芦田成人ブログ

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2017.11.21

先週に続き、今週も基礎工事です。

そして今回は基礎立ち上り部と

アンカーボルト等の検査です。

検査するのは前回と同じ被りなどになりますが

前回と違うのはアンカーボルトの施工検査です。

アンカーボルトは基礎と土台を緊結するために

必要な金物で、コンクリート打設前に設置しておくことが

通常化していると思いますが、未だに田植えする

業者も居ると聞きます。

(アンカーボルトの)「田植え」とは、文字通り

コンクリートを打ってから固まりかけている

コンクリートをツンツンして埋めていく方法です。

コンクリートは打設後直ぐに硬化を始めます。

硬化を始めている所をツンツンするなんて

ナンセンスです。

そのため、田植えは禁止せざるを得ません。

又、折角プレカットで土台を継ぐ位置が

予め分かっているのに、それも無視して適当に

アンカーボルトを植えられてしまうと、全ての意味が

無くなるのでありえない、としか言えませんので

図面にも、「田植え禁止」と書き込みを入れています。

それでも、田植えをする業者が居ると聞きますから

初めての業者の場合は注意して監理に当たることになります。

幸い、今回の業者さんはとても仕事が丁寧で

疑問点があれば、何度も質問の電話がありました。

分からなかったので適当にやっておきました、などと

現場で言われるとうんざりすることもあるのですが

誠実さが伝わる業者さんで良かったです。

アンカーボルト検査

2017.11.20

秋を飛び越して冬になってしまいましたね。

寒さで凍えそうですが、外で働く職人さんはもっと寒い。

そんなこんなで、先週末は基礎配筋検査でした。

基礎は鉄筋コンクリート造です。

鉄筋コンクリートは人間の骨と筋肉の関係に良く似ています。

さしずめ鉄筋は骨、コンクリートは骨を包む筋肉と言った所です。

鉄筋は文字通り鉄ですので、空気に触れると錆びます。

アルカリ性であるコンクリートで包まれることで、鉄筋の腐食を

防ぐのですが、ある一定以上の肉厚があって初めて

そのような性能を発揮します。

その肉厚のことを「被り(かぶり)」と呼び、コンクリートが

直接土に触れる部分か否かで、被りの厚みは変わります。

土に触れる部分では被りの厚みは多く必要になります。

そのために、基礎底のコンクリートの被りが重要になります。

しかし、一般的には基礎の底は石が敷き詰められ、それを

均しただけの状態のため、凹凸が多くなります。

そのためAのポイントとBのポイントでは、コンクリート下端の

被り厚さが違ってきます。

こうなってしまうと、何を基準に下端の被り厚さを判断すれば

いいのか分からなくなります。

そのために、私共では基礎のコンクリートを打つよりも更に下に

「捨てコンクリート」と呼ぶ下地となるコンクリートを打って貰っています。

しかも基礎のほぼ全面にです。

全面に捨てコンクリートを打つ現場は少ないようで、

基礎屋さんからは少し疎まれますが、慣れればこれが普通になります。

少し基礎の値段は上がりますが、鉄が錆びてコンクリートの劣化が

早まることに比べると知れています。

耐久性を保つための投資とお考え頂きたと思います。

基礎配筋基礎配筋2

2017.11.03

ようやく動き出した「街並みの家」

先日は「遣り方」(やりかた)作業でした。

建築には時々、分かり難い専門用語が

出て来ますが、この「遣り方」も、その一つと

言えるでしょうね。

簡単に説明しますと、紙の上で見るのと違って

更地には水平も垂直も基準になる物が

殆ど何も無い状態です。

そこで、杭や貫板と呼ぶ材料を

建物の大きさよりも少し外側に打ち

正確な建物の位置を出す作業が

「遣り方」と呼ぶ作業です。

建物の周囲に杭をや板を無造作に

打っているように見えますが実は、

ここにはルールがあります。

精密機械があることで随分

手っ取り早く作業は進められます。

アナログな道具だけでは時間も正確さも

もう少し掛かっていた事でしょう。

段取りの都合で、次週より掘り方開始となります。

それにしても雲一つない青空は気持ちいものですね。

遣り方

 

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