意見を述べますと

直下率のチェック云々よりもまず、意匠設計者であっても木造の設計をするなら伏図を描けと言いたいのが正直な気持ちです。

伏せ図を描くということは必然的に材料をどこで継ぐからその下には必ず柱が必要と言う事が判明するはずですし、それが無理ならどうしようか別の方法を考えなければならなくなります。

又、描き方次第で1枚の伏せ図に上下階の柱の位置をプロット出来るようになるので、必然的に直下率が上がって来るようにように思うのですが

木造在来工法の長所に間取りの自由度と言うのがありますが、何を履き違えているのか自由すぎて成立していないプランと言うのもあるようですし、なによりも伏せ図はプレカット図任せと言う意匠設計者の多い風潮がこのような事態を招いていると思えます。

今現在、4号特例の廃止がそこまで迫っている状況でさて、これに対応するにはそのような意識の改革が必要なのでしょう。

4号特例とは、木造住宅の大半がそれに該当していて、建築確認申請時に構造の審査が省略されると言う特例があります。これを概して4号特例と呼んでいます。

 

2009.08.25

少し前、「リフォームの難しさ」と言うタイトルでエントリーしましたが、何も難しい事ばかりが起こるのがリフォームではありません。

ちょっとした思い出の品が出てきたり、創造意欲を掻き立てる事が起こったりもするのです。

そんな時、私たちはちょっと頭のトレーニングにと色々と試行錯誤してみる事もある訳ですが、それはそれで上手く行く事ばかりである事を願うばかりですが

さて、今回もそんなクエスチョンが出てきました。

醍醐味

 

床柱(とこはしら)として使われていた材料ですが

いざ、とばかりに切ってみた所、何と本物の無垢材でした。

てっきり、集成材などの張り物かなあ?と思っていただけに、ちょっと驚きでした。

これ何かに使えないか?と言うリクエストです。

 

 

ポン、ポン、ポン、チーン!(一休さんのあれです)

ひらめいた。

まあそんな大層なものではありませんが、さて何に生まれ変わるかは出来てのお楽しみ~!

 

2009.08.24

週末、「的形の家」の半年点検に伺いました。

初めての夏、車を停めると元気なお子さんの声が聞こえてきました。

相変わらずみんな元気なようです。

インターホンを鳴らすと皆が一斉にお出迎えしてくれて、夏休みの宿題に「家を作ってん」と言って見せてくれました。

なかなか立派な家です。入り口、窓そして外構もちゃんとつくってあり車もおいてあります。

将来、大工さんになろうか?設計士になろうか?と小学生になったばかりのお兄ちゃんが、もう職業選択の志が芽生えられているようで、設計した立場としてはこの住まいづくりでお子さんにも大きな影響を与えていた事を考えると、身の引き締まる思いですが、何を隠そう自分自身も同じような境遇でこの道に進みましたので、改めて家づくりは単に家だけをつくる行為では無いと言うことを実感した次第です。

予算の都合で手の回らなかった植栽工事もご自分達の手でかなり感じよく育てられて、緑のカーテンが出来つつあります。もう少し夏が続けばこのカーテンが完全なものになり、室内の温熱環境にも貢献してくれると思うのですが、今年は早、秋の気配。

来年はゴーヤに挑戦でしょうか?

朝顔

 

フウセンカズラ

 

竣工当初は四つ目垣のみでしたが、このようにアサガオやフウセンカズラなどが元気良く上を目指し伸びています。

庭の片隅に植えたハナモモには何と小さな実がついていました。

おやっ、ハナモモなのに実が?と思ったのですが、どうやらこの実は食べられないそうです。

 

肝心な点検の方は、建具関係の微調整項目が数点あったのですが、即対応していただく事が可能な内容でした。

室内温熱環境の改善には窓の内側よりも外側に簾や縦簾などを吊ったり、立てかけたりするのが有効な方法です。もちろん植物によって窓の外側に緑のカーテンを設けるのも有効な方法です。

 

2009.08.21

お盆も明け、今年の夏はいつだったのか?と言えるほど晴れ間の少ない今年の夏ですが、それでも外に居れば暑さでへばってきますよね。

そんな時に、涼を得るにも様々な方法があります。

最もポピュラーなのが、ジュースやアイスクリーム、カキ氷などと言った冷たい飲み物、食べ物を直接口に入れると言った方法でしょうか?

海や川で泳ぐ、扇風機やクーラーの効いた部屋もありかもしれません。

怪談で涼むって言うのも夏らしくて良いかも知れませんね。

 

そんな涼を得る方法の一つに耳で涼むって言うのはどうでしょう?

