芦田成人ブログ

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2017.01.31

とある住まい手の発想で始まった企画

シリアルナンバー

「芦田さん、ウチで何軒目ですか?」

実は、それまで考えた事もなかったんです

多分、二十数軒目だったと記憶しています

「ウチの家にも芦田さんに建てて貰った証みたいなのが欲しいなあ」

そのような感じの会話だったと思います。

厳密に言えば、私は設計監理をするだけで

私が建てる訳ではありませんが・・・

この際、それは置いておき

当時、とあるデザイナーさんの椅子には

シリアルナンバーが打ってたのです。

それに習い、「じゃあウチも、それでいこう!」と

では、何で作ればいいのか?

建物に直接シリアルナンバーを打つのか?

住宅に、ビルの竣工銘板みたいなのは大袈裟だなあ

と考えてたのですが、当時も現場から出る廃材を貰っては

何かに使えないかなあ?と思案していました。

現場で使うには寸足らず、持って帰ると大き過ぎ

今も、そんな材料がちょっとずつ事務所に増えてはいます。

厚めで節の無い綺麗な材料の殆どは

階段の材料であることが多いのですが

一体、何に使えばいいんだろう?

と考えていた時の、このお話でしたので

現場廃材で作ることは、直ぐに決まりました。

あとは、それを使ってどのような形に仕上げるか

どうやってシリアルナンバーを打つのか

木にインクは載らない、じゃあ焼印かあ

そして、形と大きさの問題が一番迷いました

当初はもう少し簡単に四角形も候補としていた

と思います。

最終的には家型である、五角形に決まりましたが

大きすぎると置き場所に困る、小さすぎると作り難い

当初の物よりも少し小ぶりになりましたが

デザイン的にも良いサイズにまとまったと思います。

「40」とせずに「040」としているのは、多くのご縁に恵まれて

生涯で、三桁の住まいの設計を目指したいとの思いです。

シリアルナンバープレート

 

 

2017.01.30

理科室に入ると薬品独特の

匂いがしていた記憶

おありではないでしょうか?

あれ、何の匂いだったんでしょうね?

1つの実験台を複数人のグループで

囲み、隣の実験台との間を

取り持つように据えてあるのが、

そう、実験用のシンクなんですよね。

白く深めのシンクの底にはお椀を

伏せた蓋ような物があったの

記憶にありませんでしょうか?

あれはトラップと呼ぶ物で

日本語にすると罠とかそのような

意味になるかもしれませんが

罠ではなく、下水管から上がってくる

臭いや虫の侵入を防ぐために

設けられています。

具体的には水を貯める構造に

なっていることが殆どです。

こちらのお住まいでは、この

実験用シンクを洗面台に埋め込む形で

採用しています。

但し、理科室にあったそのままの物なのか

どうかまでは理科室なる教室の記憶が

遥か遠くなった今では確証をもてません。

もう少し深かったような、椀トラップ(お椀型)

だったようなそんな記憶があるのですが

メーカーが実験用シンクとして

販売している製品を採用しています。

但し、理科室っぽい感じがしないのは、

水栓と呼ぶ吐水口(蛇口)の部分が

家庭用の物だからではないでしょうか。

実験用シンク

2017.01.28

先日、内部の竣工写真を撮っていただいた

「27坪のワクワクしながら暮らせる家」

この家のタイトルの一部となっている、

ワクワクと言う感情は

回れる迂回する動線、

見通せないアイストップ

そして可変するベンチなどが

ワクワク感を生み出すのですが、

この可変とは何でしょうか?

実は、このベンチ畳めるんです。

小さな家なので空間を

固定するのでは無く、

可変させることで

変化をもたらせ、使い方を

限定しないことが、

ワクワクにつながるのではないか?

