凄い!
先日、調査で御伺いさせていただいた建物で、
凄いあれに遭遇しました。凄いあれ、とは階
段のことですが、何が凄いかと言うと平面的
には畳1枚分のスペースで17段もの高さを駆
け上がるというものです。
写真で見ていただく方が、凄さが伝わると思
いますが、以前私が坂道に建つ家の木のらせ
ん階段をご紹介させていただいたのですが、
そんな生易しいものではなく、凄く急勾配、
踏み面(踏める部分)もとてつもない狭さで、
ちょっと油断すると直ぐに踏み外して落下し
そうな勢いです。
勿論、現在では建築基準法上アウトになると
思いますが、昔の人たちは、こんな階段を本
当に利用していたのでしょうか?
写っているのは私の脚ですが、この向きでか
ろうじて足が納まるので、板に直角に足を置
こうと思えば当然、板に乗るのは足の1/3程度
のつま先部分になると思います。