芦田成人ブログ

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2015.12.25

徐々に年末ムード漂い始めましたね。

確か、今日までに年賀状を投函すれば元旦に届くんでしたよね。

例年30日に裏面を一斉に印刷し、31日に宛名面の印刷、速やかにいけば31日に投函ですので

一体、何日に届いているのでしょうか?

申し訳ありません (汗

裏面には、例年その前年に完成した建物の写真を使わせて頂いています。

さて、今年はどの写真にしようか?

そろそろ考えないといけませんね。

空いた時間で絞ります、と言っても完工していなかったり、遅かったりで、撮影が前半だけ終えて完全に済んでいません。

よって数枚の写真を先にお分け頂いた中からの選択となります。 数が少ないので即決出来そうです。

例えば、こんなのです。

どんな写真が届くかは、楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。
年賀状写真

2015.12.25

今夜のクリスマスを過ぎると世間では一気に年末モード

今年も今日を含め残すところ、あと6日となりましたね。

さて皆さんは、どのような1年でしたでしょうか?

私共にとりましては試行模索の1年となりましたが、これを来年以降への足掛かりに出来そうな気配を感じています。

お世話になりました皆様には、感謝致します。

年末年始の休暇を下記の様にさせて頂きます。

12月29日(火)から1月3日(日)までを完全休業

1月4日(月)から準平常業務

1月5日(火)から完全平常業務

とさせて頂きます。

尚、至急御用の場合は対応させて頂きますので、ご連絡下さいませ。

宜しくお願い致します。

2015.12.23

現場の報告が中途半端となっておりました。

古民家リノベの現場では二期工事の大工工事を終え、外構、建具などを残すのみの状態です。

長屋門と蔵の外部足場が外れ、白壁と焼き板のコントラストが綺麗ですね。 写真奥の蔵と双子兄弟のようになりました。

いつまでもこの状態が続くのが理想ですが、そうは問屋が卸さない、メンテナンスフリーなんて材料は世の中には存在しません。

古びていく味わいと付き合えるのが、このような素材の良さです。

残念ながら年内完工とはなりませんでしたが、全てが綺麗に仕上がった姿を新年の楽しみに取っておくことにします。

長屋門

長屋門2

2015.12.22

さて、前回の内容で肝心のユーザーさんへのメリットが何も伝わらなかったと思います。

メリットを書いていませんので伝わらないのは当然ですね。

現場の大工さんは設計図書を尊重し、一生懸命にそれを実現しようとしてくれます。

例え図面が無茶であってもです。

ここで予めきちんと話し合いが出来、無茶でない方向に進めば良いのですが、

そうでない場合、図面はこう描いてあったからその通りにした。片やそんなことは現場で判断して適正にすべきだ、となる訳です。

この構図、最近どこかで聞いたことがないでしょうか?

そう横浜でマンションが傾いたあの問題では、誰に責任があるのか?さんざん見苦しい擦り付け合いがされていました。

設計が悪い、現場で確認して施工するのが当たり前だ、と火の粉を払うのに懸命でしたね。

結局、問題がどう解決するのかは今後注視するとして

前述の場合の責任の所在は置いておき、設計が無茶苦茶だと実際の住まいづくりでも同じことが起こり得る可能性が高いと言えます。

家が傾くと言うのは又違った次元の問題ですが、生活が始まってから徐々に何かしらの問題が進行するかもしれません。

そう言う意味で設計者が関わる木造の住まいづくりでは、きちんと理解できている人間が関わっている事に意味があるのです。

2015.12.21

ここ数回、これまでとは異なった内容のように見えるかもしれません。

「どうしたんだ、急に!」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

別に何かがあった訳ではありませんし、今のウェブサイトに切り替える前もこのような内容を割と投稿していたと思います。

先日、大学の同窓会兼忘年会がありました。大学と言うことで皆が、建築業界です。そして多くの設計事務所主宰者もいました。

同じような悩み、同じような思いで仕事をしていることも分かりました。

「正直者が馬鹿を見る」、そのような状態に陥りやすい業界であるとも感じました。

「たかが絵を描くぐらいで・・・」そのような考えを持つ方が多いこの国ですが、そう思われないように改めて魅力の発信を日々、努力し続けることに気付かされた日でもありました。

