芦田成人ブログ

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2013.08.30

木曜日は「YKITハウス」定例日

8月も残す所あと僅かとなった現場では、一気に材料が搬入され、所狭しと積み置かれています。

小さな現場の中は材料が一杯、移動にも身体を捩じらせながら隙間を縫って、あっちこっちと言った感じです。

台風の影響にも左右されそうですが、週末には足場が外される予定です。

2階

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階には天井用の石膏ボードが

1F

そして1階にも石膏ボードを中心に床材、壁材、パーテーションに使用するパネル材などなど、高く積み上げられる訳ではないので圧迫感はありませんが、広くべたっと面積を占めています。

1階で生活の殆どが完結する事を目指したプランですので、2階面積は僅かですが、その僅かの部分に少し拘りを感じる住まいとなります。

2013.08.27

先週来、喉の調子が悪い日が続いています。

夏風邪との診断を受けましたが、熱はないので平常通り業務の毎日です。

先週中に気合で完治の予定でしたが、しつこい夏風邪であります。

皆様におかれましても季節の変わり目、御自愛下さいませ。

さて、「YKITハウス」工程表には足場撤去の文字が出てくる時期になりました。

この時期、現場はザワザワ色んな工種の職人さんたちが現場にやってくる事になります。

こちらも、完成へ向けていよいよ山場を迎える事になりそうです。

そして「哲学の家」も先日、予算調整の打合せ、住まいづくりの中では一番辛い段階かと思いますが

誰もが通る道、これを乗り越えなければ住まいづくりは進みません。

こちらも、一つの山場を迎えています。

山を越えれば、楽な道。

山があるから登るんだ、と言う言葉もあるように何事も平坦に楽に済んでしまうと感動も何もありませんし、家への愛着も違ってくると思います。

少しの坂道も楽しみながら登る事を心掛けることで、随分と気持ちも違って見えます。

景色を楽しむ、小鳥のさえずりを聞いてみる、小川のせせらぎに耳を傾けてみるなどなど、住まいづくりは長い坂道を見ているだけでは、つまらない事ばかりです。

ちょっと周囲に目を向けて楽しい事を探す事で、気持ちの上でも楽になります。

さて、ゴールに向けて一歩ずつ確実に歩んで行きましょう!

VE案

2013.08.20

オープンハウスを終えて週末は「縁望の家」の御引渡しでした。

当初リノベーションからスタートした今回の住まいづくりも、いよいよ住まい手さんにバトンタッチです。

毎回の事ですが、ひとまず私たちが関われるのは、ここまで。

後は、住まい手さんによって家に味付けをして頂くこととなります。

それぞれのご家庭の味が存在するのは当然で、良い味出てきましたね~、てな具合に住みこなして頂けると設計した者としても微笑ましい事でしょう。

長く関わらせて頂いた分、ご家族の皆さんとお会い出来る機会が減ることは名残惜しいですが、これもこの仕事をしていく上では仕方の無い事です。

又、お目にかかれます日を期待しながら次の仕事へと向かいます。

縁側

 

2013.08.14

遅くなりましたが、去る8月10日、11日の計2日間に渡り、「縁望の家」のオープンハウスを開催させて頂きました。

大変暑い最中でしたが多くの皆様に、ご来場頂きました。

ご来場頂いた皆様、ありがとう御座いました。

工事中から気になっていたと飛び込みでいらした方や、非常に熱心に長時間滞在された方もいらっしゃいました。

「百聞は一見にしかず」、やはり実物を見てみないと分らない事ばかりです。

最新の設備とか、珍しい機器などはメーカーショールームで確認出来ますが、ここにしか無い事を確認できるのがオープンハウスです。

次回オープンハウスの予定が立ちましたら告知させて頂きますので、ご期待下さい。

内部

2013.08.09

さて明日、明後日オープンハウス直前ですが、振り返るシリーズも最終章です。

最後は「縁」について、説明を加えて行きたいと思います。

しかし、その前に少しだけ性能面の説明をさせて頂きます。

こちらの住まいも他物件と同じように環境性能を示す指標としての計算を行いましたので結果を報告致します。

熱損失係数 Q値 2.26 W/㎡K < 2.7 W/㎡K (次世代省エネ基準)

暖冷房などによる熱が屋外へ逃げて行き易さを示す値で、数値が小さい方が性能が良いとされています。但し現在はQ値を改めた指標を用いられるようになりましたが、浸透度では未だQ値の方がメジャーと言う事で敢えてQ値を使用しています。

夏季日射取得係数 0.035 < 0.07 (次世代省エネ基準)

夏季にどれだけ屋内に日射が入るか、即ち数値が高いほど夏の陽射しが屋内に入り込むので屋内の温度は上がる傾向にあり、それを和らげるためにエアコンなどの力を多く借りる事となります。

以上が計算値に基づく値ですが、あくまでも計算ですので、如何に施工がきっちりされるかを現場で確認しないといけません。

さて、前置きが長くなりましたがいよいよ「縁」について

こちらの住まいでは南東のコーナーに設けた縁が住まい全体の面積の1割近くを占める非常に贅沢な一角となっています。しかし、これはこの住まいにとってはどうしてもなくてはならないものと思いプランニングに落とし込みました。

南東の景色が良い事が大きな理由ですが、それだけなら開口部をこちらに設ければ必然的に目に飛び込んできます。しかし、前記に記したように室内環境のコントロールと言うのも私の設計では非常に大きな要素です。

