芦田成人ブログ

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2015.02.27

先日、話し合いの場を設けました。

誰も声を荒げる事も無く、思っている事をぶっちゃけました。

一つ分かった事実は、職人さんが嫌気をさして引き揚げてしまったそうです。

応援に来ている職人さんだったそうで自社の従業員では無いとのこと、社長曰く今は他に手段が無い情況との事です。

しかし、私も伝手を頼りに図面を見ながら仕事をして頂ける職人さんを探しています。あちら、こちらに声を掛けています。

細かい条件は工務店さんとの話になりますが、材料は工務店さんが支給してくれますので手間受けとなります。

残りは断熱材施工以降の工程で造作仕事がメインになります。フロア貼りも残っていますが。

施工用に全ての箇所の建具周りの枠の納め方などを描いた図面(1:2~1:10程度のスケール)はお渡しします。

これを機に我々のデティールを真似て以後の仕事に生かして頂いても構いません。

我こそはと仰る方がいらっしゃれば、手を挙げて頂ければ幸いです。場所は篠山市内(JR篠山口駅からもほど近く)です。

先に見つかった場合はごめんなさい。

急な話ですので、簡単に受けて頂けるとは思っていません。

ピンチをチャンスに変えたいと思います。

現場の空気を変える必要はありましたので良い機会と思っています。

しかし、こうなると一番困るのは住まい手さんです。

(施主の)「知り合い施工」では、過去にもここまでの事は有りませんでしたが、ちょっとしたゴタゴタは、ほぼ必ずと言っていいほど起こっています。

慣習の違い、仕事の進め方の違いなど様々な違いでミスマッチが起こりますので、以後  (施主の)「知り合い施工」 は手放しでOKしない事にします。

宜しくお願い致します。

2015.02.25

「春よ来い、早く来い」とでも歌いだしそうな陽気が心地よい今日でした。

久々の訪問でしたが、綺麗にお住まいになられていたのはお変わりありませんでした。

今回の工事で唯一、触れなかった玄関ドア、他は内窓を付けて断熱改修も施し、温熱的には快適になりましたが、玄関近辺だけが寒いとの事でした。

マンションンの場合、玄関ドアは基本的に共用部分となり触れない事が多いかと思いますが、マンション全体(管理組合を通し)で断熱仕様のドアに替えて頂くなどの方法が探れないかと言う方向でご検討頂く事となりました。補助金が使えるのかも含めて。

無理なら個別の対応策が必要となりますが、まずは前述の道を模索して頂きます。

工事の段階で愛読家のご主人のために、多くの書籍をおさめるための本棚を設けさせて頂きました。

前回の訪問時に、既に拝見していたのですが、改めてみても、やはりすごい量です。全9段、床へ直置きされている部分を含めると10段。

そして、これだけの重量を支えているこの金物の凄さも感じます。

この金物、当事務所で使っている物をご覧になり、紹介させて頂いた物だったように記憶していますが、数も自由に増やせて動かすことも出来る優れもの、本棚を作るよりもコストの上でもスペースの上でもパフォーマンスは高いと思います。

小さな本屋さんよりも沢山あるのでは? それは言い過ぎか(^^

本棚

2015.02.23

協力業者さんが必要な物を付け忘れていたり、図面を見落として妥協案を出して来たり、断熱材の発注ミス(高性能グラスウールが必要なのに只のグラスウールが届いている)があったり、天井高さまでの建具があるのに鴨居も付けずに天井を仕上げていたり、妥協の産物が出来て一番困るのは住まい手さんです。

私も、常に気が気でない日々が続き、精神的にも疲れています。

一度、現場を止めて三者で話し合う事にします。

今回、住まい手さんの知り合いと言う事で施行者さんが決まったのですが、それが甘えになっているのではないか?

何故、図面をきちんと見ていないのか?

これから造ろうとしている家は確実に彼らがこれまでに造ってきた家とは違うはずです。

他の工務店さんが出来て、何故彼らには出来ないのか?気持ちの問題なのか?技術の問題なのか?

