兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

2ヶ月が過ぎ

この4月から非常勤講師を勤めさせて頂いている専門学校の生徒達も入学から2ヶ月が経とうとしています。

私の受け持ちは当初CADがメインと言う事で聞いていたのですが、所がそのCADは隔週での授業で、その他に受け持つ一般構造と建築計画が毎週の授業と、むしろ、そちらの方がメインになっているような気もします。

生徒達は、学校生活にも慣れ始め、授業態度もそろそろ気の緩みも見られるようになっており、授業にも一工夫必要な気もしますが、なにせ90分間黙って人の話を聞くのは若い彼らには少々苦痛のようでもありますが、こちらとしましては将来必ず必要になるであろう事を私の現場での経験を交えて授業に反映しているつもりですので、その願いを込めて進行させているのですが、どこまでそれを受け止めてくれているかは皆目検討が付きませんが、授業は出来るだけノートをとる事を薦めています。

耳で聞いた事は直ぐに忘れてしまうでしょうけども、ノートに書いておけば、見直すことで再び思い出すことも出来ると言った事。私自身が耳で聞いて覚えるよりも書いて覚えるタイプなのでそのあたりの事も関係しています。

でも、もう10年以上も前の1級建築士の試験の時にはこの書いて覚えると言う事が、時間が掛かり過ぎる事もあり苦労したものです。当時居た事務所の先輩などは聞いて覚えるタイプの方で、自らマイクに吹き込んだものを通勤中の車に流しながら試験勉強されていたのを思い出し、同じ事を試そうとした事もありましたが、私にはとても無理と言う事で地道にひたすら書き続けた物でしたが・・・。

所でメインであるはずのCAD実習は、若い彼らはパソコン世代と言う事もあって、普通科の高校でも授業で経験している生徒が殆どで、導入部で取り入れるように言われているWORDやEXCELの部分は一部を除いてはスムーズに進んでおります。実際に自分の手を動かしながらの授業は彼らにとっては受動的な学科授業と違いそれぞれで楽しみながらやっているのが見て取れますが、やはりここでもそれぞれの性格が良く現れていて教科書通りにする者、アレンジを加える者、思わぬ生徒がWORDの授業では頭角を見せたりしていますが、

さてまだこれから先、長い学生生活をどのように過すかによって彼らの、その先も決まってくると思いますが、週1度の付き合いながら、しばし見守ってみたいと思います。