さて、「たかが絵」と申し上げましたが、木造住宅の世界では、設計の人間が現場に深く関わることを敬遠される大工さんも、時々いらっしゃいます。

昔は、木造住宅と言えば大工さんが主役の世界で、設計者が関わることはかなり少なかったのです。

又、そのような理由から未だに木造に首を突っ込まないと言う設計者も沢山います。

所が、阪神大震災での倒壊調査などが進められる内に、そこにも設計者が介する理由が見出されるようになりました。

しかし聞く話によると、まともに施工も出来ないような図面が出てくることがあるそうで、そのような理由により設計者が木造住宅の現場に深く関わることを嫌う大工さんが多いと聞きます。

はい、正しく理解出来ていない設計者が図面を引いていることが理由だと思います。

そこで、木造を手掛ける私としては、このような事態を極力減らす必要があると感じています。

私の強みは、職人さんの仕事や考えを少しでも理解できる経験があると言うことだと思います。経験と言いましても、大したものではありませんが、2年半ほど道具の扱い、木の刻みに対する考えなど、ある程度観て聴いて、そして自分でも手を動かしています。専ら最近は、本業に専念のためご無沙汰ですが・・・。

私の事務所には、組めない継手のモックアップがあります。写真の物がそれなのですが、これは私が実際に手を動かして刻んでみた、「追掛け大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)」と呼ばれる継手です。

追掛け大栓継ぎ

実際、私共設計の現場でも見える個所に採用する事の多い継手です。刻み(のこ)、鑿(のみ)、鉋(かんな)、これらの道具が必要で、墨付けから全てチャレンジしたものです。あと少し叩けば完全に組めると思いますが、これ以上は下に沈みません。理由は簡単で、材と材の接触面の鉋掛けがきちんと出来ていなかったことです。初チャレンジでここまで出来ればいいのではないかと自分で自分を慰めていますが、現場であれば大目玉でしょう。

しかし、私の目的は、これを完璧に組む事ではなく、大工さんが何をしているのかを知ること。それが設計者として大事なことだと思います。それを知っていることで、いい加減な図面を出さずに済みますし、現場での打合せもスムーズに進みます。

「適当に納めておいて」と言う無責任な発言を減らすこと、意図を的確に伝えられる図面であること、そう言ったことを常に頭に置きながら日常業務に勤しんでいます。

2015.12.19

先日は、「価値を見出して頂いている方に時間を費やす義務がある」と言うことを書きました。

これは、価値の分からない方には何もしない、と言うことでありません。

会ってお話を伺い、敷地を拝見し、敷地に対する所見をお伝えする。(遠路の場合は交通費程度のご負担を頂きます) リフォームの場合は建物の現況を確認する。但し、調査はしません。あくまでも確認をする所まで

そこまでが企業努力として出来る範囲で、それ以上はプラン作成のための作業となるために有料業務としています。

では、その価値とは何でしょうか?

人の価値観は様々ですので一概ではありませんが、その価値を上手く打ち出した事務所が流行っていると言えます。

いくら設計が上手くても、伝える力が無いと生きていけない世界でもあります。

当事務所でも開設後、暫くはプランを無料でしていた時期もありましたし、1案目だけ無料と言った時代もありました。

正直、その先の仕事が欲しいと言うのが、無料で出来た理由でもあります。現に今も、無料と言う事務所も多く存在します。そのような事務所は、仕事が欲しい、開設後間無しで実績が欲しい、さしずめそのような理由によるものが多いと思います。

同業者が集まった際に、この件について話をすることもありました。

皆さん、それぞれに措置を講じられておられます。一番珍しかったのは、無料ではするけども案を披露するだけで決して図面などを渡すことはしないと言うものでした。

このような事例から考えてみても設計事務所の生命線は設計段階では、「案」なのです。

無料でしていた時代を振り返ると、そこに乗じた奉仕仕事ばかりが重なり、こんなことばかりしていては事務所として成立しないと思いましたし、性悪説で考えると無料でした案をそのまま他所へ持って行き、建ててしまう方がいらっしゃらなくもない。現に、そのような目に遭い裁判沙汰と言う話も聞いたことがあります。幸いにも当方にはそのような事例は無いと信じていますが・・・。(場所は分かっているので、そのような事が起こっていれば自ずと分かりますが・・・)

