リノベーションについて その6(柱を抜いた話)

前回は、事前調査の件についてお伝えしました。

柱を抜きました
今回は、実際の工事の話です。今回、紹介する
現場では事前に調査をして、少しだけ間取りを
変えたかったのですが既存の柱が邪魔なので柱
を撤去する必要がありました。しかし、そのま
ま柱を抜いてしまうと屋根が倒壊してしまいま
す。従って、補強の梁を入れて、その上に束を
入れて屋根を支える計画にしました。

柱を抜くのは簡単なではない
上の写真にある黄色く色づけした柱を抜きたか
ったのですが、ご覧のように門型にフレームが
組まれているため黄色の柱を抜くと門型のフレ
ームが崩れ、赤丸で囲んだ部分の屋根を支える
束が持ち堪えることが出来ません。緑の部分に
柱を新たに入れるなどすれば良いのですが、和
室の続き間にしたいため、緑の部分に柱が出る
と邪魔になります。そこで写真の後ろに控える
新たな門型のフレームを建物の中に入れ子状に
設け、本体と一体化しています。そのために、
基礎も新たに打ち直しています。

補強方法
上2枚の写真をご覧いただくとお分かりいただ
けるかと思いますが、既存の柱梁の内側に、基
礎を打ち、土台を設け、そこに新たに門型のフ
レームを計3か所5人掛かりで何とか設置する
ことが出来ました。

安全性の検証
勿論、適当に補強をしている訳ではなく、構造
計算をした上で、安全性を確認し、補強の方法
を検討した上で施工しています。これだけ大掛
かりな補強は後にも先にも、やっていませんが、
建物の規模も相当大きなお住まいでした。

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