川のせせらぎ、そよ風の音、風鈴。

直接的ではないですが、ちょっとオツですよね。

と言う事で風鈴を購入しました。

涼感

 

姫路では有名な地場産品らしいです。

「明珍火箸風鈴」

リーフレットによると

京都九条の甲冑師だった頃に近衛天皇に献上した鎧などを気に入られ、明珍の姓を授かったのだとかで、その後、千利休の注文を受けて茶室用につくったのが明珍火箸なのだそうです。

その入れ物はなんと写真のように桐の箱に入っております。

有難さ倍増ですね。(せっかくだから箱のつくりにも、もう少し気合を入れて欲しかったのですが。)

涼感2

 

いきなり中身は見せませんよ~。

涼感3

 

このように中身はパーツに分かれております。

と言ってもそんなにややこしい物ではありません。

涼感4

 

非常に残響時間も長く、心地良く響き渡るその音は、他のどの風鈴よりも高い音で透明感があります。

風に煽られる札、それに繋がる歯車のような鳴子(でいいのかな?)、火箸に当たる確率が若干低いのでたまに鳴る大きな音に又、有り難味を感じます。

これは4本吊ですがもっと長い2本吊の物はこれよりも、長さも長く当たった時の音も大きいです。

姫路地場産ビルにて購入。

 

2009.08.13

先日そして今朝の新聞広告をみてふと目に留まった物。

「つかみ」の話しです。

つかみとは人の気持ちを捉える話題や言葉の事です。

私たちが時折開く新築住宅見学会の現場で受ける質問には、住宅の値段の話がしばしば登場します。

私たちは何気に応えてしまう事の無いように注意しています。その家がいくらで出来ているかと言った事は住まい手の個人情報でもあり、簡単にそのままの金額はお教えすることは控えさせていただいていると言う方が正しいのですが、あくまでもザクッとした坪単価でお応えする事はあります。

でもその際の坪単価って本当の単価であって、いわゆる、「つかみ」の単価ではありません。

「つかみ」と申し上げていますのはいわゆる本体単価などと書かれているあれです。

じゃあ、その本体って一体何が入っていて何が入ってないかご存知ですか?

ここで登場するのが、その目に留まった広告です。

以下が抜粋です。

※この坪単価は施行面積115.71㎡(35坪)以上の本体工事価格となります。本体工事価格は施行面積を基に算出しています。施行面積は延べ床、ポーチ、バルコニー、テラス、内部吹抜け、ポーチ階段、外部ふかし壁を含みます。地盤調査(調査結果により地盤補強工事が発生する場合があります)、門塀工事、屋外電気配線、屋外給排水工事、下水道接続工事、雨水排水工事、家具、電化製品、その他諸費用等は含まれていません。

・・・以下省略

つまり、この坪単価では家と言う箱は出来てもそこでは生活は出来ません。若しくはこの坪単価はあり得ません。と言うようにも捉える事が出来ると思います。

最も、上記のような但し書きが書かれているのは分らないでもないのです。

敷地やその周囲の電気、給排水と言ったインフラがどの程度整備されているか、地盤の強度どれ位あるのか?などは敷地毎によって条件も違いますし、読めない部分でもありますので。

 

又上記但し書きには少し難しい専門用語も登場していますので少し解説を

延べ床(面積)・・・建築基準法で謳われる各階の床面積の和と御考え下さい。

施行面積・・・上記延べ床面積に加えて、例えば吹き抜けがある場合などは、吹き抜け部分の床は無いけどもその部分の壁や天井は工事をしないといけませんね。そのように述べ床面積には勘定されないけども、実際は工事をしないといけない部分を言い、ポーチやバルコニー、テラスなどもの面積も含まれます。

ふかし・・・デザイン的な要素としたり、なんらかの納まりの加減で壁の一部分などを膨らませる、若しくは肉付けをする事を「ふかす」と言います。

で、話を元に戻しますが

この「つかみ」単価を見ると随分と安いなあ~と言う印象を受けますが、本体価格と言う言い方もやや反則のような気もします。

 

じゃあそのやり方で、自社物件を坪単価表示して見るとどうなるのか、モデルケースを挙げてシミュレーションしてみます。実際に存在するケースではありませんのであしからず。

仮に、施行床坪35坪、総施行費(工務店さんと住まい手との間で交わされる工事請負金額)2400万円(消費税込み)と言ったケースでのシミュレーションです。

このまま坪単価を割り出すと 約 68.5万円/坪当り と言う結果が出ます。

しかし、上記の広告には含まれていないであろうけども、自社ではほぼ標準的に最初から装備しているエアコン、カーテン若しくはブラインド類、照明器具、外構、地盤調査、そして上記の屋外電気配線、屋外給排水、下水道接続工事、雨水排水工事などを総工事費用の合計約200万円程度を総工事費用から差し引くと 計2200万円。それを35坪で割ってみると

約 62.8万円/坪当たり と言う事になりその差 約5.7万円/坪当たり の差になりました。

そこに諸費用なども差し引くと 坪単価はもっと下がっていくことになります。この諸費用も何を表しているのか曖昧ですね。

つまり何を申し上げようとしているかと言いますと、坪単価はあくまでも結果論であってそこに何が含まれていて何が含まれていないかを良く判断しておかないと、耳障りのいい「つかみ」にのって結果、そのつかみの値段では出来ない事になりますよと言った事なのですが

 

