「ありがとうの家」の完成見学会を住まい手のご好意により開催させていただきます。
住まいづくりに関わる皆(職人さんのみならず、材料を提供してくれる方々やそこで働く皆さん)にも感謝の気持ちを込めるという意味で住まい手自らが名付けられた「ありがとうの家」。
工事開始前には、あの東日本大震災が発生した事もあり材料の確保も心配されましたが、何とか年内に完成となりそうです。
約30坪の中に、自分達の暮らしを詰め込み、広さよりも空間の質を追求した住まいです。
場所はいわゆる、裏六甲と呼ばれる六甲山の裏側で標高も高いために、近畿地方北部と同じく冬は道路が凍結する事もあるような寒い土地です。
それゆえに暖かな生活を望まれましたが、比較的密集した郊外住宅地での陽射しを確保するために中心に大きな吹抜けを設け、住まいの奥にまで光を導く設計としました。
冬の寒さが気になるなら大きな吹抜けは禁物なのか?工事中に差し込むこの時期のありがたい陽射しを体感すると一概にそうでもない事が言えます。
とは言っても気になるなら、そこは対応できるように考えています。
又住まいの断熱スペックを確認するための計算では次世代省エネ基準をクリアしています。
Q値・・・熱損失係数(室内で発生したもしくは室内に侵入した熱の逃げにくさを示し、数値が小さいほど熱が逃げ難い事を示し、主に建物の断熱性能の良し悪しを示す)
2.61 W/㎡K (ありがとうの家)< 2.70 W/㎡K (次世代省エネ基準)
μ値・・・日射取得係数(夏季、外部からの熱の侵入は住まいの不快さを増します。Q値が向上すれば侵入した熱が逃げにくくなるので、夏季における熱がどれ位入ってくるかを示す値で、数値が小さければ熱が入りにくい事を示す)
0.059 (ありがとうの家) < 0.07 (次世代省エネ基準)
とは言え、多くの方がこの数字が何を示すのかをご存じないと思います。それは当然の事で、未だ世間には、こう言った事を意識した住まいが非常に少ないため普及していない状態と言えます。
ずばり申し上げますと、設備機器に頼り切らずに、可能な限り自然の力(太陽の光や熱、自然に吹く風)を利用して、夏涼しく、冬暖かく暮らす事を目指した、建物のつくりになっているという事です。
それを実現するためには単に窓が一杯あるとか、断熱性が高いと言う事ではなく、有効な窓の大きさや配置の仕方を含めた省エネルギー要素を設計段階で意識できているか?と言う事に尽きます。
南西外観(下写真)

内部吹抜(下写真)

見学会開催日時 2011年12月17日(土)、18日(日) いずれも10時~17時
場所/神戸市北区
(場所や、開催時間帯の詳細はお申込いただいた方のみ、お知らせ致します。)
ご希望の方は、問い合わせフォームより、下記事項を必ずご記入の上、お申込下さい。
折り返し、ご案内を送付させて頂きます。
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現場の進行とは順番が逆になりましたが、久々に、ただいま進行中 を更新しました。今回より、ただいま進行中は、より細かい技術的要素を盛り込んだ形で運営します。
従がって、同じ案件でもブログは少し軽めの話し、ただいま進行中 は少し濃い話しと言う位置づけになりますので、よりコアな内容をご希望の方は、ただいま進行中の記事もしっかりとお読み頂けますと幸いでございます。
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