芦田成人ブログ

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2011.08.31

少し遅れましたが、8月最後の日曜日28日は「TATMIリビングの家」の地鎮祭でした。

はっきりしない天候が続く中の晴れ間とあって朝から既に暑い1日でした。

地鎮祭

未だ見積り中と言う事で、本格的な着工は、もう少し先ですが青空に神主さんのサーモンピンクの衣が映えます。

実は、こちらの敷地、区画整理工事、真っ只中の街区の中にあり地図と現状がかなり違っているために行った事のある私でさえ説明に苦労するとあって準備に掛かって頂いた職人さんも本当にここで合っているのか、ご近所に尋ねて確認されたそうです。

さて、およそ10日後に見積UP、どうなるのかな?

2011.08.29

そんなこんなで、予定滞在時間を1時間ほどオーバーして平井製材所さんを後にし、この日最後の立ち寄り予定先へ向かったのでした。

最後の立ち寄り先は、四代目指物師 富永 啓司 さんの作業場 K’s craft

指物(さしもの)とは釘や接着剤を使わずに木と木を繋ぎ合わせたり、組み合わせたりし、建具や家具、調度品を作成された物の事だそうです。

その由緒ある伝統的な肩書きに失礼ながら、さぞ職人気質な方を想像していたのですが、なんのなんの気さくな方ですっかり楽しい時間を過させて頂いたのでした。

実は、この方には「集う家」の内障子を御世話になっているのですが、ご本人曰く、一番大きな目立つ内障子よりも玄関先に設えた小さな障子を見て欲しかったと言う事で、我々の見ている所とご本人の気になられていた所の違いに仰天したのでした。

又ご本人曰く、キッチンが一番好き、と言う事で見せていただいた過去の作品のバリエーションも多種多様。設計や趣旨に応じ対応していますと言う事でした。

さて、すっかり御世話になり徳島を出発したのは午後8時。

今回の徳島訪問で得たもの、事は非常に大きかったのですが、一つ面白い制度をご紹介します。

住まい建築の際に、徳島すぎの家ウッド通貨モデル事業 と言う制度を利用すると 木材の利用量に応じ、指定木製品と交換できるそうです。

利用するに当たって、制限もありますが興味のある方は一度詳しくお調べ下さいませ。 

2011.08.26

連日の天候不順、昨日も場所により激しい雨が降ったり止んだりの中、日帰りの徳島行きでした。

日頃、御世話になっています木童さんに、ご案内を頂きの行程だったのですが、私が徳島を訪れたのは実に10数年ぶりの事、独立前の話しになります。

目的は、工場見学、林産地見学などなど、皆様に厚く、お迎え頂き感謝感謝の1日。

産地見学では相生杉の名称で売り出しをされている、平井製材所さんを訪問させて頂きました。

幅広の厚板が一押し商品と言う事ですが、元は足場板を作られていたそうです。今や鋼製足場が主流となり、そのノウハウを生かし製品化されたのがこの商品と言う事で、迫力のある商品でした。

幅広

私が指を広げて23㎝程度ですから、ほぼ同程度、厚みが30㎜。

厚板

照明の加減で黄色みの強い色となっております。

又、こちらの製材所では山から直接、丸太が入るので、柱や梁などの構造材も長さの調整が出来ると言う事です。(一般的には、山で玉切りと言う作業により、2~4mの一定の長さに切り分けられた丸太が木材市場に出てきます。その材料を買い付けて製材するために材料の長さも限られます。)

山では葉枯らし乾燥(切った木を3ヶ月ほど山で寝かせておき乾燥の第一段階)をし、その後の出材(山から木を下ろす)し、大きめに製材、その後又1~2ヶ月ほど乾燥させてから最後に中温で人工乾燥させると言う工程を経て最終的に指定のサイズに仕上げられ、構造材や厚板などが製品化されると言う事です。(製品化と言う表現が正しいとは思いませんが、あえて、そのように表現させて頂きます)

丁度、この日は端境期。木には切り旬と言うのがあり、一般的にはお盆を過ぎた頃から山での伐採が始まります。従がって今現在は土場と呼ばれる作業場である製材所に置いてある木も少ないと言う事でスペースにも少しゆとりがありました。

徳島紀行第2弾へ続く

2011.08.19

日経ホームビルダー最新号に面白い内容が取り上げられていましたので、少し触れてみます。

一般によく用いられる耐力壁は、「合板(正しくは面材と呼ぶべきですが)」、「筋交い」、この2種類が圧倒的に多いのではないかと思います。

建築基準法では、筋交いを用いる場合の柱の間隔は90cm以上とされています。

その実験モデルは下図のようなもので、柱間隔91cm、構造体高さが273cm(1Pモデルと呼びます)の試験体により検証されています。

筋交1Pモデル

そして、これよりも筋交いの角度が緩くても、強度は低下するのだそうです。

但し、現場では柱間隔が91cmでも182cmでも筋交いの断面が(太さ)が同じなら同じだけの効果があると解釈されている所に問題があるのではないでしょうか?