誤解の無いように申し上げておきますが、ローコスト系が悪いと申し上げている訳ではありません。

只、建築業界の商品(この場合は住宅を差しますが)の金額の表示のあり方に問題があるのではないかと言う事、それから住まい手の方には、そう言った「つかみ」だけに乗っかるのではなく良く内容を判断していただく必要があるという事を言いたかっただけなのです。

今回はお盆特別編と言う事で久々に長々と書き連ねてみました。

最後までご一読頂き有難う御座いました。

2009.08.11

本来、エントリーしようと思っていた内容を差し替えて

兵庫県では佐用町を中心とし大雨による水害で町が大変な事になっているとのニュースを受け、数年前の台風23号を思い出した。

あの時、我が家も目の前の川があと数センチであふれそうなのを確認し、避難すべきかどうかを話し合っている間に、雨も小降りとなり、難を逃れた。

 

佐用町の同業のOさんも無事との事で、ほっと安心。

宍粟市の現場も影響を受けずに済んだ。

川は泥色の水が水位を増し、水しぶきなのか異様な霧がたち込めたような光景が恐ろしく轟々とうなりをあげて流れています。

今回被害に遭われた皆様が早く、平常の暮らしに戻る事を願わずにはおれません。

 

一夜明け、今朝静岡を中心に大規模な地震が発生したようですが、地域的な高い防災意識により大きな被害に繋がらなかったようです。

兵庫県も阪神大震災を受けた正にその場所ではありますが、あれから一昔とも言える年月が過ぎ去り、果たして県民の防災意識はどの程度なんだろうか?と、ふと考えてしまいます。

今更ながら、タンスや大きな家具の固定、これくらいはやっておくべきですね。

と言っても適当に壁や天井に固定しただけでは、壁や天井がはがれれば倒れます。下地のあるところを狙ってしっかり固定する方法を御検討下さい。

もし分らなければ、お近くの専門家にお尋ね頂くのがベストですね。

 

 

2009.08.07

上棟1週間後の「集う家」の現場では屋根仕舞いが行われている。

木造の建物では、とにかく屋根を完成させるのが第一、次に壁、内部と言う風に工事が進められますが、工事中屋根や壁が塞がれるまでの、大敵は何と言っても雨。

工事中に木材がひどく雨に濡れると、しみや黒ずみが木の表面に現れ、完成後も「あれ雨漏ってるのと違う?」と言った誤解を招いた事も過去にはありました。

ですから、上棟の日の雨は嫌われるのです。

この雨しみ、ごまかす事も出来なくは無いのですが薬品を使いますので、その部分だけ明らかに色が変わってしまいます。嫌ですね。

谷

 

そして、こちらは無事納められた谷の部分。実はこの建物敷地形状に準じて少し平面を くの字型に振っています。

ですので、この谷に当る部分は45°と言う訳ではなく微妙な角度なんです。

建物が90°に曲がっているならば谷は45°なので、それに取り付く垂木も1本1本が谷を境に対称なのですが、この場合は谷の左右で垂木1本1本の長さが違います。

おまけに難しい注文もしてしまいましたので、仕事としてはかなりてこずったとの事でした。

でも、このようにきちんと納まって綺麗な建物の輪郭が浮かび上がっております。

全景は今しばらく伏せておきます。

2009.08.06

前回、構造体のみとなったとお伝えしえしていました「2世帯3動線のリフォーム」の現場では、浴室の組み立てが始められていました。

今回はシステムバスの採用ですので、メーカーさんが来て段取り良くあれよあれよと言う間に組みあがっていく様は面白いものです。

そして前回、スケルトンとなった状態で浮上した問題点がいくつかあり、今回はその解決策の一つを紹介します。

リフォームの特異性

 

写真の緑の線の位置には以前柱があり、その上の材を支えていたのですが思わぬ所に現れた継ぎ手と材自体の細さを危惧し、急遽鉄骨で補強しました。

柱を抜いた位置は入り口が干渉する事となるので、何とかこれで入り口の幅を確保する事が出来そうです。

このようにリフォーム工事では想定していなかった出来事が頻繁に表沙汰となる事があります。当時請け負った方の考え方や認識などもそこに現れて来る訳で、それが評価できる内容なのかそうではないのか、そこに現れた答えを見れば即、判断が出来ます。

事前にそう言った内容への対策を講じようにも、建築当時の正確な図面や資料などが残っているならば問題はありませんが、この築年数の物件では極、稀な事でしょう。

床下や天井裏全て事前調査できれば何も問題なく対処できるのですが、そのような特殊な機械も装置も持ち合わせておりませんので、目で見える範囲を確認して、後は想像で検討を進める程度しか方法は無いように思います。

 

考え方を変えれば、そのようなハプニングはリフォームにはつきもの、「オレに任せとけ~」的に現場に望んでみるのもいいかも知れませんね。

但し、某リフォーム番組のように、私たち設計事務所の人間が職人さんに交じって現場で作業をする事って稀な事です。

むしろ私たちの現場での仕事は現場と図面を確認し、実寸のスケールで仕上がりを想像しながら職人さんの腕を信用し、対話をし、想像をかきたてながら、その後の方向性を打ち出す事、そして現場をレコーディングする事が主な仕事です。

 

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