兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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変身

ようやく桜満開のニュースも流れ出し、春めいてきましたね。
しかし晴れが続かない、お花見は早目に行かないと見逃しそうな今春です。

さて、今朝の朝刊に紹介されていた興味深い記事から

お茶で有名な伊藤園では緑茶製造の過程で出た茶殻を利用したインシュレーションボード(「茶配合ボード」と言うらしい)が住宅版エコポイントの対象になったとの事。

現在は畳の芯材に使われているそうですが、木材チップと一緒に配合成型してボード状にした物と言う事で、当然お茶の効能がそのまま生きるのでしょう、抗菌消臭効果があるらしいです。

少しもったいないかも知れませんが、もしこれがもう少し普及して、養生ボードなんかに使われだすと、工事中の現場がお茶の香りに包まれる?なんて事もあるかも知れません。

想像してみて下さい、そのような現場の姿を

微妙でしょうか?

伊藤園のサイトを覗いてみると共同開発ながら、茶殻をリサイクルした、お茶入り石膏ボードやお茶入りベンチなど楽しそうな取り組みがあります。

特にお茶入り石膏ボードなどは、いつか図面に書き入れる日が来るかもしれませんね。