芦田成人ブログ

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2011.03.31

その後も被災地建築士会の方から報告が入ってきています。詳しくは下記をどうぞ。

日本建築士会連合会青年委員会 http://kenchikushikai-seinen.org/

さて、今回の地震でも少し取り上げられていますのが地震保険です。

地震によって被害を受けた居住用の建物や家財に対する保険ですが、建物は最高5000万円、家財で最高1000万円の保険金が出ます。

加入条件としては必ず火災保険と一緒に入らなければならないと言う事ですが、阪神大震災に見舞われた兵庫県の加入率は東京や静岡などのそれ(25~27%)に比べると意外に低く15~16%程度。

全損と認定されなければ満額の保険料が出なく、個々の判断により認定のされ方がまちまちなど阪神大震災時にも問題となった点も多く、地震保険に入るくらいなら建物の耐震性を上げるほうがよっぽど効果がある、と言った話も出た程、少なくとも兵庫県ではさほど評判の良くない点が加入率の低調さに表れているのか?とも思いますが

かく、言う私の家も地震保険には加入しておりません。

地域や建物の構造により保険料もまちまちですが、さて、この保険、何を目的に入れば良いのか?

実際保険屋さんにも、その話をぶつけてみましたが明確な答えは返って来ませんでした。

家財を守る目的で入るくらいの感覚で入られる方が良いのではと言う感じでしたので、実際の所そんな感じなのでしょう。

この保険で又家が建てられる事を期待すべきかどうかは個々の判断となりそうです。

只、今回の政府判断では個々の対応でなく酷かった地域を、その地域一体の建物が全損したと認定して保険が支払われると言う事だそうで、もしそれが本当の話しなら認定に掛ける時間をよりスピーディーに解決する良き判断で無いかと思いました。

2011.03.28

先週末より事務所を空ける事が多かったために当ブログの更新もままならずの状態でした。

しかし4月に入ると忙しさが加速度的に増しそうなので、どの程度の更新頻度が保てるかは疑問ですが、可能な限り頑張ってまいります。

そして被災地では、各地の建築士による応急危険度判定作業が進み、その判定総数も現在では被災地を中心として、東京の一部や静岡、長野でも行われ、6万件を超えているようです。

応急危険度判定とは、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。

その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。 また、これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。

と言うのが当協議会のサイトには謳われています。

今も余震の続く中での作業と言う事で判定士自身にも危険な状態の中での作業と言う事で緊張感もひとしおの事と思います。

この応急危険度判定士と言う資格は建築士免許を持つ者のみに与えられるもので、講習を受け5年毎の更新手続きによって有効とされるのですが、私自身は独立前の大阪在住時に持っていたのですが、居住府県が変わると再度、居住地での講習を受ける必要があるために、現在は失効中なのですが、丁度昨年もう一度講習を受けておこうと思った所、残念な事に昨年最後の講習会が終わった所でした。

そして今回の震災と言うことで、講習を受けようとお考えの皆様も多い事でしょう。

私も、自分の資格を生かして少しでもお役に立てるならと言うことで今年再び、講習を受けておこうと思ったのでした。

2011.03.22

少し気になるキーワードを見つけました。

防災公園

公園が災いを防いでくれる堤防のような役割をする、と言う意味ではなく、防災拠点としての公園設備と言う意味と解釈します。

兵庫県では三木市に、この防災公園があります。

私のブログにも時折登場する(通称)Eディフェンスやビーンズドームは全てこの公園の中にある施設で、いずれも非常に規模の大きな建物です。

特にEディフェンスでは色々な建築物を大きなテーブルに載せ加振実験を繰り返しデータを取りながら、建物の耐震性向上に役立てるための実験が繰り返され、時には一般開放し見学する事が出来ることもあります。

詳しくはEディフェンスホームページをこまめにチェックされると良いでしょう。

そして、ふと他に目をやると広大な森の公園の中には立派な陸上競技場があり少し勿体無いくらいの立派さに完成直後は税金の無駄遣いとも揶揄された施設でもあります。

この競技場のスタンドの下は災害支援物資の保管庫として利用されていたはずです。

確か、阪神大震災の教訓を得て現井戸知事の肝いりで造られたものであったように記憶しています。

そして今回の震災では兵庫県の民間からの支援物資の回収拠点として機能しているようです。

たまに訪れると非常にのんびりとした広大なエリアは今、本来の役割を受け機能している事に改めてその必要性を感じられた方もいらっしゃる事でしょう。

2011.03.17

先日、コンクリート建築物の柱のせん断破壊の記事について、間違いではないのですが不安を煽る可能性もあると判断し非公開とさせて頂きました。

申し訳ありませんでした。

柱の部分の破壊か(雑)壁部分の破壊かで症状は違います。

しかし、外からではそれが柱なのか壁なのかの判断は難しい事が御座います。

現地では建築士による応急危険度判定の作業も進められていますので、先ずはその判定に従って下さい。

地域により作業状態が追いついていない場合もあるようですが、必ず作業にやってきますので冷静に行動して下さい。

私ごときのブログで、どれ程の影響が及ぶのかは分りませんが、必要以上な行為であった事に申し訳なく思います。

2011.03.16

本日付で兵庫県も今回の震災被災者向けに県営住宅を、まずは100戸提供開始した模様です。計600戸を予定されているようです。

トピックス欄の東北地方太平洋沖地震の被災者に対する兵庫県営住宅の提供について(平成23年3月16日)