当事務所の場合、一番多いのはプランを提出しても、その後の返事も返ってこないパターンです。 結局、次から次へと渡り鳥をされていると言う話を別ルートで知ったり

プランが出来た旨を何度となく連絡をして、ようやく連絡がついたかと思うと理由は教えて頂けませんでしたが、家づくりどころでは無くなった。 それなら、それでストップの連絡くらいあってよさそうなものですが・・・

無料であっても最低限のマナーはあります。 このような事例を何度となく経験したことが、プラン有料化に至った経緯でもあります。

幸い、設計契約まで進展していただいた皆様は、このような方はいらっしゃいませんでしたし、皆様はその価値に気付かれて、ご依頼を頂いています。

世の中、無料で手に入るものって何でしょう? 情報ですか? お試しサプリ? オンラインゲーム? 考えれば色々あります。

しかし、よく考えてみて下さいね。 無料で手に入るものの精度はどの程度ですか? サプリメントにしても量もわずかですよね。

最初は無料でも、肝心な所まで来ると、結局はお金を払って手に入れなければいけません。

お金を払うからこそ、本気度が増すと言うこともあります。 そこで義務と責任の関係が初めて生まれる訳です。

私共が、プラン作成に要する日数は実質3週間程、掛かり切りになります。

仮に皆様が3週間ほど、無給で働けと言われれば如何でしょう?

プロの技能を駆使してひねり出す、そんなプランですが、当事務所では1敷地につき2案定度までで5万円の作成料を頂いています。

設計契約にまで、お進み頂いた場合は、その一部として充当しますので損にはなりません。

これはあくまでも作成料であり、プランを買い取る費用ではありませんので著作権は当方にあります。

設計事務所とハウスメーカーや工務店との決定的な違いは「立場」です。皆様の立場に立って、一生に一度の住まいづくりをプロの目でサポート交渉し、工事の良し悪しを判断できる。

ここが一番の違いです。詳しくは私共のウェブサイトにも書いていますので、 こちら をご参照ください。

かなり長くなりました、未だ説明しきれていない部分も多々あろうかと思いますが、そろそろ締めに入りたいと思います。

今回は、お金の話ばかりになりましたが普段あまり触れることがない話題ですので徹底してお話しさせて頂きました。

頭の硬いヘンコな奴と言う印象を抱かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、どの設計事務所の門を叩かれても、一番トラブルとなり易いのが、この問題なんです。

そこを十分に、ご理解頂いた上で設計事務所との住まいづくりをお考え頂きたく思い、敢えてタブー視されている話題に触れてみました。

 

2015.12.18

我々は、時給で働いている訳ではありませんが業務日報を基に、時給換算してみると

びっくりするほど非効率であることが分かります。

別に、当事務所だけが、これだけ非効率な訳では無く、設計事務所全般に言えることだと思います。

いいえ、ウチはもっと効率的に働いているよと言う事務所もあるでしょうけども、世の中の多くの事務所が変わらない条件で働いていると思われます。

設計料を尋ねられ、「儲かって、ええね」と仰る方もいらっしゃいます。

しかし、住まいづくりはスムーズに進んでも1年は掛かります。色んな理由でスムーズにいかない場合もありますし、現場は施行者の段取りで進むため、工事が始まれば自分で時間を決められる仕事ではありません。

ですので、とてももどかしい時もあります。

決して儲かる仕事とは言えませんが、住まいが出来上がった時の住まい手さんの喜ぶ顔を見ると、充実感で満たされます。

現場で働く職人さんも同じように修業時代の安月給に耐えきれず、ドロップアウトされる方も多いと聞きます。

時々、プランは無料では無いのか?と言った問い合わせがありますが、当方は有料でさせて頂いています。

理由は又後日、述べさせて頂きますが最たる理由は、きちんと価値を見出して頂いている方の為に時間を費やす義務があると思うからです。

設計事務所は形のあるものを売っている訳ではありません。

設計事務所にとっての商品は何か? そこにキーワードが潜んでいると思います。

 

