芦田成人ブログ

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2015.05.30

もう1週間が経過しようとしています、早いものです。

さて、今週も2つの現場が順調に進行しています。

新築の現場はキッチンの据え付け工事がありました。誰の目にも完成の状態が想像できる段階になりました。

一方、古民家の現場は大工さんも進まないと漏らすほど、しなければならない事が沢山あります。実際には目に見えて工事が進んでいるのですが、家自体が大きい事に加え、新築のように先を読んで進める事が難しいとの事です。理由としては水平垂直、平面上の直角(我々は矩と呼びます)が出ていない、厳密に言いますと新築当初はそれらを出来るだけ意識して工事はされていたと思いますが経年により徐々に建物も歪みが出ます。そのような歪みを補正しながら下地を起こしていく作業が伴うためであったり、新旧の素材をどのように見せるのか隠すのか、元の建物の高さが十分でないために想定していた通りの工事が出来ないなど、諸々の事情が重なる事から考える時間も長くなると言った理由があります。

そうは言っても先週よりも目に見えて現場の進展は見てとれますので、職人さんの手際の良さに光る所があると言えるでしょう。

そんな中、今週は住まい手さんにも現場にお越しいただき、スイッチやコンセントなどの位置をご確認頂いたり、諸々の打合せをさせて頂きました。

住まい手さんとの打合せも一段落した頃に、職人さんから再び質問があり、その場で現場サイドのプチ打合せが再開しました。

数分後にプチ打合せも終わり、隣にいらした住まい手さんに「(今の段階は)毎週、こんな事(打合せ)をしているんですよ。(^^」と説明させて頂きました。

小さなディテールの積み重ねが一つの住まいを造っていく。目に見える部分ではありませんが、出来上がると何だかスッキリ見えるのはこのような打合せの蓄積なんです。特にリノベーション工事の場合は机上で考えている通りに行かない事もしばしばあります。

色をどうする?と言った目に見える打合せは、もう少し先の事になります。

我々、設計者は考える事が仕事です。想像した事を実現させる方法を考える仕事は今しばらく続きます。

アプローチ

2015.05.22


今週、壁面の断熱施工が施された、古民家リノベの現場。

まるで、鍾乳洞の中にいるようです。

内壁断熱

メーカーは、もっと可愛らしい呼び方をされていますが、例えは私の方がより事実を語っていると思いますが・・・。

それは良しとして、外部では先週まで、平場の瓦が葺かれていたのに対し、本来有るべきものが乗っかると、やはり 「らしい」 姿に見えてきます。

外観

棟瓦、ここが乗っかって、壁との取り合いの熨斗瓦などが葺かれると、ぐっと絞まった表情になってきますね。

増築部外壁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

増築した部分では壁の焼き板も施工され始めました。

そして、こちらも又黒い外壁なんですよね。焼き板なので、全く感じは違いますが、いつまで続くの?(^^

黒い家シリーズ。

これで4軒連続の黒い外壁になるんですよね。

それが悪いと言う事では決してありませんよ。

不思議なんですよね、これだけ世の中に色んな色があるけども、日本では建物に使われる色ってそんなに多くない。

例外はありますが本来、日本の家は自然の素材で造られて来た事が起因しているのでしょう。

 

 

2015.05.20

「高台のピアノ教室のある家」では内と外で工事が進みます。

外の工事は、先週に続き外壁鋼板張り、内側は大工造作による家具工事が進み空間のイメージも随分と掴みやすくなっています。

しかし、部屋の明るさ加減のイメージは、もう少し工事の進展に左右されそうです。

南西外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、南西面の外観。8割程度外壁の鋼板が仕上げられました。

住まい手さんは、黒を選択されました。最近、連続して採用となっている黒い外観。

焼き板、吹付、鋼板と素材は違いますので、同じ黒でもそれぞれに表情は違います。

内部

内部でも生活の主となるスペースが徐々に仕上がってきました。梁成と同じ厚みで天井が仕上がりました。

大工さん、電気屋さん、内装屋さんと徐々に職種が増えています。

来週はキッチンが据え付けられます。

又、ガラッとイメージが変わっていく事でしょう。

 