「東北地方太平洋沖地震の被災者に対する兵庫県営住宅の提供について」の文字をクリック が下記アドレスです。

http://web.pref.hyogo.jp/ac02/index_d.html

入居条件等は直接御確認下さい。

●兵庫県オフィシャルページ

http://web.pref.hyogo.jp/index.html

から下記の文字をクリックで

東北地方太平洋沖地震 被災地支援情報  防災ページのトピックス欄をご覧下さい。

前回と同じく、この情報が信用なら無いと思われた場合は検索キーワード「兵庫県」で御確認頂くと良いでしょう。

2011.03.16

神戸市が今回の東北地方太平洋沖地震の被災者に向け市営住宅200戸の提供を開始したようです。被災者に知り合いがいらっしゃる場合はお伝えしてあげると良いかも知れません。

敷金、保障金不要、家賃1年分免除。光熱費は要負担。身分証明や印鑑が必要なようです。後日り災証明等の提出が必要とのことです。

詳しくは下記リンクへ。この情報が信頼なら無いと思われる場合は検索で「神戸市」オフィシャルサイトで御確認下さい。

●神戸市の東北地方太平洋沖地震の被災者への応急仮設住宅の提供ページ

http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2011/03/20110315166301.html

●神戸市のオフィシャルページ(新着情報 3月15日12時発表分です)

http://www.city.kobe.lg.jp/ 

同じく京都市でも同様の提供が始まっている模様

●京都市の東北地方太平洋沖地震の被災者への市営住宅提供ページ

http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000097935.html

●京都市情報館 

http://www.city.kyoto.lg.jp/

同じくこの情報が信用なら無いと思われる場合は検索で「京都市」で京都市情報館で御確認下さい。

しかしこちらは少々分り辛いです。

「東北地方太平洋沖地震に伴う京都市の支援について」とある所の「京都市では被災地・被災者の皆様の支援に全力で取り組んでいます」をクリックすると京都市消防局のページに飛び

そして更に「3月15日の状況」の「・被災者の方々に対する支援の一環として,市営住宅を提供しています。」の文字クリックでようやく住宅提供ページへ飛びます。

更にPDFファイルを開く必要があります。

こちらは提供数は20戸だそうです。

神戸市と京都市ではやや賃貸条件が異なるかも知れませんので、市で良く御確認下さい。

2011.03.15

先日に続き、長野でも相当の被害が出ている模様です。下記リンク先で「士会」と書かれているのは「建築士会」の略です。

http://kenchikushikai-seinen.org/

それから、建築家の坂 茂 (ばん しげる)さんが募金活動を始められたようです。

坂茂 さんの募金活動ページ http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_5.htm

坂茂 さんのオフィシャルサイト http://www.shigerubanarchitects.com/

しかし、坂茂(ばん しげる)って誰?とお思いの方もいらっしゃると思いますので、少し説明を

阪神大震災の復興支援活動において紙管を用いた仮設集会所など提案し実現されています。

又ルワンダでの難民キャンプのためのシェルターを国連難民高等弁務官事務所に提案し開発・試作されたり、その他世界各地で起こった災害支援活動などに精力的に取り組まれる建築家です。

参考までに、以前「情熱大陸」で放映された同氏の模様です。 http://www.mbs.jp/jounetsu/2010/03_28.shtml

しかし、特にこの方のサイトでなくとも、もっと世間に浸透している企業や公共団体などへの募金が安心と感じられる方は、そうされると良いと思います。

私自身も紹介させて頂いただけですので特段お勧めしている訳ではありません。

ちなみに、同姓同名で「播 繁 (ばん しげる)」さんと言う構造設計者の方がいらっしゃいますが、そちらと混同されないように・・・。

皆の善意がちゃんと現地に届きますように。

2011.03.14

1日に何度もごめんなさい。しかしこれは、テレビで流される断片的なものでは無く、被災地からの生の声です。建築士会ルートでの情報ですので間違いの無いものと判断できます。

