芦田成人ブログ

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2010.03.31

北から南へ、陽気も手伝い、危うく居眠り運転な1日でした。

と言う事で、午前中豊岡から一転南下し姫路へ

先週の雨で工程に少しだけ影響が出た「つながる家」の現場へ

現場では「掘り方」が進められています。

何せ、東西に長い敷地です。庭でキャッチボール否、小学生なら遠投も出来てしまうくらいです。50mダッシュも?
何故か、この大きさを見ると、スポーツばかりが思い浮かびます。

掘り方・・・基礎の形状に合わせて地面を掘削し形を整える作業。

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どうですか?長いでしょ。

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基礎の立ち上がり部分と地面に埋まる部分(根入れ部分と言います)を足し合わせた高さが、鉄筋コンクリートの建物で言う梁の役割を果たしますので一層、力がかかる部分は1段低くそれ以外の部分は基礎スラブと言う床盤で力を受けますので、このように真ん中が1段盛り上がったような形になります。

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少し見え難いですが黄色い作業着の職人さんがランマーと言う振動して地面を締め固める機械で地面を移動していくと平らな半島状の部分が出来上がります。

それにしても中々、天気が続きませんね~。
しかし、北部の朝来あたりでは道沿いの桜が綺麗に咲いていました。
丹波は未だだし、姫路も未だと言った感じだったのに、おかしいですね。

2010.03.29

週末、2日連続の同窓会。
土曜日、地元柏原高校の同級生が集まりました。

高校卒業後直ぐに同窓会があったそうですが、私は参加していませんでしたので、実に20年以上会っていない面々も居ましたので、彼らに対する記憶は高校時代のまま留まっています。

誰が来るのか、事前に知らされていなかったために、当時の記憶のまま赴き、彼らのすっかり変わった(全く変わっていないメンバーも居ましたが)風貌に対面した瞬間の私の中の記憶はピントがずれたまま

誰?なのです。

ですので、しばし部屋を間違えたのかなあ?とたじろいでいる所へ高校時代の呼び方で呼ばれた事であっという間に、ぼやけていたピントが修正されて、当時の記憶が蘇りました。

それにしても20年以上と言う月日の流れの中では皆、変わりますね。
次第に打ち解け、久々に涙を流して笑い転げるほど、楽しい時間を過ごせた事に、今回の機会をセッティングしてくれた幹事さんに感謝です。

全員の了解が得られたので写真UPしておきます。
参加者の皆さん必要な方はコピペして下さい。

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続いて、日曜日。
前事務所の創立50年+α と言う事で大阪へ

私が退職してから9年が経過していて、メンバーそれぞれが独立してひとり立ちしている者もいれば、違う職場で働いている者など、こちらも久々の再会でしたが、この程度の年月では人の風貌ってそんなに変わらないものかなあ?と感じるほど外見は、あまり変わっていませんでした。

所長もご病気をされたとは伺いましたが、相変わらずパワフルで良くお酒も飲まれると言う事で何よりです。

生憎、こちらは全員の了解は得られず写真のUPは控えます。

みんなとの楽しい年月が蘇った、充実した2日間。
又の再会を楽しみにして、これからの活力の一部としていきたいと思います。

2010.03.26

車移動中、とある商店のショーウィンドウガラス交換作業中。
格好から比較的若い職人さんである事は明らか。

横目で通り過ぎようとしたが、見逃す事が出来なかった。

くわえ煙草で作業中~!

職業柄なのか、果たして他の方はどう思うのか?と考えられた瞬間なのでした。

煙草を吸う事自体は個人の自由なので別に、とがめられないのですが、作業中にありなのかなあ?

その灰はどこに落ちるの?もし建物に燃え移ったらどうするの?