その意味で昔の日本家屋の造りは非常に良く考えられたものと言えます。しかしその欠点は隙間だらけで冬はどうしても我慢して生活しないといけません。それらを改善すると言う意味で、前記に挙げたような環境設計も有用な要素となる訳です。

庇を設け陽射しや雨を避け、その下に出来た空間を第二の部屋として屋内外を結ぶ有用な役割を担わせました。

 縁

タイミング悪くベストショットが撮れませんでしたが、屋内外の関係を示す1枚です。

縁側

縁側は奥行き1.82mありますので、非常に懐の深い空間が出来ました。

軒先

軒裏は構造体がそのまま見える明快な構造としています。一定のリズムで設けた垂木ですが、このリズムを変えたりする事でまた違った表情になる事も、構造体を見せる醍醐味となります。

この縁側にブランコを付けたり、縁に座ってスイカを食べたり、昼寝をしたりと様々なシーンが連想されますが、何よりも内部から眺めるシーンが、一番落ち着くのでは無いでしょうか?

是非、今回のオープンハウスでは、そのシーンを御体感下さい。

これにて、振り返るシリーズを最後と致します。

皆様のご来場をお待ちしています。

2013.08.06

さて、振り返るシリーズも第4回目

次で振り返るシリーズは一旦終了ですが、今回は外観編

住まいに用いる外壁材には色々ありますが、左官系、塗装系の材料ほど様々な表情に変化する材料は無いのではないかと思います。

勿論、当方の場合は外壁、屋根共に通気工法を採用しますので工程が増えると言うのも理由の一つですが、通気層を設ける事は即ち、建物の寿命に影響すると言われますし、実際専門誌などでも通気層を取らなかった事による短期劣化の報告も挙げられています。

外観1

写真は、既に通気層を設けた上に外壁の下地となる木ズリと呼ぶ板を貼った状態です。この時点で構造体本体と木ズリ板との間に少し空間が開いて1重目の防水施工も施してあります。

外観2

そしてこちらは、先ほどの木ズリの上にアスファルトフェルトと呼ばれる防水紙を貼った状態で、この上からモルタルを塗るための金網を貼り付けていきます。これで外壁は二重の防水措置がされている事になります。因みに、屋根も同じように二重に防水措置を施すのが標準仕様としています。

 外観3

そしてこちらは、一度目のモルタルを塗った状態です。一度と言う事は当然二度目がある訳ですが、一度に分厚く塗ってしまうとひび割れの原因になるなどが、起りますので一度目を塗りある程度乾かしてから二度目を塗る作業になります。

外観4

二度目のモルタルが塗り終わると、このように綺麗に外壁が仕上げられます。

しっとりと落ち着いた外観と木の表情もばっちり。

白、黒、黄土色の3つの候補の中から、この地に一番馴染む色と言う事で推薦させて頂きましたが、ばっちり正解と思いました。

さて、振り返るシリーズも次で閉めとなります。

オープンハウス直前に相応しい内容となりますように、今から練って参ります。

2013.08.05

さて、今週末のオープンハウスを控え、振り返りシリーズは着工編です。

てこずった建築確認申請などの書類事でしたが2月中に何とか交付され3月、無事着工へ向けて動き始めました。

まずは建物の位置を出すための地縄張り、方位に従い建物を配置したために、敷地と平行な部分がありません。

 地縄張り

位置が決まれば、基礎工事ですが、その間にやらなければならない事が

新築では大事な「選木作業」

木の家は如何に木が綺麗に見えるかが勝負。と言って、節の無い綺麗な材料ばかりを使ってしまっては、値段もボンと跳ね上がります。

ですので、同じ等級の材料の中で如何に見せるか、隠すかの作業をする訳です。

選木作業1

大きな一括りの材料一通り全て目を通し、○△× を付けていきます。×印の物は使わないのでは無く、見えない壁の中に隠れる位置で使います。

△が付いた物は、○を優先的に使い、それでも足らない場合、△の中から使えそうな物を選ぶようにした物です。

選木作業3

そして、○と言いながら何も印は付いていませんが、ご覧のように綺麗な材料は優先的に目に見える位置に使う柱です。

選木作業2

そして、こちらは梁。今回は杉と桧を適材適所に使い分けています。

そのように下ごしらえされた材料がいよいよ、お目見えしたのが上棟の日です。

 上棟

平成25年4月18日、無事上棟。

この辺りでは風習として、竹と共に、ご覧のような長い吹きさらしが風になびき、上棟した事を表現するそうです。

振り返りシリーズも、後少しとなってきましたが、次回は大詰めに差し迫って参ります。

オープンハウスの詳細は こちら からどうぞ。

2013.08.02

さて、そんな敷地に用意させて頂いたプランは計2案

一つは現プランの原型となった案と、もう一つは東西に長くつまり各部屋が南面に向き合う形態を取ったものです。(模型写真参照)

幻模型

後者の、即ち写真の案も捨てがたかったのですが、各部屋が南に向くのですから必然的に縁側は南面のみ、敷地の間口目一杯に展開させているために後ろに建つ既存の倉庫からの物の出し入れなどから考慮し結果として、現案の元案を採用頂く事となりました。

採用となった案は南北に長い敷地に馴染むように建物も南北軸を長く確保し、大屋根+下屋の形状と、東南のコーナーに奥行き約1.8mの縁側を設けています。結果として、この縁側は住まいのシンボルとなり懐の深いゆとりある空間を生んでいます。

縁側

さて、次回はいよいよ工事開始~を振り返ります。

オープンハウスの詳細は こちら からご確認下さい。

 

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