ニーズ

「Courtyard house in Tamba」
今週は現場定例打合せ後に、
住まい手さんにも現場にお越しいただき、
スイッチ、コンセントの位置について
御確認いただきました。

壁の断熱材を施工した後、気密フィルムを施工し
壁をフィルムで完全に塞いでしまう前に、
ご確認いただきました。

当事務所のスイッチ位置は通常よりも若干、
低めに設定しています。
これは天井高さとの関係で通常の高さに
スイッチを付けてしまうとバランスが良くない事と、
重心が腰高に見えて落ち着きを無くすことなどが
大きな理由でもあります。

このスイッチ、コンセントですが以前は
柱や間柱の真横に付けるか、間柱等を
適当な長さに切って、それを何枚か
重ね合わせた上にこれらのボックスを
取り付けていたのですが、
昨今便利な資材が用意されるようになり、
そのような面倒くさい作業をしなくても
済むようになっています。

写真は、そのスイッチボックスですが、
ボックスの右に写っている柱
(HD20と書かれている材が柱です)に
金属のバーを取り付けて、
その金属のバーにスイッチボックスが
付いています。

これは右側の柱の少しだけ左に入った所に、
入り口に引き戸(アウトセット引き戸と呼びます)が
直交して付き、その戸が壁に当たって閉まるため、
スイッチは柱から少し離れた位置にある
必要があるため、この位置に設定しているのですが、
実はこの金属のバーにはメモリが打っていて、
そのメモリの位置にスライドさせると
所定の位置にセット出来るようになっています。

写真がそのメモリです。おそらく、30㎝程度までなら
調整出来るのでしょうか?
こう言うのを見れば、ごく普通に存在する物と
思えるのですが、無い時には
思いもよらない物であったと思います。

おそらく現場の声から生まれた物なのではないか?
と思うのですが、未だ私たちの身の回りには、
本当はニーズがあるのに存在しない物って
意外に沢山あるのではないでしょうか?

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