確かに私達が出会った職人さんの中にも吸う人は沢山いらっしゃいますが、吸ってる姿って休憩時間に現場の外でと言うのが常なだけに・・・

私は煙草を吸わないので、吸う人の気持ちが分らないのですが、設計関係の方って吸う人もいます。考え事しながら、図面描きながら吸う人も沢山見てきましたが

少なくとも住宅建築の現場において家はお客様のものですので、臭いが付くのはご法度ですし、化学物質過敏症の方には煙草は言語道断です。

吸った後でもその人が中へ入るだけで症状が出る方もいらっしゃるようですので職人さんの人選も重要かと思います。

僕が客なら、あの人に工事してもらうのは嫌だなあと感じました。

2010.03.25

今年は地域の役も含め、何かと色々な役回りを頼まれる機会が多い。
しかし、体は一つなので、あれもこれも安請け合いすると無責任な対応しかできなくなるので、先日の実行委員長に専念させてもらう事にしている。

基準は特にありませんが、先に話があった方を優先せざるを得ない。

そう言えば小学生の頃こんな事があった。
学校の生徒会役員、自治会子供会の役員、少年野球のキャプテンと安請け合いしてしまったために、そんなに沢山出来るわけがないやろうと、少年野球の指導者に怒られた。

子供会の催しと言えば大概が日曜日、野球の試合も日曜日と重複する事を稀有した指導者の判断だったのでしょう。

幸い、少年野球は自治会エリアと重複していた事から自治会子供会役員を辞退するように指導され、頭を下げに行った記憶があります。

ああ無知ほど恐いものはない、と言うか先を読む力がなかったとしか言いようがない軽率な行動でした。

大人になった今、少しは先を読んで行動できているのかな?

2010.03.24

兵庫県建築士会柏原支部は今年創立50周年を迎えるそうです。
正式には51年と言う声もあるのですが・・・

まあ、それはさておき、50周年を記念した事業が年末(11月末か12月初旬頃予定)に行われる事になり、実行委員長と言う大役を仰せつかりました。

事業の準備、記念誌の発行とやらなければいけない事だらけですが、まあやれる事から始めなければいけませんね。

さて、先日の補足です。
まだ、ご覧になっていない方は是非、先日のエントリーのリンクでYOUTUBEの画像を御覧下さい。

倒壊していない手前の建物は、他方のそれよりも、意図的に強度を落としていたそうです。

しかし、学術的にはどちらも同じ倒壊と言う判断だそうです。

見た目にあれだけ派手に転んでしまうと、どちらも同じと言われても誰もそのようには受け止めようがないとは思いますが、しかし見た目の問題だけではなく、

建築基準法の第1条に掲げられている「国民の生命の保護」と言う観点からも反れてしまっている点に大きな問題があるのでしょう。

少し解説的になりますが、リンク先の映像をよくご覧頂きますと手前の建物の足元が一時的に宙に浮き上がるような瞬間があります。

これが柱の足元に発生する「引き抜き」と言う現象で土台にささっていた柱が引き抜かれて違う場所へ着地すると建物を支えていた柱が傾き倒壊に到る事を防ぐために、ホールダウン金物で基礎と土台、柱を一体的に緊結しようと言うのが狙いです。

しかし、手前の建物は、そのようにはつくられていなかったのでしょうか?柱が引き抜かれ踊るような形のいわば片足立ちのような作用が働いた事で建物の形状が崩れるまでは到らなかったようです。

これが、伝統工法の石場建ての構造にも似ている事からなのかもしれませんが、先日のもう一派の声が徐々に高まっていると言うのが現状なのでしょう。

2010.03.23

過日、兵庫県三木市にある通称 Eディフェンスでの振動実験で倒壊してしまい、業界に激震を与えたあの建物(木造3階建て長期優良住宅仕様の建物)の構造図がこちらのサイトで公開されています。

私の推測でしかありませんが

今現在、構造界の中で覇権を握っているのは圧倒的に金物で固める派なのでしょう。

背景には大手住宅会社やHMをバックに付け豊富な資金力で勝負できる万全の土壌で寄り切っている学者の力があるのかも知れません。

かたや、Eディフェンスでの結果を楯に反逆の狼煙を上げた伝統構造派と言った構図が浮かび上がります。

伝統工法派の建物を合法的建てようとすれば複雑な構造計算をクリアしなければいけないと言う高いハードル設定のために、大手やHMが、その方向に向くとは考えられずに、極端な言い方をすれば少数派(本当は伝統工法に走りたいけども、法律に乗っかる方が楽なので否応無しにと言った隠れ伝統工法派も沢山いる事は知っています)でとどまってしまっている状態なのでしょう。

もっとも、伝統工法と呼ばれる工法は地域の特色や職人さん毎に少しずつ加工の仕方が違うと言ったばらつきが多いために、1つのテーブルに載せた評価をし難いと言うハンデを抱えているのも事実です。

