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海を眺める家

海を眺める家

海を眺める家(2008年) 

日本海、丹後半島の突端に海に面した町があります。太平洋側の通年穏やかな気候とは違い、夏と冬では海の表情が一変するこの地で暮らされる、ご家族にとって、その恩恵を授かる時期は1年の内、ごく限られた期間で厳しさを実感される期間も長いとの事です。
そんな海に向き合いながら、積極的に暮らしの中に海を取り込もうと言うご意向に沿い、様々な視線で海を切り取ったプランを提案させて頂きました。
下階に個室を配置し、座や寝の姿勢で海とその対岸の半島が目に入る開口の取り方をし、上階にはパブリックな生活空間であるLDKを置く計画で大胆に海が目に飛び込む開口の取り方をしています。
2階にあるリビングには全開口の窓を設け、段差無くバルコニーにつながり、決して広くは無い空間につながりを与えています。
又このバルコニーからは水平線に沈み行く雄大な夕陽が望め、そして下に走る道路からの視線を遮る役割を担います。 
仲の良いご夫婦、そして兄弟2人が揃って海を眺めているようにも見える外観は、大きさの異なる2つの箱が寄り添って海に面するように表情づけています。 


建築場所 京都府京丹後市
敷地面積 223.36㎡ (67.56坪)
建築面積  78.81㎡ (23.84坪)
延床面積 128.06㎡ (38.73坪)


海が目の前に広がるロケーションです。このように穏やかな気候は1年の内、日数が限られています。

ご夫婦やご兄弟が肩を寄せ合うような外観です。

エントランスにはご夫婦の趣味である写真をディスプレイ出来るように設えています。

鉄板プレートを仕込んだダイニングテーブルからは空と海を眺められるように縦に長く開口を設けています。
海しぶきにより窓ガラスの外側は汚れやすいため引違い窓にしてメンテナンスに備えています。

バルコニーに繋がるリビングはフルオープンに出来るサッシを選択し、雄大に海に向き合えます。

左 バルコニーからは海に沈む夕陽を眺めることが出来ます。
右 子供部屋につながる2階廊下

左 ダイニングテーブルを中心に据えたスペース
右 フルオープンのサッシを開放するとリビングとバルコニーが一体化します

左 1階客間
右 2階子供室