芦田成人ブログ

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2015.09.24

照明が灯りました。

たった数灯ですが、より暖かな雰囲気が醸し出されます。

この部屋は元々和室の続き間でした。黒い梁のある位置が部屋と部屋の間仕切りがあった場所です。
柱の向こう側は縁側だった場所。
床の間の出書院に使われていた書院欄間の姿はそのままにして、玄関に移動しています。
しかし、使われ方は欄間ではありません。

住まい手のご厚意により、こちらの住まいのオープンハウスが決まりました。

10月3日(土)、4日(日)の予定ですが、詳細は後日UPさせて頂きます。

照明

 

2015.09.17


古民家リノベーションの現場には殆どの箇所に建具が入りました。

メインとなるリビングダイニングの南面には内障子を設けています。

障子も様々なデザインがありますが、今回採用したのはより繊細な細い組子(くみこ)障子です。

組子とは女性の名前ではなく障子の桟と呼ばれる部分のことです。

このようにしたのは、この古民家には「差し鴨居(さしがもい)」と呼ばれるものが無く、存在感のある、ごつい丸太梁は空間の上の方に存在し上部を重く、下部を上品に軽やかに見せようとの思いからです。

差し鴨居とは、建具の上にある梁のことで梁に直接、建具を滑らせる溝を設け、昔は構造的にも意味のある材料でした。これがあることで力強さがより空間の下へ降りてきます。重心が下がるとでも言うべきでしょうか?

丁度、設計時に見学していた、東京国立博物館法隆寺宝物館や京都国立博物館平成知新館の印象も少し刷り込まれていたのかも知れません。

最近話題のパクリでは無く、オマージュとでも呼ぶべきかも知れませんが、このようなデザインは昔からあったもので、桟の細い太い、ピッチ、横桟を入れるか、どの位置に設けるかなどで全く違った印象に仕上がります。

この内障子は戸袋の中に隠れているので障子を開けた時には、存在が無くなります。
内障子
現場に
入った内障子
差し鴨居
存在感の
ある差し鴨居のある風景
京都国立博物館
京都
国立博物館平成知新館

 

 

 

2015.09.15

以前、ドイツのウェブマガジンに取り上げて頂いた旨をこちらでも紹介させて頂きましたが、今度はお風呂を取り上げて頂きました。

今度は日本語で紹介して頂いていますので、読解可能ですね。

その模様は こちら からどうぞ。

https://www.homify.jp/ideabooks/65843/

他のお風呂が殆ど造り付けなのに対して、下半分のハーフユニットを使用した事例です。

メンテナンス(換気状態)さえよければ、今の所少なくとも10年は腐っていません。

浴室

2015.09.14

先週、建築を学ぶ学生さんと話をする場にお招きいただきました。

学年も国籍も結構ばらばら、こちらは彼ら彼女らの、ほぼ倍の年齢ですので、どんな話をすればいいのかと???思っていたのですが

建築と言う共通のキーワードがありますので、思いの外ジェネレーションギャップに悩まされずに済みました。

建築を志したきっかけは?との質問に、あのリフォーム番組の名が挙がりました。

あの番組、我々から見ると「それは無いやろ~」と言う言葉が頻繁に飛び出すんですが・・・。

その言葉が出るには、それなりの事情があるようです。

思いの外、そんな所で建築の裾野が広がっているとは驚きでした。

功罪の「功」の部分ですね。

勿論ですが、好きな建築家も我々の世代とは違っています。

良い経験をさせて頂きました。

私の隣にはドイツから勉強にやって来ていた31歳の生徒さんでしたが、来日8日目で日本語も話せない、通訳の出来る日本の学生さんが横についておられたお蔭で、異文化コミュニケーションに盛り上がっていました。

さて、最近サボっていた英会話、今回ので少しだけやる気が戻ってきました。

遠い道のりですが又頑張って再開します。

2015.09.11

二期工事に差し掛かった古民家リノベーション。

蔵や納屋のコケも大きく色々と矯正が必要です。

下屋の腕木と頬杖が傾いており屋根ごと窪んでしまっていた箇所があったのですが、下から突き上げ、ほぼ水平な状態に戻りました。

腕木

腕木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には、つっかえ棒では無く、柱を入れて、きちんとした形になる予定です。おかげで、軒先のラインも綺麗に揃いました。