同じだけの効果があると書きましたが、耐力壁(地震や台風に効果のある壁の量)としては柱間隔が広い182cmの方が、同91cmの2倍存在するとして取り扱い出来ます。

筋交い2P

当誌によると、筋交いが同じ断面(太さ)なら構造体高さが同じでも柱間隔が倍の182cmになった場合、や若しくは136.5cmなどの場合はおよそ7~5割程度まで低下すると言う事ですので前述の実態にそぐわない事となります。

又構造体高さが高くなった場合は、筋交いの角度は急になり、柱間隔が91cmの場合でも、構造体高さが318.5cm以上になった時には強度を低減させて考えないといけないと言う事です。

但し、柱間隔が大きい場合の低減評価のための式は未だ存在しないとの事ですので、関係者判断により配慮が必要となりそうです。

ちなみに、田舎の住まいでありがちな筋交いの入れ方ですが、外部真壁となるために筋交いが見えるのを避けるように配置したために腰板に隠れる部分だけに筋交いが入り、柱と梁の交点に届いていない寸足らずな物、全く入っていないよりはましなのかもしれないのですが、果たしてどのような評価を下せばよいのやら?簡易判断するなら筋交いは無いものとみなしても良いのでしょう。

筋交い

2011.08.17

「シアタールームのあるライトハウス」の地盤調査結果が送られてきました。

あまり良い状態ではないと聞いていたが、思っていた以上に、良くないようです。

良くないと言うのは地盤に充分な支持力が無いと言うことなのですが、建て替えで、ここまでの結果は、ここ10年で初めての事で、早急に対策を練らねばならないようです。

以前は木造アパートが建っており、更にそれ以前が田んぼであったと言う通り、粘土質の層が殆どで、全ての調査ポイントで、その粘土質の層の途中で自沈(何もしないでも勝手に調査機械の先端が沈んで行く事)しています。

建て替えの場合は従前の建物が地面に力を加えている事もあり、締まっている事が多いのですが、粘土と言う事で40年ほど建っていたと言うアパートの荷重では充分に締まらなかったようです。

東日本大震災の際に発生していた液状化現状と言うのは、こことは違って「砂質地盤」で地下水位が比較的高い所で発生しやすい現象なのですが

こちらの現場のように粘土質の地盤では圧密沈下と言う現象を起こしやすいと言われています。

圧密沈下とは、粘土質地盤に含まれた水分が長期間かけてじっくり抜けていく過程で起こる沈下現象の事です。

さて、そのような被害に遭わないためにも、地盤補強が必要なのですが、支持層が深く6~7m程度の所になりますので、杭打ちが必要になるのではと推測していますが、

只今、検討中と言う事で、結果待ちの状況です。

2011.08.16

ヒット曲の話をしようとしている訳ではありませんが、でもここには八百万の神が宿っているような・・・。

トイレでアイデアがひらめいた! 多くの方が一度は経験した事があるのではないでしょうか?

私も、たまにあります。

先日は、携帯アプリの登録操作をトイレで試したら、前日までうんとも、すんとも言わなかったのが、偶然なのか上手く行きました。

気分転換の場所として、考え事をする場所として、人から邪魔されずこもれる密室

「考える人」のポーズなどはトイレで座っている姿そのもの、のように感じられなくもないですよね。

たまたま入ったのがトイレだったのかも知れませんが、偶然で、あっても何かが生み出される場所として神聖化し清潔を心掛けるのは勿論の事。

出て来たアイデアを忘れないように、メモ出来るようなものを置いておくのもいいかも知れません。

又メモをとるのに丁度良い高さにちょっとしたカウンターがあっても面白いかもしれませんね。

八百万の神に降りてきて頂ける様に、毎日トイレ掃除に勤しむのでした。

 

2011.08.15

今日は終戦記念日、戦没者そして東日本大震災において亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

去る、8月13日およそ20数年ぶりに高校時代の野球部同窓会でした。

呼びかけのためにそれぞれに連絡を取ると、20数年ぶりに突然掛かってくる電話にみなさん戸惑っていたようで、同級生であるにも関わらず暫く続くよそよしい敬語の会話。

あるキーワードをきっかけに突然タメ口に、とまあ仕方ありませんね。

こんな時代ですから、皆さん当然、警戒しますよ。

同窓会と言えるほどの人数ではありませんでしたが、わざわざ神奈川から帰郷してくれたメンバーに感謝します。

いやあ本当に懐かしい青春の頃の話は尽きません。

夏でも水を飲んではいけない、平気でケツバンやシゴキはあった時代でしたので、今でも1つ上の先輩にお会いするだけでも直立不動のような気持ちになります。

我々の時代はローテーションの谷間と自虐的に呼んでいたほど、野球経験者もさほど多くなかったのですが、それでも1人の落伍者も無く9人皆が3年間を乗り切った、根性だけは備わった学年でした。

