国産木材を多用した香り高い空間の実現

まず何故、国産木材なのか?を説明する必要がありますね。
単に私が国産材好きであるから他人にもお勧め出来ると言う事もその一つですが、昔から杉、桧、松は建築用材として多用されてきました。地方によっては他の樹種も使用されてきたと思いますが、主に関西以西では前記3種が多かったのではないかと思います。
昔から使われてきたと言う事は、そこにあった材料であると言う事、耐性にも強く適した材料である、選ばれる必然性があったのだと思います。しかし最近では、エネルギー事情の変化や外材の台頭などから山の状況も一変し、人の手が入らなくなった山は荒れ、建築に適するサイズに育った木を入手するにも、その範囲を少し広げないと満足な材料が手に入らない事もあります。故にもう少し広い目線でもって国内産である事を許容し積極的に国産材を利用したいと考えています。

中でも、特に足に直接触れることの多いフロアー材には圧倒的に「杉」を用いる事が多いです。それは、柔らかな香りと質感、足にも優しい暖かさでもって答えてくれる優れた材料です。他の材料に比べ細胞孔が大きいために柔らかいと言う特徴がありますが、それが長所にもなり短所にもなります。細胞孔が大きいと言う事は空気を沢山溜めることが出来保温性にも優れます。逆にその細胞孔が潰れた時にはその分凹みが大きい、つまり傷が目立ちやすい材料でもあると言えます。それら表裏一体の特徴と上手く付き合っていくことが苦でない方には、是非この素晴らしい材料たちとお付き合いください。

又、地域により木造住宅への好金利融資や補助金が用意されているなど、木の家を建てたい皆様が活用できる制度も用意されています。

例)兵庫県においては一定割合以上の県産木を利用する事で、兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度と言う返済期間最大25年、固定低金利1.8%(但し、金利は半年ごとの見直しがあります)、上限2500万円までの融資制度が用意されています。尚、これらの数字は2010年3月31日現在のものですので、実際の利用に当たっては再度確認 する必要があります。

京都府においては一定割合以上の府産木材を利用する事で補助金が交付される、ウッドマイレージ制度が利用できます。但しこの補助金は施工者側に交付されるものですので、直接皆様が手にするものではありませんが申請書類には皆様の承認印が必要ですので、間違いなく交付金は皆様に還元される事になります。

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