 

2015.12.17

我々の職業の呼称として様々な呼び方があります。

国家資格としての名称は 「建築士」 が正しく、木造建築士、二級建築士、一級建築士 と言った区別があります。それぞれに設計できる構造規模に限定がありますが、一級建築士になると限定解除で、ほぼ全ての建築物の設計を出来る事になります。最近では構造や設備の専攻資格も設けられていますが、よりプロフェッショナルにそれぞれの分野の職能を有すると思って頂ければと思います。設計の仕事をしている方だけでなく現場監督、工務店の社長さん、土木関係者、弁護士、銀行員などにも、この資格を持つ方もいらっしゃいます。

他に 「建築家」 と言った呼び方もあります。これは資格では無く、総称的な意味合いが強く、特に新国立競技場などの設計者としても登場する著名な方々の肩書には、この「建築家」を用いられるケースが多く見受けられます。又、法人格を有する団体として日本建築家協会と言った団体も存在し、そのウェブサイトによると、次のリンク先 のように規定されており、この中にも先の「建築士」と言う言葉が見られます。主に、設計を生業とされる方を対象にした呼称と言えます。

更に、「設計士」と言った呼び方をされる方もいらっしゃいますが、このような資格は存在しません。むしろ資格の有無を問わず「設計をしている人」を指す時の気軽な呼称と言った位置付でしょう。

もっと言えば、職人さんの中には 「先生」 と呼ばれる方もいらっしゃいます。どこから発生した言葉なのかは分かりませんが、私がこの業界に足を突っ込んだ時からこのような呼称がありました。国会議員さんも先生と呼ばれたりしますので、初めて耳にされる方は、どれだけの人物なのか?と構えられるかもしれませんね。若しくは、教職としての「先生」と勘違いされる方がいらっしゃるかも知れません。

とまあ、どう呼んで頂いても構いませんし、むしろ人と人なので 「芦田さん」 と呼んで頂くのが一番すんなり受け入れやすいのではないかと思うような、気軽なお話でした。

2015.12.02

ふとした事から3年前に設計を済ませ、その後一旦停止していた案件を進めたいとのお返事を頂き、確認の意味も含め図面を見直しました。

3年前に考えていたことと現在とを比較すると、少し違っていますね。

これを進化と思いたいのですが、個別に見るとサッシや断熱に対する考えが一番大きく変わっていますし、今後も未だ進化させたいと考えています。

当事務所では最もコンパクトな住まいで、「小さくても快適に」との思いで考えたプランは今も錆びていないと思います。

先日、現場に地縄張りの作業をしてきました。

敷地を実測したものを図面に起こす段階でミラー反転すると言う究極の大チョンボをしてしまいました。

予定していた通りのポイントで建物の配置が出来なかったのですが、まずは予定通りに位置出しし、方位に従うために道路に沿って角度を振ると言うスタンスは同じなので、後は出たポイントをそのまま平行移動させることで

敷地の中の良い場所に収まりました。

3年前とは消費税の税率も変わっていますし、物の値段も変わっていますので、再度見積もりをして頂きます。

位置出し

2015.11.25

本日、設計監理契約をさせて頂きました。

「翼を広げる家」と命名させて頂きます。

南側隣地からのプライバシーを守るために適度な距離を保ち且つ、陽射しを受け入れるための開口を確保したい。又、道路には背を向けて尚、コンパクトであること。これらの条件を整理し出てきた形が、このプランでした。

来春、着工に向けて実施設計スタートです。

又、設計を一通り終えていた「(仮称)直営の家」は、母屋との関係や諸般の事情により当初の思惑から少し変更しなければいけなくなりました。図面修正もかなりの量になりそうですが、こちらも2月着工に向けて進めて参ります。

翼を広げる家直営の家

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