芦田成人建築設計事務所 / Narito Ashida Archi Studio
一からの住まいづくり / 何から始めよう、私達の住まいづくり
■ 土地を探そう / 現地を確認しよう2
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山を切り開いて造成したり、田畑を埋め立てたような土地を購入される場合
は、その土地が盛土(もりど)なのか切土(きりど)なのかを見極める必要が
あります。ちなみに盛土や切土とは何なのかと言う事を図に示してみました。
盛土・・・造成する時に道路面等から低くなる等の理由で主に土地の底上げ
をする目的で盛られた土地(図赤斜線部分)
切土・・・斜面地などを造成するときに土地を平らに均す等の理由で元あった
地面の表面を削り取られた土地(図青斜線部分)
あくまでも一般的な説明ですので全てに適合するわけではありませんが盛土
の場合は元あった地面に新たに別の所から土を持って来て造成する訳です
から地面が安定するまでには数年、場合によっては数十年、時間が必要と
なります。造成したばかりの場合は地盤改良等の処置が施されていない限り、
建築は少し待ったほうがいいでしょう。
切土の場合、元々あった安定している地面の上に建てる訳ですから盛土に
比較すると建築の時期としてはさほど気にする必要は少ないのですが、逆
に敷地を抉り取られ崖地となった敷地外の部分がどのように処理されてい
るのかを気にする必要があるのではないでしょうか。コンクリートの擁壁に
よってしっかりと守られているか、今にもがけが崩れてきそうな所ではないか
など、周囲も良く見渡して下さい。
それから盛土と切土の両方に敷地がまたがる場合、建物も両方へまたが
ると不同沈下(建物が均一に沈まずに傾きながら沈下する事)等を起こす
場合もあるのでこれも盛土側が安定するか地盤改良などの処置が必要です。
ですからその土地がいつごろ造成されたのか、どのように造成されたのか
(これは地盤調査でもしない限り調べるのは難しいですが良心的な所なら
きっちり資料も残してくれている場合もあります。ある造成地では地盤改良
までしてあったのですが基礎工事のために掘削すると大きな岩とも言える
ような石がゴロゴロと出てきた事がありました。)ぐらいは調べる事が可能
ならしてみてください。
ちなみに、住宅の地盤調査は一般的にスウェーデン式サウンディングと言う
調査方法(先端の尖った鉄パイプを地面に突き刺し上部から100キロの重り
を自由落下させた時に先端のきりを30cmの深さ打ち込むのに打ち込んだ
回数を基に地面の硬さを調べる方法です)が良く用いられます。但し前述の
ように大きな石がゴロゴロしている土地の場合、この調査ではあまり正確な
調査を望むのは難しいのですが、私の知る限りでは1回(3ポイント程度)
あたりの調査料は5万円程度〜が相場と思います。