WEB相談室 of 北近畿、兵庫県丹波市に拠点を置き兵庫、京都、大阪で国産木材の住まいづくりを展開する芦田成人建築設計事務所

北近畿 丹波に拠点を置き、兵庫、京都、大阪を中心に居住環境、構造面に優れた質の高い 国産木材によるまいづくり を展開しています。

WEB相談室

どこで建てても設計料は掛かっているって知ってますか?

ハウスメーカーなどでは設計料が無料のように見えますよね。
実際に営業マンも設計料は頂きませんって言う事もあるでしょう。

しかし、世の中に1軒しかない、あなただけのために建てる家なのに、そのつくり上げるための解説図がないなんて考えられますか?

設計図って家を建てるために必要な情報が満載されていて、その通りに建てないと出来上がりません。今時、ちょっとした家具や家電商品でも組み立て説明書くらいは普通についてますよね。

「同梱されている物」とか言ったリストもついています。組み立て家具や家電のように限られた部品でもややこしいのに、家と言う無数のパーツが必要な商品に設計図は欠かせません。

そして、その設計図は誰かが相当の時間を掛けて作成しているって知っていますか?
よっぽど、パターン化された家なら別でしょうけども、その設計図を作成するために要する労力がタダな訳がありません。

つまり、ハウスメーカーなどの設計料がタダのしくみは、工事費の中にセットとして設計料が潜んでいると思って下さい。

又、あの大規模な宣伝広告費、短期間に繰り返し建てられるモデルハウスの建設や維持費、そして商品開発費、全部どこから出ているか、もう賢いあなたならお分かりですよね。

つまり、あなたの住まいに掛ける費用の全額が、あなたの住まいづくりだけに使われている訳ではないのです。

そう考えると、実は設計料って安いものではありませんがそんなに高くはないし、

●住まい手の立場に立った専門的な目線で工事の監理がしてもらえる事で欠陥が防げる
●施工者から出される見積に対しても適正な金額かどうかのチェックが受けられる
●素人なら気分次第で選びがちなインテリアについてもトータルな目線でアドバイスがしてもらえ、住まいのメンテナンスについてもずっとアドバイスしてもらえる

そのような意味で、長い目線で住まいを考えるなら建築家との住まいづくりには沢山メリットがあります。


無垢材のメンテナンス方法を教えてください。

アコーディオン:標準

床の傷を補修する方法

杉などのやわらかい材料は物を落としただけで傷はつきます。
小さい傷は味として受け止めて頂けると有難いのですが、どうしても気になるという場合は次のような方法でかなり回復します。

床の傷(補修前)
写真のような小さな傷。生活する中でも又工事中に既に付いている場合もあります。

そこで水で濡らした薄い布切れなどをその上に置き、アイロンをスチーム状態で20~30秒程度、押しあてて下さい。

アイロン

すると、どうでしょう!

床の傷(補修後).jpg

元あった、小さな傷は元の様に修復しています。
修復前と後で、節や木目、隣り合うフローリングの色味が変わっていない事も御確認下さい。
木は水を含むと膨れ上がると言う性質を利用したものですが、実際もう少し大きな傷も復活しますが、やはり限度がありますのであまり大きすぎる傷の場合は抜け節補修と同じような方法で埋め木やパテ処理しないと直りません。

床のワックス塗装は薄く塗ろう

天然系と称したワックス素材は沢山ありますが、どれを選択すべきかは、設計事務所や工務店さんに相談してみて下さい。
但し、塗装経験のある方に相談すべしですので、まず経験の有無を確認しておくのが重要。

で私が良く使うのが、小川耕太郎&百合子 社の「未晒し蜜蝋ワックス」
未晒し(みざらし)とは漂白していないと言う意味らしいですが、要は余分な添加物は入っていないと解釈してもいいのではないでしょうか。

こちらのワックスの成分は、その名の通り、蜜ロウ、荏ゴマ油のみと言う事で蓋を開けた瞬間にゴマ油の香りが漂ってきます。

ワックスの硬さによってA、B、Cとタイプがありますがどちらかと言うと初心者には一番やわらかなCタイプが使いやすいのではないかと思います。

で、こちらのWEBサイトにもあるように、塗り方のコツは、薄~く塗る事!

手のひらサイズの洗車用のスポンジにワックスを少し付けてまんべんなく、よ~く伸ばす事。

初めて塗る場合は、失敗しても良さそうな部屋の片隅や押入れの床が無垢材の場合は、そこで一度、試し塗りしてから始めて下さい。

初めて塗る方は、どうしても床の色が変色するまでワックスをたっぷり付けて塗りがちですが、そこまですると実は塗りすぎで、塗り跡がまだらになり、乾くまで時間もかかりますし、滑る事もあります。

スポンジにワックスが馴染んでくれば、少し力を入れてこすり、乾いた布で拭き取る感じで充分です。

ただ、どこまで塗ったのかが次第に分らなくなるので、何かを目印にしながら作業を進めて下さい。

それで薄塗りの場合は風通しさえ、よければ1週間もあれば、完全に乾くと思いますが、実際はそこまで余裕のあるスケジュールは少ないと思いますので、塗った後、半日くらいは部屋の風通しを良くしてその上を歩き回らないようにするといいのではないでしょうか。

30~40坪程度のお住まいでしたら、1リットル缶1個でもまだ、半分以上は余ると思いますので、常温で暗所保管しておけば性能的にも問題ないのではないかと思います。

塗ったスポンジが自然発火する危険性もなく、非常に扱い易い塗料と思います。

塗料の効能は、何点かありますが、主に撥水性の向上、艶など美観性の向上などが挙げられるのでないでしょうか。

設計料の必要性について教えてください

ハウスメーカーや工務店では設計料は不要と言われましたが、どうして設計料が必要なのでしょうか?