さあ、これで気分もリフレッシュ。

1年に一度かもしれませんがあと数回は継続的に同窓会を計画したいと思います。

せめてメンバーの半数が揃って皆で当時の話題などで盛り上がれる事を期待し、次回に思いを馳せるのでした。

2011.08.09

「ありがとうの家」基礎配筋検査

家々が直ぐ傍に建ち並ぶ中の建築であることを改めて実感。

隙をついて光を捜し求める作業を計画段階でシミュレーションし、現場で確認する。

図面を描いている段階、建物として形が現れる段階、それぞれで感じ方が変わってくるのが建築の面白い所でもあります。

さて、肝心な検査はと言うと開口補強筋の是正が主な点。

そして嬉しい事に、現場には「ありがとうの家」と言う呼び方がしっかり浸透している事なんです。

通常、住まい手の苗字をとって、「〇〇邸」とかで呼ばれる事が殆どですか、こちらの場合は、住まい手自らが命名された「ありがとうの家」が工事写真用の看板にもしっかりと書かれています。

これは、住まいづくりに関わる全ての方々への感謝の気持ちを表すため、このように名付けられたのです。

基礎配筋検査

我々もその感謝して頂けている、住まい手のお気持ちにお答えできるように、頑張らなければ。

写真は建物の南面から道路側(西面)を眺めた所です。

2011.08.08

「アイミツ」と書くと何だか艶っぽい響きですが、何の事だか分りますか?

建築業界で言う「相見積り(あいみつもり)」の事です。

相見積りって、何?

と仰る方もいらっしゃるでしょう。

複数の業者から見積をとって比較検討する事を言うのですが、

ここで一つ重要な事を忘れてはいけません。

比較検討するのですから、当然同じ天秤に載せる事が重要です。

所が、この「同じ天秤に載せる」作業と言うのが実はかなり難しいのです。

我々が関わる場合は図面と言う、比較的等しい天秤を用意できるのですが、それでも上がってくる見積を見ると小さな家1軒建つんとちゃうか?と言うぐらいかなりの差が開いている場合もあります。それだけ同じ天秤を用意するのは至難の技なのです。

建築を初めての方だけで、比べてやろうと、アイミツをやろうとしても、殆どが口頭で思いを伝えただけで、同じ条件にしたつもり、になり正しい比較には、なりません。

ですので、この作業はきちんと建築を理解できて、同じ天秤を用意出来る方が介在する必要があります。

又、アイミツをした後のマナーとしては、関わって頂いた皆さんには必ず、当選でも落選でも返事をしてあげて下さい。

返事がない事が落選の印だよ、と言うのはタブー。

皆様がお話をされた、相手のみが見積もりをしている訳ではなく、住まいを完成させるためには多くの職人さんや下請けさんが関わる事になります、その職人さんや下請けの業者さんたちも、あなたの住まいのために幾日も掛けて、見積作業をしているのです。そうですあなたが対面している、その方の後ろには沢山の方々が関わっていると言う事を忘れ無い様にして下さい。

お断りの連絡を入れる勇気がないのなら、最初からアイミツをするのは避けて下さい。

又、アイミツである事もちゃんと最初に伝えておいた方が良いかもしれません。相手も落選もあり得る事を覚悟で参加するのですから、落選した所には断りやすいと言う理由もありますが

もし、あなたが仕事で知らない間に他社と比べられていた事を後から知ったなら、あまり気分の良いものではありませんよね。

それと同じ事です。

世の中、お金を払う者が一番偉いんだと言う考えもありますが、これから長く暮らす家を一緒につくっていくんだから、立場は対等で私達の分からない部分はあなた達にお任せしますので、宜しくお願いしますね。と言ったスタンスで住まいづくりに望んで頂くのが、良い関係を構築できる方法ではないかと思います。

2011.08.05

ヘリが来た

やって来た~!

場所はウチの前

ヘリが飛んで来ました。

ヘリ防除と言って田んぼに農薬を散布する作業なんです。一瞬の出来事、2~3分程で去って行きました。

ヘリ防除

リモコンヘリとは言え、ご覧のように人と同程度の大きさ、かなりの迫力です。

軽トラの荷台から離発着する操作技術は凄い!

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