仮に契約図面と違うものが出来れば、私は監理ミス、施行者は債務不履行になり兼ねません。

そのようなリスクを背負ってまで現場を進める事はとても出来ません。

こんな事は事務所始まって以来初めてですが一旦、ストップです。

本来、このような事をオープンにする事は留めるべきか悩みましたが、我々を介さずに知り合いの施行者さんに直接頼んで頂くのは、信頼関係が出来ているなら全く問題ありません。

我々が介する事で、目指すべきゴールは全く変わってきます。そのゴールに向かって皆が気持ちを合わせらるのか、ミスマッチが起こると気持ちを合わせることさえ難しくなります。

ですので、知り合い施工の場合は、その点をよく考慮の上ご相談頂きたく思い、公開させて頂きました。

以後、我々もこのようなケースへの対処策として、知り合い業者さんを使って欲しいと言ったケースでは、面接と試験を受けて頂くなどの対応策を講じるかもしれません。

2015.02.21

我々が見慣れた四角い真っ直ぐな材料で建てるのと違い、波打った材料で建てらた、このような建物は、それだけで十分なポテンシャルを持ちます。

後から触る者は、そのポテンシャルを生かすように、余計なデコレーションを加えずに全体を見て行かないといけません。

地域コミュニティー施設へ変身!

蔵

2015.02.19

私共の設計では、新築の場合、図面枚数が100枚近くにも及ぶ場合があります。それが良いのか悪いのかは別として、それだけの枚数になると言う事は、現場に伝えたい事がそれだけ沢山あると言う事です。

従って、施工される方は工事が始まる前にしっかりと図面を読み込んで頂く必要があります。ましてや、図面を見ないで施工するなんてあり得ません。

当方の設計で初めて施工をされる方は、いつもと違う仕事になる事は、この図面の枚数を見れば感づくはずです。

その場しのぎで、仕事しようとすれば全体を見通したとき、あっ違う仕事をしていた、となって手戻りの発生、材料の無駄が発生する訳です。

慣れた方なら図面を読み込んで工事に入る前に、図面のあっちとこっちで相違があるが、どちらが正しいのか?と言う質問を投げかけられる事があります。

図面を読んで貰えているかどうかは、現場での打合せをすれば、又施工の状態を見れば分かります。

物珍しい機械を扱う時に説明書をしっかり見る、これ当たり前の事ですよね。

出来ているようで、意外に出来ていないこと多いです。

 

2015.02.18

中々、暖かくなる気配が見えませんが、それでも季節は移ろいます。

ここ丹波では昨日、今日の2日間に渡り、三丹一の厄除祭が柏原町で行われ、寒さのピークもこの頃までだと言われています。

私も、高校最後のこの時期に厄神さん(地元ではこのように呼ばれています)の駐車場整理のアルバイトをした思い出がありますが、あの時も雪が振り、とても寒かった経験は今でも記憶に残っています。

そして、今朝も現場へ向かう時間帯には雨が雪に変化していました。

そんな中でも現場は進捗しています。少し間が空きましたが、目に見えた進捗が感じられる工程から次の工程へと移ったために、暫く更新を見送っていたのですが、屋根の板金も葺かれ、内部では断熱施工の段階へ

断熱施工がまずい現場を見ると幻滅しますし、逆に綺麗な施工を見ると、又頼みたいと思います。職人さんの技術差や知識差を埋めるための工法もありますが、コストもそれなりに掛かります。

又、折角綺麗に断熱材が施工されていても、設備工事でそれらを荒らして手直しが、されていないのも幻滅します。一番神経を尖らせる部分かもしれません。

今回この住まいにはピアノ教室があります。しかし周囲には既にお住まいの方々が多くいらっしゃることから、出来るだけ窓は少なめにして、防音への配慮はしっかりして欲しいとのご要望でした。

壁の厚さは限られていて、その中で出来る事と言えば、既知の方法もありますが、断熱と防音を兼ねたセルロースファイバーを吹き込む方法を採用しました。比重の重いセルロースによって吸音させようと言う狙いですが、それだけには留まらずの方策を試しています。次週には、その吹込みがされると言う事で、それが施工されれば又違った空気感を感じる事でしょう。
セルロース施工前

屋根は棟通気の仕舞いを待つのみとなっています。
棟通気の仕舞前

徐々に形が見えつつある現場も、これからは仕上げの工程に入ってきます。

細かな指示図面があちらこちらに貼り付けられた現場も面白いものです。

 

 

2015.02.11

急きょ決まったプレゼンでしたが、準備は整っていたとあって焦りはなかったのですが、少しお待たせしていたので申し分けありません。
と言う気持ちで臨みました。さて結果や如何に?