これを受け取り、私1人の情報として持っておくことよりも、より多くの方への提供により、今後の行動の参考になればと思い公開させて頂きました。

●日本建築士会連合青年委員会のWEB SITE です。

http://kenchikushikai-seinen.org/

上記にアクセスして頂くと以下の全ての情報提供が読めます。

●中居真一(秋田建築士会)青年委員長より

http://kenchikushikai-seinen.org/?p=1073

●高梨順教(山形建築士会)青年委員長からの情報提供

http://kenchikushikai-seinen.org/?p=1067

●大桃一浩(福島建築士会青年委員長、連合会青年委員)からの情報提供

http://kenchikushikai-seinen.org/?p=1063

●斎藤保弘(茨城建築士会)青年委員長からの情報提供

http://kenchikushikai-seinen.org/?p=1060

いずれも3月13日付けの発信です。現地では既に応急危険度判定の作業(建物の危険度を判定する作業です)を始められている地域もあるようです。

地域によっては比較的軽度な所もあるようですが状況は日々刻々変化している模様です。

●同青年委員長 大石さんのツイッターです。

http://miniironman2.appspot.com/o14o14

2011.03.14

支援の輪はどんどん広がり続けているように見えます。

そしてこれから現地にはボランティアの民間人が大勢入る事でしょう。もしあなたの周りに現地へボランティアで行くと言う方がいらっしゃるなら一つ気をつけていただきたい事がございます。これは建築分野からの発信です。

多くの家屋や建物は地震や津波で流され姿形を失っているかもしれませんが、しかしコンクリートの建物の中にはしっかり形を留めたままの物もございます。

ふと、そう言った建物へ立ち入りたくなるかも知れませんが、その前に、まずは建物の被災判定の表示があるかないかを確かめる事、そして何も表示が無くても、「せん断破壊」をしている建物への立ち入りは大変危険です。

「せん断破壊」とは、かいつまんで言うと致命的な破壊をしていると言う事です。

柱(外部から見れば柱なのか壁なのかはわかり難いかも知れません)にX型の亀裂が入っています。こう言った建物は姿形を留めていても余震で容易に倒壊の危険性もあります。

又そう言った建物の前で長時間滞在する事も避けて下さい。

阪神大震災ではそのような壊れ方をした建物も多くありました。

以下は日経建プラッツのサイトですが現在は無料で公開されています。

三木市のEディフェンスで行われたコンクリート建築物の加振実験の模様です。3つある映像の内、真ん中の2段目が、せん断破壊の様子をはっきり写しています。

「腰壁がついたために短柱になった柱」と言うタイトルが登場します。

腰壁とはベランダや廊下などのテスリのような部分を指します。

その部分と柱が鉄筋で一体化されているために柱の挙動を拘束し、結果柱に、せん断破壊をもたらしています。

映像の最後の方で柱に対して斜め45度方向に大きな亀裂がずばっと入り中の鉄筋がむき出しになる様子が映し出されます。これが柱の両方向から入ると、X型の亀裂となる訳です。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090831/535028/

せん断破壊イメージ

参考までに、せん断破壊のイメージ図を追加しました。赤丸印の部分のようにX型の亀裂が見て取れます。

阪神大震災の時の写真があれば最もわかり易いのですが・・・。

当ブログは、ツイッターとも連動しています。現在ツイッターはインフラの一部として機能しているようですので、暫くは商用や個人的な意見や感想などの発信は留めるようにし、事実に基づく個人としてできる事、専門分野からの情報発信に限定して公開させて頂きます。

従がって、あまりにも多くの自己利益に繋がる商用ツイートを繰り返しておられる方のフォローは解除させて頂きます。(申し訳ありませんが、既に解除させて頂きました。)

大事な情報がそれによって埋もれてしまうからです。

2011.03.13

電気の使用を極力抑える事に加え、待機電力についても出来るだけ抑えましょうと言うことで、先ほど政府の発表がありました。待機電力について皆様のご家庭でも出来る待機電力の抑制について。

家電機器類の平均待機電力はおよそ次のようになるようです。

エアコン・・・5W 、 ステレオ・・・10W 、温水便座・・・8W 、ビデオ・・・7W 、電子レンジ・・・5W 、 留守番電話・・・5W 、 炊飯器・・・2W 、 テレビ・・・2W 

先ほど発表のあった温水便座の待機電力が大きいのは勿論、ステレオやビデオ、DVDなどのAV機器類が意外に大きな待機電力です、見る時だけコンセントを入れればいいでしょう。

エアコンの場合は寒期にコンセントごと抜いてしまうと機器の寿命を縮める事もあるようですので自主判断でして下さい。

同じくファンヒーターも動作OFFと同時にコンセントから抜いてしまうと機器の寿命を縮めます。背面でファンが回っているので、それが止まってからコンセントを抜きましょう。

テレビはリモコンでは無く本体の主電源を切る事、これはもう皆さん御存知の事でしょう。

関東と関西の電力事情の違いが、あるかも知れませんが、今出来ることから協力していきましょう。

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