私自身、どちら派のつもりもありませんが兎に角、山のように沢山つけられる建築金物を少しでも減らし、最低限の量で基準をクリア出来る様に計算し対応しています。(そういう意味では隠れ派になるのかな?でも世の中、多分私のような考え方の人はかなり居ると思います。)

金物が少ないから建物の強度が弱いと言う訳ではない事を付け加えておかなければなりません。

ご存知ない方はこちら ↓ をご覧下さい。画面向こう側が長期優良住宅仕様の建物です。

http://www.youtube.com/watch?v=adP5fbAoxV0

くれぐれも誤解の無いように申し上げておかないといけませんが、決してこの仕様の建物を誹謗中傷しようとしている訳ではありません。このような結果になってしまった原因の究明が大事なのですから。

2010.03.22

エコポイント申請します。

住宅版エコポイントの申請は始まったばかりですが、家電版のエコポイント申請は今月末で締め切られる機種もあります。

世間的には先に始まった家電版エコポイントの方が浸透しているでしょうけども、「えっ、もう終わり?」と思われた方も多い事でしょう。

と言う訳で、家電版のエコポイントの申請をする事にしました。と言うよりもテレビを買い替えたらエコポイントが付いてきたと言う表現が正しいのでしょうね。

20年以上も使い続けたブラウン管テレビの映りがめっきり悪くなり、時折1時間以上も映らない状態が続くと言った症状が増えてきたので、この機会にと買い換えた訳ですが、そんなに長い時間見る訳でもないので、モニターサイズは小さい物でよかったのですが、小さいサイズの方が値段の割高感が強いですね。

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申請にはこれだけの書類と領収証の原本が必要です。

そして、気になったのが、その性能を表示する方法です。

省エネ性能・・・☆☆☆☆☆
統一省エネラベルによる表示方法で☆1つから☆5つまでの5段階評価で星の数が多いほど省エネ性能が高い事を示します。
建築現場でも見る機会が多い☆印、サッシについていたり、壁紙などには F☆☆☆☆ などFが頭に付きます。

省エネ基準達成率・・・257%
モニターサイズの小さい物ほど達成率の数字が高くなる傾向にあるようです。図体が大きいほどそれに要する必要なエネルギーが大きいと言う事ですね。

省エネ基準達成率は、「省エネ基準値÷その製品のエネルギー消費効率×100」と言う計算式で表され、基準を超えれば100以上の数値となる訳で、各メーカーはある一定の年度までにこれらの基準を達成するように義務付けられているそうです。いわばメーカーに与えられた課題なんです。

年間電気代目安・・・880円
と言う事は1ヶ月約73円。これまでのブラウン管タイプだったら一体いくらだったんだろうと考えてしまいます。

と省エネ性能が高い事はこれである程度理解出来ました。

しかし、耐久性はどの程度なんでしょう?先代は20年以上も活躍しましたがハイテク化すればするほど寿命が短いなんて事になると一消費者としては不満も残ります。

建築業界に関わる立場から、それを「家」に置き換えて同じように考えないといけません。

2010.03.20

独立当初、まだ大した仕事の当ても無く彷徨っていた時代に、ふとしたきっかけで、講師として御声を掛けていただいた京都府立福知山高等技術専門校の建築科がこの3月をもち閉鎖となる事を受け、本日第30期生以降、最新の第71期生まで、計700通あまりの案内から約70名が参加し同窓会と言う形で皆が集まりました。

私は63期~65期までの約3年ほどの間、座学を中心に製図などを担当させて頂きました。本当に彷徨っていた時代でしたので、ここからの声掛けが無ければ、今の自分が無いと言っても過言では無い程、御世話になった学校です。

以前、このブログで紹介した「組めない継ぎ手」の見よう見まねは、ここで盗み取った技術を自分で試した結果ですが、初挑戦だったと言う事であえなく失敗。まあ、盗み取れなかったと言う事ですね。

でもこのような継ぎ手、仕口を自分で手を動かして挑戦してみた事で今は本当に強い武器となっています。
「百聞は一見にしかず」ですね。

業界の縮小、折からの不況の中、府の方針によっての閉鎖と言う事で、皆、残念な表情を隠す事は出来ませんが、卒業生達もそれぞれのステージで頑張っており、あそこで学んだ仲間と言う意識を高く持って、それぞれの今を生きていくしか無いと思います。

