古民家と耐震診断の土俵
最近、少しずつ増えている古民家物件への問い合わせ
もっとも、その問い合わせは耐震性についてが多いのです。
ここでは、あえて古民家と呼びましたが
石場建て工法で建てられた、いわゆる基礎の無い
建物を含む建物を指しているとお考え下さい。
このような建物、実は耐震診断で安全性を
判断しようと思うと、実は土俵が違うので
同じ土俵に乗せると、判定はアウトになる確率が
かなり高くなります。
耐震診断は、在来工法と呼ぶ基礎の有る建物を
前提にして考えられた判定方法なので
我々に診断の依頼をされる場合は
診断の目的をお伝え頂きたいと思います。