刻み見学
昨日今日とこの時期には珍しく連日の好天でしたね。
今日は、「綾部の家」の住い手さんをお誘いして、工務店の作業場に構造体の刻みの見学に行ってきました。何と今月20日(大安)に上棟予定なのですが、私にとっては今月2棟目の上棟を経験する事になります。(珍しい事ですが)
で、そのスケジュールに間に合わせる為に大工さんはここの所、毎日8時まで残業しておられるらしいのですが、何と言っても今回は全て手刻みしますとの工務店さんの申し入れでしたので、プレカットと比較すると時間が多少掛かるのは必死かなとも思っていましたが、人海戦術で頑張っておられるようです。

写真に写っているのは横物と言って、水平方向に用いる主に梁材です。
で正面の輪木の上に乗っているのは登り梁です。登り梁の架構は私共の事務所では非常に良く用いるのですが垂木の架構と違って屋根組みが非常に骨太に見えるのと屋根の勾配なりに天井を張れば階高さをあまり高くしなくても非常に高く広い空間を確保出来る特徴があります。
さて、後は20日とその後、屋根が掛かるまでの天候を祈るばかりです。
island
朝から「綾部の家」の掘り方検査へ、着いてみると昨日来の雨により基礎ハンチ底部分が水没し、真ん中のベース部分が島のように、丁度古墳やお城の周りに張り巡らされた水路のような状態になってしまっていました。水没してしまったからと言って特段、問題となるような事はないのですが、強いて言うなら、水があると、この後の工事を進める事が出来ないと言う事位です。

水が抜け難い地質の様で、この後の作業の絡みから、監督さんは即水中ポンプを借りに走られましたが、幸い明日は晴れる模様で、さっさと捨てコンクリートを打っておきたい所です。
午後からは久々に昼間から事務所で次の物件の設計を煮詰めています。
さて明日は「福知山の家」の行政完了検査です。大きな問題は無いとは思いますので、即合格と相成る事を願います。
「福知山の家」の完成見学会を開催させて頂きます。
日時/2006年11月25日(土)、26日(日)
両日とも 10時~16時
見学を希望される方はこちらから概要を御覧下さい。
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モグラ出現?

モグラ出現?
いえいえ、そうでは、ありません。
これは前回「柱状改良」のエントリーでUPしました「綾部の家」の改良完了後の現場です。
穴だらけになってしまいましたが、所々にセメント系固化材のあふれ出した後が見られます。
あふれ出すと言っても重機で攪拌する際に正転、反転をした折に少しあふれたもので、決して施工不良と言うわけではありません。
現場に立ってみると、荒地にかすかにセメント臭が立ち込めると言った感じで荒涼とした感がありますが、これから掘り方をする事である程度整った形になります。
これからが、がらっと変わって行く事だと思います。
乞うご期待下さい!
「福知山の家」の完成見学会の概要はこちらから御覧下さい。
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どれ位、埋まってるの?

写真は「綾部の家」の地盤調査時に撮っていた写真です。
この写真の奥の方に写っている電柱のみならず、殆どの電柱について言える事ですが地中のどれ位深さまで埋められているか、皆さんご存知ですか?
実は、この「綾部の家」で電柱に関する現場立会いを一昨日の地盤改良工事時に関西電力とする事がありまして、その際にちょっと聞いてみたのですが
地中部分は約2mの深さまで埋め込んであるそうです。
でも地上に出ている部分は6~8mもあるように思うので、実にその4分の3以上が地上に出ている事になります。
と言う事はその先端に台風などで応力が働くと、地中部分にはどれ位のモーメントが掛かるのだろう?と実に建築的な発想で物事を考えてしまうのですが、あながち間違いでは無いようです。
実は地中部分は2mの深さまで埋めてあるだけでなく、コンクリートのウェイト盤の様な物で電柱を挟み込んだり、枕木のような物で挟み込む事もあるそうです。
又電線の張力にも抵抗できるようにその盤の長手方向まで決められているそうです。
その他に電柱にはトランスが吊ってあったりと鉛直方向にも荷重が働き、足元にはモーメントが働き、時にはせん断力が働きと実に見事な片持梁となっている事が分かります。
そう言えば木の電柱は見かけなくなりましたが、関電さんによると、「新規では木の電柱は全く無くなりましたね~」との事、それでも一部、人気の無い奥地へ行けばまだ残っているかもしれませんが・・・らしいです。
暫くは電柱に対する見方が変わりそうな気もします。
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柱状改良
先日は、「綾部の家」の柱状改良工事初日と言う事で立会い確認をしてきました。
柱状改良とは地面下の支持層まで穴を空けながらセメント系の固化材をその中に注入し攪拌して、固化させると言うものです。
何も知らない方がこの現場をみると一体、どれだけ大きな建物が建つのか?と思うくらい大層な工事です。まあ一応、近隣への挨拶回りはしていますので、その辺りは誤解がないとは思うのですが・・・。

