芦田成人ブログ

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2017.05.13

某大手ハウスメーカーが、天所の高い家が良い

と言う謳い文句でCMをしています。

あれは何を訴えようとしたした戦略なのかは

不明ですが、天井の高い家を売りたいことだけは

間違いなさそうです。

日本では一般的に天井高さは2.40m程度が

標準とされているようですが、明確な基準が

存在する訳ではありません。

建築基準法では居室の天井高さは2.10m以上

確保することが謳われています。

居室とは長時間継続的に使用する部屋のことで

居間や寝室などを指し、トイレや洗面脱衣、廊下などの

短時間の使用で済む部屋は該当しません。

私共では構造材をそのまま見せるため基本的に

1階は天井を張りません。

従って掃出しサッシの高さ+梁成が天井高さとなります。

おおよそ2.30m~2.50m位の天井高さです。

今年、竣工したお住まいでは2.35m程度でしたが

梁成の分だけ構造材が下に下がってきます。

それでも、何だか落ち着く感じがしました。

因みに、住まい手さんご主人の身長は1.80m以上で

私は1.76mで、そのように感じていますので

決して窮屈な感じでは無いと思いますが

感じ方は人によって違いますし

天井の高い開放的な家も設計しています。

一つ言えることは家中どこに行っても天井が

高い家では、その有難さを実感できません。

そのため、わざと天井の低い所も作っておくと

高低の差でより高さが引き立つために、

高さの有難さを実感できると言う事です。

建築家 故 宮脇檀さんは

「天井髙の高いのは成金趣味」と書かれています。

名作とされる住宅は何故か階高を抑えた

コンパクトな物が多いように、やはり

建物の高さって重要なんです。

棟が上がった時に、そのシルエットや

バランスを見ると意外に、その家の落ち着きが

想像出来ます。

もっと言えば矩計図の段階でも、

想像を巡らすことが出来るのですが、

それは我々だけの特権と見るべきか?

自己満足と捉えるべきか?

完成した家だけが全てを語ります。

27坪のワクワクしながら暮らせる家

 


 

 

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