私が担当させて頂いた間の生徒さん達とも久しぶりに顔をあわせての近況報告で懐かしい思いで一杯でしたが、いつか今度は同じ現場で仕事が出来れば最高ですね。

しかし、思いもよらない所で人が繋がっている事実も分り、世の中本当に狭いと言う事も知らされた会でした。

皆様の御多幸と御発展をお祈りします。

2010.03.19

先日は「つながる家」の地縄張り確認、そして近隣への挨拶回り。
地縄張りとは地面に建物の位置を記すために縄を張る事で、おおよその建物位置がこれではっきりします。

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何せ東西に長い敷地ですので、自ずと建物も東西に長くなり、端から端までは声は通らないと思います。

そんなこんなで、おおよその確認も終え、ご近所への挨拶回り。
そこで気になるのが、どの範囲まで挨拶にまわればいいのか?と言った事。

少なくとも隣接するお宅は全てと、道向かいの敷地に直面するお宅、その両隣程度は廻っておいた方が良いと思います。
その他、細い侵入路で工事車両により迷惑を掛けそうなお宅などが考えられますが、そのように考えを巡らせれば巡らせるほど、範囲が広がっていきますので、後は自分の気持ちで整理して御考え頂くのがいいでしょう。

さて、現場では基礎工事に先行して給排水管の引き込み工事が行われています。

引き込み工事とは、道路内に入っている給排水管から水道を敷地内に引き込んだり、又は逆に道路内に入っている公共下水管へ敷地内の排水管をつなぎ込む工事の事です。

そのために現場では、道路を一時的に占有し縦看板と共にガードマンを置き、道路と歩道、そして敷地の一部を掘削しています。

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この辺りは、海からも比較的、近いために敷地内の掘削した土を手に取ると、地盤調査の通り大変粒子の細かな砂質地盤である事が分かります。

地盤調査は土質をサンプリング出来る調査法(スェーデン式調査法)ではなかったので、実際にこの程度の深い層まで目視で地盤を確認出来るのは、このタイミングとなります。

さて、この砂質地盤ですが、常時は非常に良好とされる種類の地盤ではありますが、地下水位の上昇により液状化現象が起こると少し問題となる場合があります。

液状化については阪神大震災でも海に近い街、若しくは埋立地がこの現象で被害を受けた事例が紹介されていましたが、砂の粒子が細かいので常時は密接につながっていますが、そこに水が入ることでその繋がりが解けてばらけてしまうと言う現象です。

この液状化対策に関してはベストな方法は無いと言われていますが、安全性とコストバランスからその選択を迫られる事になります。

地盤改良と基礎構造の強化と言う2本立てで対処する場合と基礎構造の強化で対処する、このどちらかになるとは思いますが、こちらの現場では後者の選択肢を採用しています。

2010.03.18

本離れが進み、どんどん廃刊となる雑誌がある中で新たに創刊される本もあります。

建築知識ビルダーズ

月刊誌「建築知識」の発行元が新たに工務店向けに発信した雑誌で、野池政宏さんが執筆を担当された項があると言う事で1冊手にとって見ました。

野池さんの執筆個所には未だ目を通せていないのですがリフォームについての記述で、部品交換型のリフォームをするのでは無く本質改善型のリフォームをしないと意味が無いと言う内容のようです。

ここからは私的見解ですが、リフォームには2種類あって使用により消耗、陳腐、劣化した個所を直す修復型、生活の不満を解消するためにこれまでのスタイルをガラッと変えてしまう改善型に分けられるのではないかと思います。

私共、設計事務所が関わる機会があるのは後者で、その機会に空間の変化を求めるとともに、きっちりと性能(温熱、構造、耐久、空気)を向上させる必要があると思います。

リフォームの場合、見える空間にだけコストが投資される訳では無く、見えない部分への投資が新築以上にその割合が高くなる場合もあり、それによってプランの変更、工事規模の縮小を余儀なく迫られる事もありますので予算の見極めは新築以上に重要です。

話しは、当誌へ戻りますが巻頭の特集は先日話題にした「(住宅)デザイン」と言う事で外観や内部のディテールの話しです。

もっとも、これはどの設計事務所もが、おそらくやっているであろう内容ですので設計事務所にとってはさして目新しさは感じませんでした。

やはりと言っては何ですが、業界的に見て実用的な内容の多い雑誌です。

日〇〇ー〇ビルダーと双璧を成す雑誌となるのでしょうか?

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