マルであること
凄く抽象的な表現ですが
これまで自身の設計の中に
曲線だったりマルであったりする部分を
あまり用いることが無かったなあと
思いながら、特に意識して
それらを採用してこなかった訳ではありません。
むしろ直線の表現が好きであったこと
製材された木が直線であること
が大きかったように思います。
しかし、ここ数年を見返してみると
平面的にRを採用していたり
立面的に半円を使用していたり
と言った風潮があることに気付きました。
丸くすることは施工上、少し手間は掛かるのですが
出来上がった空間は何とも言えず
やわらかな表情を持ちます。
木がもつ、やわらかさと
まあるい、やさしさ
これはマッチする可能性がありますね。