Narito Ashida Narito Ashida

とある講習

過日、とある講習を受けました。

講習を受けたからどうなる訳でもありませんが

さわりの部分を学ぶ講習でした。

意匠設計者のための限界耐力計算

と言った感じの内容でしたが

細かい内容は別として

どのようなことをしているのかと言う事が

学べたように思います。

世間に建つ多くの建物は

在来工法と呼ぶ基礎のある建物ですが

そのような建物は許容応力度計算と呼ぶ

計算方法で計算できるのですが

基礎の無い古民家のような建物では

評価し辛いため限界耐力計算法でする

流れがあるように思います。

以前あったお問い合わせの中で

古民家を触りたいけども、在来工法のように

基礎を造ってするような方法では嫌だと

おっしゃる一般の方がいらっしゃいました。

その方法の何が嫌なのかを尋ねるのを忘れましたが

限界耐力計算は手間の掛かる方法で

誰もが出来る方法では無いので出来る人は

限られます。

でも、さわりの部分位は知っておきたいと

思い受けた講習でしたが

より細かな調査が必要な計算方法だなあと

思いました。

聞いている時は出来そうな気がしたけども

いざ、やってみろと言われると

え~っと、どうするんやったかな?

となりそうな気がします。

しかし、どんなケースでも最初は

手本が無いと出来ないものなので

もう少し深堀りしてみてもいいのかな?

と言う気持ちもあります。

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四号特例廃止に向けて

先日、四号特例廃止に向けた国会審議が始まる

と言うニュースを目にしました。

建築業界以外の方は「四号特例って何?」

と言う方が殆どかと思いますが

住まいづくりに大きく関係することです。

四号特例とは、木造二階建て程度の建物では

その構造安全性に関して建築確認申請の際に

審査の対象にならないと言うのが簡単な内容です。

「えっ、嘘でしょ」と思わないで下さい

現実なのです。

この四号と言うものに、木造二階建て程度の住宅では

ほぼ該当していて、その安全性の確認は

設計を担当する建築士に任せられているのが実際でして

即ち、設計を担当する建築士の性善説に頼っているのですが

じゃあ皆が、安全性の確認をきちんとしているか?

と言うと実は、結構いい加減なことをされている方も

いらっしゃいます。

性善説と言う言葉にどの程度の方が

良い印象をお持ちでしょうか?

確認申請で審査の対象じゃあないのなら

自由なんでしょ、じゃあ俺様の自由に設計させろよ

と言う方が残念ながら居るのも事実なんですよね。

構造安全性は人様の命にかかわる部分なので

そこは、きちんとしないとダメでしょと思い

ルールを守って設計している側からすると

ずるいよな~、ですよね。

そこが、今回確認申請でちゃんと審査するようにしませんか?

と言うことですから、これが現実になれば

設計者側の意識も少しは変わりはしないか?

と思います。

もっとも、今回の審議の背景には高断熱化や太陽光発電の設置

などにより建物にかかる固定荷重の重量化があると言う事です

が、さてもし四号特例が廃止になった場合

その審査内容は、どこまでを求められるのか?

私の予想では、壁量計算が義務化と言う

相当しょぼい所までしか、しないのでは無いか?

と思います。

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