芦田成人ブログ

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2011.09.30

先日のボツ案件しかり、実現案件しかりですが、毎回、住まいの計画をする上で共通して考えている事は、如何に自然のエネルギーを享受し、又その享受したエネルギーをロスする事の少ない住まいとするかです。

これを偏に省エネと言う言葉で片付けてしまうと語弊もありますので、あまり大きな声では発せませんが、便宜的に今回はそのような言葉を使用し、タイトルとしています。

東日本大震災以後、これらのキーワードは頻繁に耳にするようになりましたので、ご存知の方も多いと思いますが、もう一つのキーワード「創エネ」と言う言葉は、もしかしたら耳慣れない方もいらっしゃる事でしょう。

創とはつまり、エネルギーを創り出す事で、皆様がご存知の太陽光発電などは、これに該当します。

しかし、いくらエネルギーを創ると言っても、その出口がダダ漏れでは、折角創ったエネルギーが勿体無いだけ、つまり創エネを実現させる前に、その出口をしっかりセーブするために、省エネと言う観点が重要になると言う訳で、まず省エネとなるような住まいをつくる事が重要です。(断熱や照明など)

そして、政府方針でも2020年頃を目標に段階的にその分野の義務化を画策中と言う情報もあります。

それが出来てから次のステップとして、創エネ住宅を目指すと言う考え方がスマートで利に叶った考えではないかと思います。

2011.09.29

今年のボツ案件は現在2件。

折角、製作したけども日の目を見ずにボツとなるには惜しいプランだけに、せめてもの報いとここで披露します。

1件目は、昨年暮の計画でボツとなったのが今年の初め、京都府舞鶴市での計画です。

模型1

模型2

こちらの場合は、ご夫婦間で設計に対する認識のずれがあり辞退されました。

この計画で考えた事。西面道路、南隣地に建つ大きなお住まいの日影の影響を受けるためによほど上手くプランニングしなければ冬季は一日中、日影の中肌寒い生活。

薪ストーブの熱が効率よく住まいを循環する熱の流れを計画。勾配を違えた長い切妻屋根に下屋庇が取り付く細長い住まいです。

そして2件目はローコスト案件。設計料込み+建物で2000万円までで何とかしたいと言うことで計画したプランです。

模型3

実情として、この予算帯は非常に増えていますし、何とかならない事はありませんが、あれもこれも実現したいとなると、やはりコストにも影響しますので

割り切った考え方をして頂く事も重要かと思います。何をどうしたいのか?それは違った考え方で叶えられるのでは?スペースの兼用で叶えられるのでは?などお話を伺う中で解決できる事も沢山あります。

諦めてしまえばそれで終わりなので、何とか実現させたいと言う強い願いを貫き通していただく事が重要かと思います。

兵庫県加東市での計画です。

2011.09.28

先週の連休をシルバーウィークと呼ぶのを知ったのは、つい連休前のこと。

そんな連休も明け、またまた「ありがとうの家」の現場定例。

先週今週の頭は、ブログの更新から解き放たれたくなり、間が空いてしまいましたが、又再開です。

さて、ありがとうの家のロケーションは神戸市北区、つまり裏六甲と呼ばれるエリアで、周囲を巡る道路もアップアンドダウンの繰り返し、歩きでの移動には少々応えますが、足腰の鍛錬にはもってこいなのかもしれません。

そんなロケーションを少し紹介。

ロケーション1

この写真には現場は写っていませんが、現場前の道路は車の交通量も多く、路上駐車は近所迷惑と言う事で毎回、近くの駐車場から少しだけ歩いてアクセスしています。

そんなアクセス途中の1枚ですが、写真右手に少しだけ白い柱のような物が写っていますが、恐らく法面までがこちらのお宅の敷地なのでしょうね。敷地をめい一杯に利用するために、このように人工地盤を造成したくましくお住まいが建っています。

このような建て方をしているお宅が、この辺り割合に多く存在します。

この階段を下りて、信号を渡り、暫く行くと現場です。

屋根の上から

そして、こちらが先日の現場。

屋根の上から南西方向を眺めた様子です。足場の支柱が電柱のように見えていますが、実際の電柱は遠方に1本だけ写っています。

低い山が一つあるために残念ながら海は未だ見えませんね。

斜面にへばりつくように建てられた家々を見ていると、人間のたくましささえ感じてしまいます。

2011.09.22

今年は村祭りの実行委員、と言っても平委員なので当日のみ少し慌ただしそうなだけ。

昨年は建築士会柏原支部の創立50周年記念式典の実行委員長と、昨年から実行委員が続いています。

何とか委員と言う響き、学生時代以来で新鮮ですが、そのような理由で、10月の2週目の週末は他の予定は何も入れられませんので、あしからず。

因みに、村祭りの実行委員は来年、再来年辺りが本当に大変な役となりそうです。

2011.09.21

先日は台風の迫る中、「ありがとうの家」の現場定例。

しかし今年はよく降りますし、台風の数も並ではないような気もします。

まさか私が雨男なのか?いやいや、他の現場では大概、晴れる事の方が多いのでそれは無いと思います。

垂木

前回の中間検査から、さほど日にちも経っていない事から大きな進展はありませんでしたが、現場に点された照明で天井面に綺麗な陰影が出来ていたので1枚。

もう少し垂木の成が大きくて、ピッチが細かければ、もっと綺麗な陰影が出来ていたんだろうな、と思いますが・・・。

写真の奥に小さく見えているのは側頂部の換気用の高窓です。

2011.09.16

今日は「ありがとうの家」審査機関による中間検査。

通例なら、ぱっと見てすっと終わる、我々からすると値段に見合わない、先方からすると、めっちゃ効率の良い検査なのですが、今日の検査員さんは意外に長居され、40分位は現場におられたように思います。