と、ここに設けたのです。

1枚目・・・ベンチの状態

2枚目・・・畳んだ状態

3枚目・・・背もたれであり、玄関からの目隠しにもなるアイストップ天は光るんです

4枚目・・・ベンチの脚はコタツの脚のように外せて、そして仕舞えるんです

ベンチベンチ畳んだ状態光る衝立脚が収納できる

2017.01.27

先日、朝のニュース番組で観ましたが、

春の選抜高校野球21世紀推薦枠の

候補として京都の洛星高校が挙げられて

いるとのこと

同行は中高一貫教育の進学校で東大、

京大へ進学する生徒も多数、野球部員の

中にも東大、京大への進学希望者が

多くいるとのことでした。

運動部にも全国大会クラスの成績を

おさめる部もあるような、

いわゆる文武両道の学校だそうです。

 

そして野球部は中学の時には30人

居た部員が高校になった途端に10人と

野球をするには、ぎりぎりの人数

練習方法もユニークで全員が全ての

ポジションをこなせるように練習する

のだそうです。

そんな部員の一人が、進学の為に

多くの生徒が勉強に専念しているけども、

野球と勉強の両方ってしんどくないんですか?

とのインタビューにこたえ、

「今まで野球と勉強の両脚でやってきたのに、

急にどちらか一つになるのは考えられないんです」

と言った意味合いの答えをしていたんですよね。

立派な考えだなあと思いますよね。

彼にとって、両方を成立させることが

日常なんですよね。

 

現場で職人さんがやっている作業をみると

簡単に見えることってあるんですよ。

只、我々が同じことをやろうとしても

見ているようには上手くいかないこと

沢山あります。

 

プロと呼ばれる方や、何かに秀でている方々が

継続的に日常化している作業や習慣って

短時間で身に付くわけではありません。

 

私も、設計するプロとして

他人から見て、普通にこなせている

ように見えることがあるのか?

もう一度見つめなおさねば

と思いました。

 

2017.01.25

さて、前々回の見学会御礼時に

少し紹介させて頂きました

「からパネル」の説明です。

無垢で幅広の1枚板を

使おうとすれば金額も

相当なものになります。

そこで小幅のからまつ板を

幅方向に剥ぎ合わせ

木材の欠点である反りを

打ち消すために

繊維方向を直交させ

3層に積層したものが

このパネルなのですが

私が、このパネルを知ったのは

YKITハウスの設計時です。

木童さんが取り扱われているのですが

丁度、その時にこちらの

お住まいも設計を進めていました。

但し、こちらのお住まいは

造作家具の殆どを

この、からパネルで統一しています。

そのため、非常に統一感のある

無垢っぽさが全面的に出た

お住まいに仕上がっています。

写真は、からパネルで作った

家電棚と小物置棚です。

いずれも小口がそのまま

見えるようにして仕上げています。

同じような材料として

杉で加工されたJパネルと呼ぶ

物がありますが、どちらかと言うと

Jパネルの方が認知度が

高いとは思います。

食器棚からパネル

 

2017.01.24

と言いたくなるような

そんな今シーズン2度目の

大雪です。

先週に続き、又昨夜から

降り積もりました。

前回の雪が根雪となり

溶けていない上に

降り積もりましたので

本当に豪雪のように見えます。

ふっ~

秋にカメムシの少ない

シーズンは雪が少ない

と言う観天望気が、この辺りには

あるのですが、違っていたのか

1シーズンに均せば少ないのか

一山超えた但馬では

秋にカメムシが多かったと

聞きました。

どちらにしても、度が過ぎると

嫌がられると言う訳ですね。

写真は母屋の表庭と裏庭です。

もう、ここはどこ?ゲレンデ?

と言った世界が広がっています。

大雪大雪2

 

2017.01.23

雪予報の出ていた週末の天候でしたが、

幸い予報が覆りました。

しかし、一歩外に出ると外は寒い

冬なので当たり前と言えば当たり前ですが

元々、雪の多い地域ゆえに雪が降りそうな日は

気温も下がり、うんと冷え込みます。

工事を担当して頂いたのは、工務店の

外(そと)の大工さんです。

「僕たちって意外に完成形を見ることが少ないんです」

と、ご家族で見に来られました。

意外だと思いませんか?