厳密に申し上げますと、設計料が不要になると言う事はあり得ません。

まず、家を建てるためには必ず設計図は必要です。その図面を作成するためには、誰かが、それ相当の時間と労力を掛けているはずです。

その労力に対する対価は、どうなるのでしょうか?

タダ働き?そんな事はありえませんよね。
あなたが働いたのに、お金を貰えなかったとしたら、どう感じますか?

絶対に否なはずですです。

では、何故ハウスメーカーや工務店では設計料が不要になるのでしょうか?

答えは簡単。 つまり表面上は現れていないけども、工事費の中に設計料も含まれていると言う事です。

でも、よ~く考えてみて下さい。

家造りにおいて一番大事なのは、プランニング(間取りや空間の位置関係やボリューム、空間の広がりやつながり)です。これを失敗すれば、住まいづくりは失敗していると言っても過言ではありません。

でも、設計料を工事費に含めて設計料を不要に見せかけようとすれば、プランニングに掛けられる時間は、ほんの僅かにせざるを得ません。(何故かと言えば、プランニングに時間を掛ける事即ち、そこに発生する人件費の割合が増え、利益が減るからです。)

で、本当は最も時間を掛けて考えないといけないプランニングなのに、そこに時間を掛けないで、工事請負契約を急かされた。なんて話し、よくありますよね。

つまり、彼らにとっては本当は一番大事な段階のプランニングは商品ではないのです。彼らにとっての商品は家を建てる工事と言う行為そのものなので、間取りは多少おかしいと感じていても、とにかく建てさせる事なのです。

私共にとって、プランニングとは一番大事な商品であり、最も時間を掛けて話し合い、決めていかなければならない事です。ですから、そこに要する時間は平均約3ケ月程度とかなり、じっくりと時間を取ります。

その間、プランがまとまらなければ何度もやり直しはします。
でも、私共もボランティアではありません。1案までは無料作成させて頂く事はありますが、それ以降は原則、仮契約を結んで頂く事になります。

話が少し脱線しかけていますので少し修正致します。

ハウスメーカーや工務店のあの大々的なコマーシャル経費やモデルハウスの建設費や維持費などは、どこからお金が出ているのでしょう? 簡単ですよね。

勿論あなたが建てる住まいの売上の中の数割(1~2割とも言われています、これは設計料と同等か、やや割高です)はそれらに充てられているのです。

すなわち住まいに投資したお金の100%があなたの住まいづくりに使われている訳ではありません。

私共では、施工者から出された見積書の内容が図面を元に適正な金額、適切な数量で拾い出されているものなのか、事細かにチェックし、根拠の無い場合は修正してもらった上で工事請負契約にも立ち会います。

又工事期間中においても最低でも週に1度以上、現場へ足を運び適切なタイミングで現場に指示を出したり、適切な施行が行われているかを専門的な目でチェックします。

つまり、建築の素人である、住まい手に変わり、現場代理人として施工者との打合せや、現場チェック、途中変更の交渉事などの業務を行い、より安心で快適な住まいづくりを目指します。

工事中に現場に脚を運ぶと、職人さんとも仲良くなり、ついあれもこれもやって欲しいと、直接職人さんにお願いしたくなりますが、その場合、どこまでが元の契約内容に含まれていて、どこからが追加工事なのかがはっきりせず、工事が終わってから追加請求された金額を見てびっくり!なんて事も頻繁にあります。

私共では、工事内容の区分を明確にするためにかなり事細かに図面を作成し、以後の追加工事の発生の際にも出来るだけトラブルとならないように勤めています。

住まいづくりは、一生に一度の大きな買物
素人のあなたに変わって、安心と確かな品質を確保し、一生の想い出となる木の住まいづくりを楽しんで頂ける

そんな、私共の住まいづくりのスタイルに設計監理料をお支払い頂いても、結局ハウウメーカーや工務店と比べても金額的にはあまり大きく変わらないのではないでしょうか?

現場監理しなくても図面だけで家が建つんじゃあないの?

確かに外観に関しては、そっくりそのまま映画のセットのように造る事は出来るでしょう。

しかし、家は実際に人が住む場所ですので、見えない部分に関して例えば構造的な解釈の仕方や断熱性や住環境に対する考えが設計図面には盛り込まれていますが図面では表現できない部分もありますので、そういった性能を十分に確保するためには、現場に建て主や設計者と共に打ち合わせた内容や考えが反映されるのが本当ですしかしその指示は適切なタイミングで行い、それがその通り遂行されているかを確認しないといけません。

建て主が絶えず現場にいて直接指示出来ればいいのでしょうが、御仕事もあるでしょうし知識も無い様であれば結局、私達のような立場の人間が入る必要があります。

最もそんなこだわりは微塵も無いと言う場合は施工者を信頼して任せるしかありません。

工務店に勤める建築士や工務店が連れて来た建築士と私の立場のような建主と直接設計監理契約が必要と謳う建築士(以後後者と言う)とは、どう違うの?

まずそれぞれの建築士が、誰から何処から報酬を得るのかを考えると応えはすぐに出るでしょう。

前者二者は当然工務店から報酬を得ることになります。

しかし後者は、建主から報酬を得ますので、従って同じ建築士と言う資格を持って業務をしていても、その発言にも違いが出てくるのは当然の事です。

(建築士法の観点から見れば本来、どの建築士も同じ立場で無ければいけないのですが、やはり皆さん生活がかかっていますので理想道理にはいかないようです。)