1箇所目の空掘りをしている様子です。このような羽のついた機械を回転させながら掘り進め同時にこの先端からセメント系固化材を注入します。

高層ビルでも建つのか?と思うくらい大層な重機を使います。
重機のオペレーターは地盤調査の結果と運転席に備え付けられたトルク計を確認しながら支持層を決めます。
その内、この重機が持ち上がる程度まで硬い層に到達しました。
ここが支持層です。
このようにして、およそ2日程度で工事は終了となる模様です。
さて、これが済めば次は掘り方と言って地面を基礎の形状に見合うように掘っていく作業となります。
オープンデスク生の置き土産
もう、数週間前のことになりますが、9月に来ていたオープンデスクの学生さんが感想を送ってくれました。もう2学期も始まり、希望の研究室にも入れたようで何よりです。
彼が、ここに来たのは9月入って直ぐの時期で、直前の8月一杯までの缶詰状態とは一転し、事務所で作業する時間よりも一緒にあちこちの現場に着いて見てもらっていた時間の方が長かったような気がしますが、そこは私の判断で机上の勉強よりも生の現場を見ておく方が良いと思い一緒に行動してもらっていたので、一部の住まい手さんには了解を得ながら、貴重な場面にまで同席させて頂いた事もありました。
感謝です。
そんな彼の唯一の置き土産が写真の模型、製作途中で知らない間に、良いロケーションを借景に撮影していましたので、「なかなか、いいやん」と言う事でデータをコピーして貰いました。

実際はこのようなロケーションでは無いのですが、この辺りで、ちょっと探せばあり得るだけに爽快感も感じちゃいます。
さて、この「綾部の家」も明日が地鎮祭です。
半年後の竣工に向けていよいよスタート、ここまで、住まい手さんとの出会いから約10ヶ月の道のりでしたが、準備段階を終えて、いよいよ出発と言った感じです、頑張りましょう!
オープンデスク期間終了
実は、ここ2週間ほど前からオープンデスクの学生さんを受け入れていました。先日はその最終日でした。
で、彼に与えた課題は模型製作。
大学の課題とは違い縮尺1/50で作るように言いましたので戸惑いながらも黙々とこなしていましたが、何とかここまでの物に出来上がりました。
途中に手伝いの手も少々入ったのですが、この縮尺の模型は初めてと言う事で、まずまずの出来と言った所。
スピードと正確性、それと素早く図面を読み込む能力も要求されますので、そう言った訓練を意識的にして欲しかったのですが、さてどの程度吸収できたかは定かではありませんが、まだまだ夢も沢山、持っているようで今後の彼の活躍に期待と言う事で、模型の全体像は明らかにはしませんが、記念に部分的にUPしておきます。

往復250㎞
暫く更新をサボっている間にもう9月も半ばとなってしまいましたね。日差しも秋、来週には台風の接近も気になりますが、さて今日は「綾部の家」の地盤調査立会いと言う事で朝一番に出発、計5ポイントの内3ポイントまで調査立会いをした時点で次の場所への移動の為、現場を後に、何とか良い調査結果が出る事を願っております。

さて、次の移動場所は香住。
工事請負契約の立会いに。もう引越しは済み、仮住まいでの契約も無事済み、現場を見に行くと先週まであった建物は綺麗さっぱりと無くなっておりました。旧住まいで使われ長年の年季が染み付いた黒々とした松の梁を再利用する予定ですが使用に差し支えの無い程度の虫食いはあったものの無事想い出を受け繋いで行ってくれるか、構造材が組みあがるまでは正直すごく心配ですが、こればかりは祈って待つしかないようです。

「黒い家」以来、福知山の家も進行しておりますのでまたUPしていかないといけませんね。
こちらも結構大詰めに近づいていますが、写真は、また次回にでも。
今日は実に往復250㎞も走行したハードな一日でした。