一からの住まいづくり / 何から始めよう、私達の住まいづくり
■ 土地を探そう / 現地を確認しよう1
さて、不動産屋で良さそうな物件が見つかったら、次は現地に案内
してもらいましょう。
これからは、土地探しにおける注意点をいくつか挙げてみます。
敷地の形状はどうか?
整形地、変形地、狭小地、三角地、旗竿地など色々あると思います
ハウスメーカーなどの規格型の住宅では整形地以外は当てはめ難い
事もあり、建築業者をそう言った窓口に求める場合は注意が必要
です。逆に、これら敷地の特性を生かした住まいの設計を得意と
するのが我々、設計事務所でもあります。またこのような土地は
一般的に値段の面でも少し安く設定される事が多く狙い目となる
事もあります。
周囲の環境はどうか?
学校、病院、スーパーなど日常的に利用する事になる施設や駅、
バス停までの距離、近所に大きなビルやマンションが建ちそうな
空地や駐車場がないか、騒音源となる施設が無いか、平日と休日、
昼と夜の喧騒の違い、お隣さんの事など、は最低限知っておきたい
情報です。気になる土地があったなら平日の昼と夜、休日の状況
など何度か足を運んでみてください、又少し強く雨が降った直後等
も見ておくといいでしょう。水はけの問題などは住まいの計画の際
に役立つ事もあります。
もっとも、お隣さんの事は簡単には分かりませんので、お住まいの
外観やその飾りつけ、家の周りの清掃具合や乗っている車、ゴミの
出し方等から判断してみて下さい。可能であれば、何気なしに外に
出ていらした際に話し掛けて見るのも良い方法ですが、出来る人だけ
にして下さい。
土地の履歴を知る
周囲の状況から土地の履歴を知る。目当ての土地があった場合、周
囲に何があるのか、池、田んぼ、畑、山など周囲の状況を見れば、
その中にある土地も当然、同じ履歴を辿っているはずです。
池や土地の低い田んぼ等の場合は盛土した土地となっているはず
ですので、土地の安定には時間もかかります、従って造成後直ぐに
工事をしようと思えば地盤改良等の措置を講じていない限り、数十年
は寝かしたい所です。但し寝かしたからと言って必ず安定した地盤に
なるかと言えばそうではないので、工事前の地盤調査は必ず行って
貰いたいのです。また密集市街地の場合は役所等へ行けば市の歴史の
変遷を写した航空写真等や土地のデータなどが残っている場合があり
ますので一度お調べ下さい。
地名から土地を知る
川、河、沼、湖など「さんずいへん」の付く地名の場合は元々、水に
関する土地であるか、今も近くにそう言った水脈などが流れている土地
である事が多いと思います。ですので水害に遭った場合に水に浸かる
ような土地でないか海抜ゼロメートル地帯や天井川などと呼ばれる様な
所で無いか等、良く調べてみてくださいね。又田や畑の付く地名の場合
はそのままの履歴を辿っているでしょうし、○○台と付く場合は山や
丘陵地帯を開発して造成されている場合が殆どですが、山を切り崩した
切土、低い部分は土を盛るなどして造成した盛土等によって開発されて
いますので、山だからと言って必ずしっかりした地盤である事は言えな
い事をご理解下さい。
建築基準法などの法律面から土地を見る
先に述べましたように市街化調整区域の場合は、農業従事者などの為の
住宅等しか建てられませんので、まず新築は出来ないものとお考え下さ
い。市街化調整区域とは都市計画法に定められた区域で字のごとく、市
街化することを法律のよって調整しようと言う目的で設けられた区域で、
一般的には市街化区域に隣接する周辺の農山魚村等が該当する事が多く、
さらにその外側に行くと都市計画区域外と言って、建築基準法(以後、
建基法)の適用を受けないような地域もあります。
都市計画法によって下のように位置づけられます
都市計画区域>市街化区域>用途地域(一般的に街中とされている所が多い)
都市計画区域>市街化調整区域(一般的に街中から少し外れた所が多い)
準都市計画区域(都市計画区域に準ずる区域で建基法による制約を受ける)
都市計画区域外(上記いずれにも属さない区域で建基法による制約は受け
ない)と言うように、いずれも都市計画の区域内で定められた区域です。
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