芦田成人ブログ

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2012.01.30

昨年ご相談いただき事情により、中断されていた住まいづくりが再開します。

ローコスト案件では設計料のウェイトもそれなりに割合を占めるようになります。

ですので、今回それに対応できるように設計の効率化を図り、可能な限り、ご予算にも協力出来るシステム化を目指します。

システム化とはパターン化ではありませんので、プランをパターン化する事とは意味が違います。

あくまでも住まいはオリジナルである事に変わりはありません。

2012.01.27

寒かった1週間も、既に週末。

今週の現場も又寒かったのです。「シアタールームのあるライトハウス」は先週上棟し、屋根仕舞いへと一直線ですが、何せ建物が大きいので手間取ります。

ライトハウス

こちらの住まいは寄棟屋根です。軒裏の木組が美しいので蓋をしてしまうのが勿体無いくらいです。

そして、もう一つ「TATAMIリビングの家」

断熱施工

こちらは今週始めに断熱材が施工されたばかり。

断熱施工2

グリーンのフィルムで覆われている部分がセルロースファイバー、透明のフィルムで覆われベージュの中身が見えているのがグラスウール。

何故、違う種類の断熱材が使われているかと言うと、外周部、つまり本当に断熱施工が必要な部分にセルロースファイバーを、トイレやお風呂などと居室が隣り合う部分には防音目的にグラスウールを入れています。

セルロースファイバーなのに何故、防湿フィルムが施工されているのか?

応えは、材料の組み合わせや気候条件によってはセルロースファイバーを使っていても結露は起こりうる、と言う計算結果が出たからです。

私も計算し、メーカーも計算し、両者の結果が一致。

セルロースファイバーを使えば結露が起こらない、即ち防湿層が不要 は実は嘘なのです。

ですので、防湿層を無くしたい場合は事前に材料の組み合わせを考え、結露の定常計算で確認し担保する事が必要となります。

結露は木の家にとっては大敵、住まいの耐久性を縮める要因ですから、きっちりとこれらの事を考えて住まいづくりをする必要があります。

2012.01.26

昨年から続けてきたパッシブデザインワークショップ、先日その発表会が行われました。

東日本大震災後、如何にエネルギーを無駄にしない生活を送れるか、省エネルギー住宅とは?と言った事が着目されるようになっています。

しかしハウスメーカーが掲げるスマートハウスとは違い、パッシブとは出来る限り機械に頼らずに自然の恩恵を上手く利用し生活に生かすための工夫や知恵、そして自然を読む力などが問われるもので

西日本の猛者たち?が集まる中、全8グループに別れ、与えられた敷地条件を任意に選択し、仮想の建物、実際の建物などをモデルに如何に機械仕掛けでなく自然の力を利用して、冬暖かく夏涼しく過ごせ、それが省エネで且つ経済的にもランニングコストを抑える事が出来るかと言ったシミュレーションなどを交え、ユーモアやセンス、プレゼン能力などを競い合うと言った内容でした。

当初、競い合う形式でなく、講評や論評などに留まるものと思っていたのですが、まあでもやはり非格差社会ではつまらない、せっかくなので上位3位までは発表しましょうよ!

と言う事で我々のグループは見事、第2位に輝いたのでした。

我々のグループは昨年末に完成した「ありがとうの家」をモデルプランとして利用させて頂いたのですが、本当のこちらのお住まいも、内部の仕様こそやや違えどもパッシブな考え方は丸っきり生かした内容ですので、当然本物の住まいも暖かである事は言うまでもありません。

今回の入賞は私達グループ皆の力でなし得たものですが、最初から皆が顔見知りであった訳でもなく、全く初対面の方々の集まりでした。

回を重ねるごとに小さな和が生まれ、それぞれの分担を決めて責任感を分担した事も功を奏したのだと思います。

今回の入賞を受けてより、この分野の研究とそれに伴う実践を深めて、寒い北近畿の地でも又そうでない地域に於いても快適に過ごして頂ける住まいの提供を続けて行けるように、心に誓うのであります。

2012.01.21

京丹後市にて新たな住まいづくりが始まります。

昨年より打合せを重ねて参りました、こちらのお住まい、建築地も将来への発展を望んで慎重に検討されました。

愛称 「発展する家」 と言うのはどうかな?と思いますが

住まいの名称、一瞬で、ひらめく時、そうでない時あります。又住まい手自らが付けられる事もあります。

設計者である私目線でつける名前は、こうなって頂けたらなあと、半分期待を込めた気持ちが多いように思います。

逆に、住まい手自らが名付けられる時はどんな、お気持ちで付けられるのでしょうね?(^^

ひとまず、予算にも限りがあるので概算見積を取る所からスタートです。

さて、設計頑張るとしますか~!