2015.05.16

本日、「28坪 最小限の家」の1年点検でした。

家が完成した昨年は植えたばかりのヤマボウシの樹に花が咲く事はなかったそうですが、今年は順調に樹も育ち、白い花を付けていました。

住まい手さんも、この庭木に花が咲いたのを見たのは今年が初めてとの事でした。
ヤマボウシ

さて、肝心の点検ですが数か所、気になられていた点が御有りでしたが、その場で対応して頂けた箇所、専門業者に対応頂く箇所などもありました。

木の香りは1年経っても未だ健在でしたが、住まい手さんはもう、自分たちには感じない、との事です。

そう、何方と言わず木の家に住んでいる方は、それが当たり前になっているので、ご自身では感じなくなってしまうのです。

更に驚く事に、そのような家に住まわれている方の服にも木の香りが移っているので、外でお会いしても木の香りが漂います。

当然、こちらの住まい手さんも人から木の香りがすると、言われることがあるとの事。

嫌な香りではなく、ふわっとした柔らかな香り、良いですよね。

ヤマボウシ

2015.05.14

リノベーション、新築と交互に続く、只今のブログです。

しかし、リノベーション工事も造る段階に入り、部屋としての形も見え始めてきました。

そんな今日は、サッシが搬入取付され、瓦もほぼ棟の仕舞い等を残し葺かれました。

各所が工事の途中ではありますが、それはそれで美しい造形にも見えてきます。

今回は、そんな数々を紹介します。
天井

先ずは吹抜けの天井面です。これら全面が見える訳ではありませんが、太い丸太梁は極力生かした形で天井を考えています。
壁面

和室続き間の一番端、西側には仏間や床が出来る壁面です。透湿シート越しに射す陽射しは柔らかく、壁を構成する下地材を映し出しています。


西側外観

そして西側外観。瓦が葺かれると何とも落ち着いた雰囲気になりました。壁下地となる桟が打ち付けられた状態はいいですね。

タワー足場

そして、高所作業の為にタワー足場が設営されました。

中庭からの外観

最後は中庭からの外観です。

 

 

 

2015.05.13

先週まで、内部の造作工事が粛々と進められてきましたが、いよいよ外部の工事も始まりました。

外壁鋼板張り作業です。外部の作業は、これに樋が付き完成になりますので、かなり完成に近づいたように感じます。

足場が外れると、周囲にも住まいとしての顔を現し「こんにちは、宜しくお願いします。」と言った所でしょうか?

バルコニーも防水が施されました。FRP防水、施工当日は相当強烈な匂いを発しますが乾くまでの我慢と言う事で、今週の打合せは匂いを我慢しての打合せとなりました。

内部では大工さんによる造作家具工事が始まっています。

詰めが甘くならないように、各部の取り合いなどにも気を配っております。

外壁鋼板

外壁鋼板は黒が好き、と言う住まい手さんのリクエストから選択しました。

FRP防水
バルコニーのFRP防水も、この日、1日で作業終了しています。

造作工事
内部で進む造作家具工事。長いカウンター天板の裏面です。



 

2015.05.08

大工さんが変わってから、履き替え制となった現場ですが、住まい手さんも現場用にとスリッパを置いておられました。

これまでは、出番待ちの材料の上がスリッパ置き場でしたが、それらも出番を迎えた今、端材で作られたスリッパ立てが、さりげなく上り口に吊り下げられました。

職人さんによる、さりげない気遣い。住まい手さんにしてみれば、ちょっとしたサプライズになるのでしょうか?

スリッパ立て

って、ここでバラしてしまうとサプライズでも何でもないんですが・・・。

もっとも、ウチではそんなの当たり前と言う工務店さんもいらっしゃるかもしれませんが・・・。

一方、ピアノ室にも変化が見られました。下地の状態だった壁面ですが仕上げが施され、すっかり音楽室?っぽくなりました。

住宅街ですので、周囲にも気を配り防音対策には配慮しています。

ピアノ室

音や熱の逃げ道となる窓は、法的に必要な採光面積を確保できる最低限のサイズにしていますので部屋は、さほど明るくはありません。市販の防音システムを採用すると何百万円も必要のようですので、ここは頭を働かせ、断熱と防音を兼ねて壁面には比重の重いセルロースファイバーを採用、界壁も同じ仕様とし、天井には2階への音を断つ目的で、グラスウールを200㎜敷き詰めました。床も当然防音対策を施し、さてうまくいくかどうか?

