設計事例集一覧

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機能を整理した家(旧八千代の増改築)

現場は機能を失った用途の違う、蔵や納屋、使われなくなった離れなどの建物群と母屋との中を取り持つように掛け渡された塩ビの波板屋根などが薄暗い路地を思わせるような空間を醸し出していました。

母屋改修前 解体中 母屋改修前2

解体前 解体前 解体中

これらの建物群を取り壊し、持ち山にある杉や桧を少しでも使って住まいを考えて欲しいと言う要望を頂きましたが、その数量がはっきりと確定できない事、幹周りも細く構造材として使用するには未成熟な事などから結局、板材として使用する方向で計画を進めました。

野地板 野地板2
また母屋は築年数が古い割には、鉄骨と木造のハイブリッドな構造(混構造)となっており尚且つ増築して建物を引っ付ける側が鉄骨であるが故に、構造体同士は完全に繋ぐ事無くエクスパンションの状態としました。

親趣味室

母屋玄関 離れ廊下

プランニングは御両親のための多目的部屋を一番日当りのいい南側に配置、そこに続く寝室、トイレや洗面などの水周りで構成され、一部改修する事となる母屋のLDK空間は改修前には主に天窓と北側のみの開口となっていたため、改修後は以前の天窓を生かしたまま東に中庭を配置させ、光や風がニ方向から通る空間となるように計画しました。
全景

子供部屋 廊下

外観は母屋と離れを違和感無く一体化するために住まいの外壁を木で覆い連続させ、母屋のルーフバルコニーは細い縦格子によりテスリの機能と太陽熱温水器のパネルをやわらかく隠すための目隠しと言う二つの機能をもたせました。
また、増築部の大きな片流れの屋根はすぐ東側にある隣家への圧迫感を軽減するための配慮と屋根の形状を生かし、立体的に空間を利用する事で生まれる収納スペースを確保するための形状です。
既に整えられていた母屋南の庭やアプローチにぴったりマッチする木の外観は、次第に色も整い、更に落ち着きを増す事と思います。

外観2 親世帯趣味室2

母屋リビング

建物概要
竣工
2005年6月
地域
兵庫県多可郡
構造
在来軸組工法2階建て
仕上げ
屋根: ガルバリウム鋼板瓦棒葺
外壁: 弾性
内部壁: タナクリーム、クロス
内部床: 杉フローリング、桧フローリング
家族構成
6