2012.01.19

本日は「TATAMIリビングの家」の定例会議。

こちらのお住まい、外部には出来るだけ木を露出させて使って欲しくないと言う事で、一部を除いては外部には木の部分が少なくなります。

そして、玄関戸も今回始めてかもしれません、既製品を使用してみました。

装飾の無い、主張しすぎない物で値段もそこそこ、と言う事で採用してみました。

未だ養生が掛かっていますので、全貌を拝めませんが、ネーミング、もうちょっとどうにかなりませんか?トステムさん。

玄関ドア

既製品が悪いとは思いませんが、あまりそれの羅列ばかりでは、それはもはや設計ではなく、コーディネートしているに過ぎないので、バランスが大切なのでしょう。

バルコニー

写真は2階バルコニーの軒下。

ご覧のように、いつも見える軒裏の垂木は、なりを潜めています。

2012.01.17

あれから17年

誰もが知る、とも言えない月日が流れました。

今日の調査地の隣には小学校があり、その校庭では全校集会が行われており、校長先生のお話には「今から17年前・・・と始まりました」

そう言えば、小学校6年生でも既に阪神大震災時には生まれていない年齢です。

あの時を知る者が語り継ぐ重要性を感じました。

ですので語れる場がある方は、是非とも口伝して頂きたいと思います。

そして、もう一つ

「あれから」な出来事

「シアタールームのあるライトハウス」がようやく上棟を迎えました。

地盤改良を終えてから3ヶ月、この間、手刻み加工に約80日、年末年始を挟み、ようやくです。

と言えども、棟木が上がる本当の棟上げは明日なんですけども、明日は地域行事の厄除祭、当番なので、現場には向かえそうにありません。

1日早めの現場立会いです。

そして、この現場の手刻み加工を主になって担当してくれたのは、実は私の教え子、と言う事で

これまた「あれから」何年経ったの?とでも言える出来事です。

独立間もない頃、ふとお呼びが掛かった非常勤講師のお仕事、その1年目の生徒さんの1人だった彼が今や28歳となったそうで、もう何軒も棟梁として活躍しているそうです。

教え子と言っても私は座学担当でしたので、彼に何を教えてあげられたのかは分りませんが、それでも不思議な感覚です。

棟上げ 

写真左手が、その彼です。

棟上げ

このような繋がりを大事に長く仕事を続けていると、又このような再会があるのでしょうね。

2012.01.16

既にお気付きの方がいらっしゃるかも知れませんが、先週いつも御世話になっている、中村写真工房さんよりデータを頂きましたので

ありがとうの家」とこちらは大分時間が経過してしまいましたが「集う家」の設計事例集写真をUPしました。

いつも、データを頂いても直ぐにUP出来ていませんでしたので、ここは反省して、そして昨年は設計事例集へのUPも、満足に出来ておらずと言う事での更新です。

宜しければ、ご覧下さい。

2012.01.14

音楽プレーヤーも進化していますが今や主流なのはipodなどの携帯し且つ音楽をダウンロードすると言うものでしょうね。

年末倉庫の大掃除をしていたら、その元祖なるものとその次の世代の物が時系列で出てきました。

進化系

Walkman(左下から)

「音楽を持ち歩ける」と言った意味合いかどうかは分りませんが、カセット型の物、しかしこれは発売後大分スリム化された後の商品だったように思います。

発売初期の物はもっとゴツゴツと大きくカセットテープをしっかりガードした感じではなかったでしょうか?

そして左上は CD Walkman と言いたい所ですが、そうではないんですね、Discman  が正しいようで、何故SONYは当時これをこのように名付けたのか

あれだけ Walkman が売れたのに不思議です。

そして 右手は大掃除で出てきたものではなく、ipod に限っては私の物でもありません。

右上は音楽を聞く事が主な目的ではありませんが、その機能も併せ持つと言う事でipad

ここ30年ほどの間にこれだけの変遷があるとは驚きです。

しかも、このWalkman とDiscman 殆ど使っていません。

音楽が無ければ死んでしまうと言うほど聞き込む人間ではありませんので、バブル華やかな当時、電気屋さんのセールか何かで安かったから購入したと言うのが本当の所だったのかもしれません。

さて、Walkmanの専用電池がかなり錆びついていますので、動くのかどうか?確認してみましょう!

2012.01.13

新しいと申しましても昨年より何度か登場しているので、さほど新しいと言えるものではありませんが

「ASHIDAプロジェクト」の設計契約が昨日済みましたので区切りとして新しいとさせて頂きます。

半公的な意味合いをもつ事業でもあります。

旧JA支店を買い取って地域交流施設として、お化粧直し。

限られた予算の中で出来る事はわずかですが、その僅かの中にでも設計に入ってもらって良かったと思って頂ける様に頑張ります。

内部

写真は建物内部、JA支店即ち、金融機関であったので、床はPタイルに配線トラフが、そして壁には地域産と言う事でしょうか桧の板が張られています。

天井はオフィス仕様と言う事で、さてどうまとめましょうか?

2012.01.12

年も明け、「TATAMIリビングの家」の現場も動き始めました。

現場では屋根工事もほぼ完了し、外壁下地工事、内部では断熱工事に先行して電気配線や各所への穴あけ工事が行われています。

こちらの住まいの壁面にはセルロースファイバー断熱材を使用するために後で穴空け施工が難しくなります。

従がって壁面に穴あけが必要な箇所、エアコン配管や換気扇、壁内に埋設されるスイッチやコンセントボックス類が先行されています。

こちらのお住まいでも、当然Q値、μ値計算を事前に行っていますが、いくらこの数値が良くても陽が射さない事には性能云々も論外となってしまいます。

しかし、こちらのお住まい、南側隣地の建物が近く、背が高い、敷地に充分な南側空地を取り辛いなど、日照条件がやや良くないのですが、それでも僅かな隙間を狙って何とか陽射しの確保に努めました。

吹き抜けから射す陽射し

吹抜上部には材料が置かれているので陽射しが遮られていますが、これらが片付けばもう少し陽も射す事と思います。

吹抜

その吹抜上部の開口です。

床に板が並べられている部分は吹抜となり、そこから階下に陽を導こうと計画しています。

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