今年も始まりました
今年も始まりました、丹波市の簡易耐震診断。
先日今年初の診断に御伺いして来ました。
兵庫県の場合、介護改修工事の補助金を受け
ようと思えば簡易耐震診断を受けることが義
務となっています。簡易耐震診断を受けた後、
その結果を受けてどうするのかは任意ですの
で、受診される方の判断となります。
これまで簡易耐震診断をさせていただいた、
お住まいで一応耐震的に安全とされる評点
「1.0」をクリアしたお住まいは、例外を除
いて1軒もありません。例外と言うのは、
診断を受ける前に既に耐震改修されたお住
まいを購入された建物です。
評点が1.0に満たないと申し上げましたが、
殆どがその半分の0.5もありません。それ
だけ古い建物は耐震性が低く、大きな災
害が起これば、被害を被る確率が高くな
ると言えます。
そうは言っても耐震補強って高いんでしょ
う?と思われる方も多いと思いますが、実
は昨年の実績で行くとミドルグレードくら
いの普通車を新車で1台買う分くらいの金
額で出来ています。
そこに県からの補助金が最大130万円出ま
すので、差し引きするとライトグレード
或いは軽自動車に少しオプション装備した
新車1台分くらいで出来た事になります。
最も、建物の条件によって、この辺りは変
わってきますが、補助金を有効活用するこ
とを検討いただくと、その後の生活もいつ
か来るであろう地震に怯えることなく、安
心して暮らしていけます。
又、補助金を活用する方の数がそんなに多
くは無くて、実績ゼロの年も多々あるよう
です。昨年はたまたまなのか、枠いっぱい
の補助金が使われたようですが、コンスタ
ントに活用することで市自体の枠数を増や
して貰えるかもしれません。