すったもんだは無かったのですが、チェック項目の一つ一つを入念に見て行かれての長居でした。結果は無事合格でした。

内観

現場は早くも屋根の防水工事、外壁の通気層までの工事、サッシ取り付け工事、断熱工事、内部壁下地工事までを終えてます。

9月上旬の上棟、2週間でここまでの早さには少し訳があります。

内外壁下地+断熱材も充填された構造断熱パネルはめ込み工法によるものです。

初めての試みですが、精度はかなり優れものと思いますし、現場での断熱施工が必要ないのは評価点です。

但し、プラン段階で設備配線配管などのルートをしっかりと検討しておく必要がありますが、

これらで壁が囲われた事で、何となくですが室内の光の状態が確認出来ます。

写真はリビングダイニングに該当するスペースですが、30坪弱のこの住まいで、程よい感じに光が廻っています。

(夏過ぎのこのシーズンに燦燦と光が注いでいるのは逆にまずい状態と言えます。)

こちらの住まいの

最終 Q値(熱損失係数)   2.30 W/㎡K < 次世代省エネ基準 2.70 W/㎡K

最終 μ値(日射遮蔽係数)  0.024 < 次世代基準省エネ基準 0.70

何度も申し上げますが、これは単なる数字遊びをしている訳ではありません。

「エコ」とか「省エネ」などの言葉の独り歩き、言った者勝ちのエコや省エネ、であってはならないと思い、その裏付け作業の一部と捉えての取り組みです。

 

2011.09.14

新調した眼鏡のかけ心地が、良くなかったと言うよりも辛かったので、眼鏡屋さんへ相談に

度があっていないとか、そんな類いではないのですが

今までとは違う累進レンズと呼ぶらしいレンズで利き目の度数も上げており、きちんとした位置に掛けないと、いわゆる鼻眼鏡状態では駄目なのだそうです。

眼球とレンズの距離にすれば、ちょっとのずれですが、調整してもらった事で、辛い症状は改善されましたので、後は慣れなのだそうです。

2011.09.13

先日の続きとなる部分もありますが

Q値(熱損失係数)を計算してみて分る傾向があります。

ウチで設計させて頂く多くの住まいは屋根面の構造体や垂木が見えています。即ち屋根面は躯体の外側で断熱を考えているのですが、これ熱損失を考える上では意外に難しいのです。性能の高い断熱材を使ってようやく部位別の性能をクリアしていたり、時には屋根面の性能だけでは基準をクリア出来ないけども建物全体でクリアさせると言う、総合評価を下さいないといけない時もあります。

屋根面の性能が少し弱いと言う事は即ち、冬場よりも夏場の熱気が屋根面近くに溜まりやすいと言う事ですので、その熱気を外部に排出するための仕掛けが必要になる訳です。

小さくても高窓を設けると言う手法が最も安価で手っ取り早い方法ですが、他の手法とも組み合わせながらASHIDAスタイルの家は進化し続けます。

2011.09.12

「TATAMIリビングの家」の見積UP。

台風の後と言う事で、懸念事項がやや増え、VE案で減額を試みないといけないのですが、少しだけスケジュールに余裕を頂きましたので、可能な範囲で要求を満足して頂ければと思います。

少しだけ頭に汗をかく事にします。

この家の見積前段階での断熱スペックなど 

暫定Q値(熱損失係数) 2.63 < 次世代基準 2.70 をクリア

暫定μ値(日射遮蔽係数) 0.027 < 次世代基準  0.07 をクリア

恐らくこれらの数値はもう少し改善する方向に向くと思います。

これらは、夏涼しく、冬暖かい家の裏付け作業の一環です。

 

2011.09.08

ペーパーレス時代と呼ばれるようになり久しいのですが、ほんまかいな?と思えるほど沢山の紙を処分。

仕事が仕事だけに、完全
ペーパーレスは考えられませんが、しかし処分した紙類は、図面ではなく、封筒や古い書類です。

段ボール3箱分のそれらと、カタログ、それに加えて古いソフトをパッケージごと処分したいのですが、古いソフト、皆さんは、どのように処分されているのでしょうね?

人に譲る?それともパッケージごと思いきってゴミ箱行きですか?

パッケージって意外に嵩張っていますよね。

もう少し、事務所をスッキリさせたいのですが、回収の日まで、直ぐにはゴミとして出せないのが辛いですね。

事務所の片隅がしばらくの間、置場と化しています。

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