納屋
納屋全体も北へ傾いていたのですが、こちらも矯正し完全ではありませんが多少は戻ったようです。こちらの内部は大きく手を加えてしまうと折角の良い雰囲気が崩れてしまいますので最小限に留めるのがベターと判断します。

 

 

2015.09.08

先週facebookにはアップしていたのですが、会社名を伏せ気味に書いていましたが、過去に経産省から業務停止命令を受けていることから、もう実名で公表しても構わないと思い、再びこちらで注意喚起させて頂きます。業務停止命令を受けているのが今から9年ほど前の事ですので、今はどうかは分かりません。しかし、この事実が判明したのはつい最近のことです。

経産省の業務停止命令の詳しい内容は こちら でご覧ください。

先週、伺ったリフォーム相談での一コマです。

色々お話を伺った後に、現況調査として天井裏や床下の状態を確認させて頂きました。

天井裏の点検は主に押入れの天井板の端を押し上げてみて下さい。最近の家の場合、この方法では開かないこともありますが、少し年数の経つお住まいでしたら殆どの場合、この方法で開きます。

そこから頭を入れれば天井裏の状態が覗けます。

覗いて見ると、「あらら」見た事の無い金物が沢山ついています。「これ、耐震補強(と言う名目で)か何かされました?」と尋ねた所、この会社のファイルを持ってこられたのです。

作業報告書には今天井裏で見た殆ど役に立たない金物の写真が、どうどうと載せられているではありませんか。

このような金物には、Zマークなど公的な機関で試験し、その性能の認定を受けた旨の刻印があるのが通常ですが、この金物には何もありません。つまり性能がはっきりしていないいい加減な物なのです。しかもコーチボルトと呼ばれる太いボルトで材料を傷めています。役に立たないだけでなく、材料を傷めている工事なのです。

金物金物2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、床下。床下は床下収納を取り外すか、床下点検口から覗く事が出来ます。

我々は、これらの蓋を空けた瞬間の床下の匂いをまず嗅ぎます。かび臭ければ、少し注意が必要です。

今回は、そのことを伝える前に先に床下収納を外されていたので目視で確認するしか方法は無かったのですが、こちらも覗いてみて「あらら?」

木の床束以外にイレギュラーなポジションにプラ束と呼ばれるプラスチック製の束があります。

おかしいのでプラ束を手で触ると、グラグラ。簡単に外れてしまったのが、下の写真です。つまり、この束は何の役にも立っていないと言うことです。
プラ束

おまけに必要のない床下換気扇まで付いてしまっていました。

先にも挙げましたように、この会社、このような手法で高額な費用を請求する詐欺を働いていたと言うことになります。

犯罪ですね。何故、上場できているのかが不思議なくらいです。

業務停止命令を受けると言うことは、こう言った手口が常態化していたと言うことです。

こちらの会社だけでなく、大手だから、上場企業だから、テレビやラジオで良く見聞きする会社だから、と安心してはいけません。

特に訪問販売は信用しないようにして下さい。

上場企業としての誇り、プライドは、どこにあるのか、金が稼げればそれでいいのか?と言うことです。

上場廃止でしょ、ほんと。

このようなことが発覚した場合は、写真などを撮って、国民生活センター、消費生活センターなどに直ちにご相談下さい。

 

2015.09.01

先週末に始まった「ロフトをつくろう 第二弾」の工事が電気工事を除き完成したと言うことで確認に伺いました。

今年、2軒目のロフト増床工事ですが、今回はロフトだけでなく、ちょい個室化工事も行いました。

ちょい、と言うのは完全に個室化するのではなく抜けをつくることで空気、気配、楽しさが伝わることを目指しました。

元々、滑り台を作っても楽しそうですねと話していたのですが、スペースを取ることもあり、省略させて頂いたのですが、その分足元の抜け穴を作ったり、上に上がるハシゴも個室の中に置いてみました。

ロフト個室内

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思惑通りに、抜け穴を潜って見せてくれたり、ロフトの上に上がってくれたりと楽しそうに空間を楽しんで頂けているようでなにより、完成した日には早速お子さんが、そこで寝たそうです。

今回は、勉強机と本棚も作って頂きました。早速、本棚に「何、入れよ?」と思案中かな?未だ机も大分、ビッグサイズですが、直ぐに大きくなっちゃうので、通常のサイズで製作して頂きました。
机、本棚

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