外観は普通と言えば普通なのかもしれません。雨や雪の多い地では軒や庇が必需となります。

立地によって、意図的にそれらを変えています。

でも、内部は心地よい空間である事が絶対条件ですね。

内観

2015.02.08

長~い企画構想期間を経て、先日無事に「思いを伝える建築写真 入門講座」が行われました。

今回講師をお願いしたのは、いつも当方が竣工写真をお世話になっている中村写真工房の中村大輔さん。

同じ写真業界の仲間には、「自分の持つノウハウを簡単に人に教えるなんて・・・」と言った否定的な声も多かったとのお話がありましたが、人に必要とされるから、こう言った場に呼ばれるのであり、たった1日の話で伝授できるノウハウならプロなんて必要ありません。修行時代を含め長い年月の積み重ねが技術であり、その人格をつくりあげるのであって決して否定されるべき行為ではない、と私は思います。

現に、建築家でも売れっ子になるとあちらこちらのセミナーに呼ばれ、講演をされています。このような経験は誰もが出来る事ではないのです。

しかし、会場側の制約も大きく色々と禁止事項を言い渡され、下見の段階でもセミナーへ向けてのストーリーを見出すのに手間取りました。又、当日になってもからも制約が掛かり、やり辛さがあったのですが

中村さんの饒舌なトークに皆さんは熱心にメモを取り、終了後に設けた質問タイムも予定時間を大きく超えて熱心に質問をされていました。
セミナー座学

プログラム的には実習を充実させたかったのですが、建物内ではセミナールーム内のみでの撮影許可しか頂けずに物足りないと感じられた方もいらっしゃったかもしれません。しかし、部屋の中で撮る事の狙いを逃した方は、今回のセミナーの大事な部分を見落としていると言えます。独学では決して分からない今回の狙いに気付かれた方は大きな収穫を得られたのではないでしょうか。又、新たな発見も多くあったようです。安物の三脚で、時折なんちゃってカメラマンを気取っている私ですが本格的に挑戦してみようと思うなら道具には少し費用を費やすべきかと思います・・・。
実習

又、中村さんが最後に仰っていた、我々建築業界の人間は何千万円と言う人様のお金を握って仕事をさせて頂いていると言う事を肝に銘じ、今後も仕事に取り組んで行かなければなりません。

お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。次年度の体制が若干変わるようですので、このようなセミナーの行方がどうなるのか今の所未定ですが、企画立案が出来る環境があるならチャレンジしてみる価値はあると言えます。
記念撮影

2015.02.06

前回から暫く更新も途絶えていましたが、その間も現場は進行しています。

壁の面材も貼られ、空間を認識できるようになった先週は、住まい手さんを交えて現場でスイッチやコンセント、照明器具などの位置の確認をして頂きました。

ダイニングではラウンドテーブルを使用される予定ですが、大きなスペースではありませんので、それに応じたテーブルとなります。
内部

さて、面材が貼られたと言う事は、当然釘の間隔やピッチ、打ち込み深さ、その他数点の確認事項がありますのでそれらのチェック。これらが施工がまずいと、本来の壁倍率よりも小さな力しか発揮できないので見逃せる部分ではありません。

そう言った作業をしながら屋根の上へあがってみると、前日よりの寒さによってうっすらと残った雪は北面のみ。同じ屋根でありながら北向き、南向きでこれだけの違いが出るのです。
屋根の雪

暖かい陽射しが待ち遠しいこの頃、現場には目の前の法面に大きな桜の樹があります。満開の頃には、工事もそろそろ終盤となっているはず、楽しみに待つとしましょう。

 

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