工事を担当している大工さんがですよ。

2階の内装仕上げまでは現場に居る事はあるけども

それ以降は大工さんの仕事は既に終わっている

ことが殆どなので、床の養生もあがっていないことが

殆どなのです。

それだけ、愛着を持って仕事をして頂いたんだなあ

と思うと、嬉しかったです。

この大工さん、名前をひらがなにすると、

私と一文字違いなんです。

苗字は全然違いますよ。

姓名の名の方ですけどね。

今回、ご覧頂けなかった方のために少しだけ紹介させて頂きます。

通称、「からパネル」と呼ぶカラマツを3層に積層したパネルで

造作を統一していますので統一感がある内装となっています。

「からパネル」に関しては又後日説明させて頂きます。

キッチンカウンターベンチ

 

 

 

2017.01.20

無垢率高し

こちらのお住まい

無垢率って? 人の名前ではありません(笑)

ごめんなさい、勝手に作りました造語です

特に規定はありませんが、

合板一つにしても無垢に見えるような合板を

使用しているため、無垢材をふんだんに

使用しているように見えます

小上りもないので、階高も少し抑えています

そのため、家全体がとても落ち着いて

感じるのです

そんな、お住まいの見学会は明日、明後日です。

只、雪の心配があるので

もしかしたら日曜日のみの単日開催となるかもしれませんが

当日に、お申込みして頂いても構いません。

但し、当日お申し込みの場合は、

お電話facebookのみでお願い致します。

電話は、0795-87-0632

(電話は、転送しますので、直ぐに切らずに暫くお待ち頂けましたら幸いです)

リビングダイニング階段シューズボックス光る壁

 

 

2017.01.17

22年

今日の話題は、これしかありませんね。

阪神淡路大震災からの年月です。

ここでも何度か書かせて頂きましたので

もしかしたら、ご存知の方も多く

いらっしゃるかも、しれませんね。

 

当時は、大阪の豊中に住んでいました。

前日まで、スキー旅行に出かけていて

さあ、目覚めか?と言った時間でした

建物ごと大きく揺れたせいで、

何のいたずらか?と思った次第です。

いや違う、轟音とともに上の階では

食器が割れるような音がし、

思わずスキーウェアの上着を着込んで

揺れが収まってから

外に飛び出し、顔を合わせた事もない

マンションの住人さんと何らかの会話を

したような記憶があります。

後程知った情報では豊中は震度5とのことでした。

電車は止まったため、その日は車で通勤をしましたが

結局、スタッフの多くは電車通勤のため出勤出来ず

事務所での内勤はせずに、工事中の現場の

安全確認などに回ったような記憶があります。

 

あれから22年ですか、かつて教えていた専門学校では

震災の年は未だ小さくて、殆ど記憶が無いと言う

生徒さんが多かったのですが、今や震災後の

方々が、そのような年代なのですね。

 

地震、集中豪雨、など様々な所で今も大きな被害を

もたらします。いつまでも、あの日を忘れずに

建築を考えていく日と位置づけたいと思います。

 

犠牲になられた、多くの皆様のご冥福をお祈りいたします。

2017.01.16
「27坪のワクワクしながら暮らせる家」見学会情報は こちら からご確認下さい。

 

先週末に襲来した超一級の寒波は、

ここ丹波の地にも、大雪を降らしました。

13日の金曜日に京丹後の現場で、

雪に見舞われ、事務所に戻ると

その日は降らず、14日の土曜日

ついに降り始めた今シーズンの初雪は

15日の日曜日に35cm、

一夜明け16日の今朝には55cmと

なっていました。

雪って軽くてふわふわで、

そんなに重くないんじゃないかと

思いませんか?

建築で積雪荷重を見る場合、通常

1㎡当りに1cmの積雪が積もった場合

20N(ニュートン)の荷重を見なさい

と言う事になっています。

20Nって何kgやねん?

約2kgです。なんや、それやったら大したことないやん

となりそうですが、いやいや面積が広がったり、積雪が増えていくと

これが、かなりの数値になるんですよ。

例えば積雪量が増えて50cmになると、1㎡当り100kgの荷重が

載っていることになります。

1m四方に100kgですよ、面積が増えて建物の屋根になると

一体、何キロ、否何トンと言う単位になります。

それ程、雪の荷重って重いんですよ。

写真は先日と今朝の事務所周辺の状態です。

明日には回復のようですが

1月15日の情況1月15日積雪量1月16日の積雪状況1月16日の積雪量

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