芦田成人建築設計事務所 / Narito Ashida Archi Studio
Copyright (C) 2005 Narito Ashida Archi Studio All rights reserved.
一からの住まいづくり / 何から始めよう、私達の住まいづくり
資金計画を立てよう! > シミュレーションしてみよう (その1)
さて、住まいを建てるのに必要な費用は大体分ったけど、じゃあ一体自分達は
どれ位の家が建てられるのだろうか?
と言う事で、おおよその目安を付けていただくためのデータをこれからUPして
行きます。
まず、自分達が借りられる額を明らかにする事よりも、月々に無理なく返済できる
額を知る事が重要になります。(実は、借りようと思えば少々無理なローンは組める
のです。)
資金計画を立てよう!一覧に示した表中の建築工事費以外は全て殆ど実費で
必要です。そして建築工事費についても全額融資してもらえるケースはまず皆無
です。おまけに建築工事費の中にはカーテンやエアコン代等は融資の対象として
みなして貰えない事もありますので、この当りは融資の話を聞きに言った際にでも
先方に伺っておいて下さい。
工事費への融資は全体の約8割が上限とお考え頂き、残りの約2割は頭金として
手持ち金が必要となりますが、まあローンは少ないに越した事はないので、少し
でも多く手持ち金を用意していただきたいですね。これ以外にも先に示しています
諸経費も必要になる訳ですので。
では、あなたが具体的に無理せずにいくら、借りられるか考えて行きましょう。
@ まず、現在賃貸にお住まいなら、その家賃分は出せると思いますし、新築を
お考えでしたら、その為の貯蓄も毎月されていると思いますので、下式により
1年間に借りられる額 = 年間の返済可能額
= (一ヶ月の家賃 + 新居用の貯蓄額) × 12ヶ月
A 次は年収から判断する場合ですが、一般的に、年収に占める年間の返済額
の割合(年収負担率)は15〜25%が目安とされています。
年間の返済可能額 = 年収 × 15〜25%
下記に年収による毎月の返済額を表示します。
表の見方は、縦軸に年収、横軸はその内年収の何%を住まいの資金に充てるかで
月当たりの返済額がいくらになるかと言うのが金額の部分です。
|
年収に占める割合 |
| 15% |
20% |
25% |
| 年収 |
400万円 |
50,000円 |
66,666円 |
83,333円 |
| 500万円 |
62,500円 |
83,333円 |
104,166円 |
| 600万円 |
75,000円 |
100,000円 |
125,000円 |
| 700万円 |
87,500円 |
116,666円 |
145,833円 |
| 800万円 |
100,000円 |
133,333円 |
166,666円 |
| 900万円 |
112,500円 |
150,000円 |
187,500円 |
| 1000万円 |
125,000円 |
166,666円 |
208,333円 |
100万円当りの
毎月返済額 |
返済期間 |
| 15年 |
20年 |
25年 |
30年 |
35年 |
| 金利 |
1.0% |
5,984円 |
4,598円 |
3,768円 |
3,216円 |
2,822円 |
| 1.5% |
6,207円 |
4,825円 |
3,999円 |
3,451円 |
3,061円 |
| 2.0% |
6,435円 |
5,058円 |
4,238円 |
3,696円 |
3,312円 |
| 2.5% |
6,667円 |
5,299円 |
4,486円 |
3,951円 |
3,574円 |
| 3.0% |
6,905円 |
5,545円 |
4,742円 |
4,216円 |
3,848円 |
| 3.5% |
7,148円 |
5,799円 |
5,006円 |
4,490円 |
4,132円 |
上記@又はAの計算によってどちらか低い方を取り、12ヶ月で割ると毎月の返済額
が求められます。
年間の返済可能額 ÷ 12ヶ月 = 毎月の返済額(※)
次に、金利を計算に入れて自分達が無理なく、総額いくら借りられるのかを下表を
使って計算します。
上で求めた毎月の返済額(※)に下表から融資金利欄を右へ、返済予定年数欄を
下へ移動し、交わる欄の金額を(※)に掛けてさらに100万円を掛けた額が金利を
勘案したあなたが借りられる総額となります。
借りられる総額 = 毎月の返済額(※)
÷ 下表欄内100万円当りの毎月返済額 × 100万円
では、具体的に計算してみます。
Aさんの年収550万円、賃貸の家賃8万円+新居の為の毎月の貯蓄2万円の場合
@ 家賃から求める場合
(80,000円+20,000円)×12=1,200,000円(年間返済額)・・・A
A 年収負担率から求める場合(負担率25%とする)
5,500,000円×0.25=1,375,000円・・・B
A<Bより Aを採用
1,200,000 円 ÷ 12 = 100,000 円(これが毎月の返済額となる)
金利2.5%、返済期間30年とすると上表より
100,000円 ÷ 3,951円 × 1,000,000円 ≒ 25,310,000円
従ってAさんの金利を計算に入れた総借入可能額はおおよそ、25,310,000円
となる訳ですね。
(尚、上表はおおよその目安の為の表ですので詳細は金融機関に直接
お問い合わせ下さい。)
又、このようなページからもシミュレーションが出来ます。
総借入可能額が分れば、次に現在用意されている又はこれから用意する予定の
頭金を足し合わせればあなたが建てる事が可能な住まいの総額になる訳ですが、
再三ですが、ここで注意して頂きたいのは頭金は最低2割用意しておいて欲しいと
言う事です。
もし足りないようであれば親等から援助してもらい追加するか、現在の手持ち金が
2割になるように総借入額を減らすかして下さい。
全体の8割を超えて融資してもらえる金融機関もあるようですが、毎月の返済負担が
重くなるので控えておく方が賢明でしょう。
最後に、何度も言いますように諸経費分の現金は頭金に入れないで残しておいて
下さいね。
< 一からの住まいづくり 目次に戻る