既に、この部屋に入った段階で空気感が全然違うので全く効果が無いことは無いと思います。

ここで思う存分ピアノのレッスンや夫婦そろっての演奏楽しんで頂ける事を期待します。

2015.05.07

5月5日の子供の日は過ぎましたが、今日の気分は「♫ 甍の波と~、雲の波~」とでも歌い出したいような

そんな現場の雰囲気でした。

現場への道すがら見た、大きな鯉のぼりが後押ししたのかも知れません。

甍(いらか)とは、瓦葺きの屋根の事を指しますが、丁度5月5日から瓦葺き作業が開始されたそうですが、歌にちなんだ瓦屋さんの粋な計らいと理解しておきましょう。(^^

さて、この瓦ですが晴天に映え渋く輝く、イブシ瓦です。

正直、屋根に上がるのは気合が要りますが桟に足を掛けられる事もあり、上がってしまえば意外に動きやすいものです。

屋根の上から、横から、斜めから、色んなアングルから、この模様を眺めてみました。何せ、今ぐらいしか屋根に上がれる機会は無いと思いましたので。

西側から

先ずは、西から。畑の脇にある大きな木が、よりノスタルジックな雰囲気を醸しだしています。

上から

次は、屋根の上から。瓦葺き作業の真っ最中です。

中庭

そして、もう一丁屋根の上から中庭を眺めるの図。こうやって見ると大きなお屋敷である事が理解できます。中庭の向こうに見える瓦葺きの逆L字型の部分は蔵や納屋。二期工事の範囲です。

下から

そして最後は下から。破風板(はふいた)が取り付けられ、屋根の稜線もくっきりした大屋根です。下で見ていた破風板は、とても大きな板ですが、取付いてみると、そんなに大きさを感じません。

2015.05.04

世間では、ゴールデンウィーク真っ最中ですが、現場は動いています。

工程によっては大きな音のする仕事もあり、隣家との距離によっては気を遣わないといけないのですが、幸いそんなに大きな音の出る仕事もなかったり、片や隣家との距離も空いていたりするので、最大限に気を遣いながら仕事が進められています。

そんな中、今日は「高台のピアノ教室のある家」にて住まい手さんとの打合せ。

毎回、親が打合せ、誰も相手にしてくれないお子様にとっては退屈な時間なのかもしれませんが、今日のお子さんは少し違っていました。

買ってもらったプラモデルを作りたいと、現場で開封。

あらら「(パーツ)無くさんようにしいや」と声を掛けた後は、必死で熱中。帰宅の時間までは、ほぼ無言で説明書とにらめっこしながら無心に模型作りに励んでおられました。

隣では、大工さんが家づくり、お子さんは模型作りと、2つの物づくりが進む現場でした。

さて、模型は無事に完成したのでしょうか?又、完成品を見せてもらう事にしましょう!(^^

下地窓
写真は、リノベーションの現場です。窓を設ける位置の土壁が落されました。竹小舞の骨組みが現れた下地窓の状態です。

リビング

片や、こちらは新築現場。キッチンになる位置から眺めるリビングスペース

さて、又新たなお仕事のお話を頂きました。連休、既に少しだけ休ませて頂きましたので、徐々にアクセルをふかして参ります。

2015.05.01

本日、午前中にプレゼンを終えました。建替え、リノベーション、模様替え、どのパターンの組み合わせが最も効率よく複雑な要素を整理出来るのかを考えました。

工事の順序も考えないと無駄な費用が必要になります。さて、一旦家族会議にて、方針を検討して頂く事になりました。
箱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後、前回の定例日に消防団出動のため緊急帰還された大工さん、どうしても確認させて欲しいんですとの事で、急きょ打合せとなりました。

打合せ後、「すっきりしました、これで安心して工事を進められます。」との事でした。

暑過ぎず、寒過ぎずのこの時期、バルコニーから眺められる高台の景色、最高です。

バルコニーから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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