Narito Ashida Narito Ashida

無力と非情

東日本大震災から11年当時、
事務所で打合を終え、
いつも聴いているラジオから聞こえるのは
非常事態を伝える音声でした。

思わず点けたテレビから流れる
目にしたこともない光景に
「早く逃げて」と祈るばかりでした。

やがて変わり果てた街の様子が
流れるようになると、
自然の力の前では人は無力であることを
実感させられました。

奇しくも、この辺りでは本日、
午後6時頃に、いきなりの地鳴りと
共に震度3の揺れがありました。

そして今、ウクライナから毎日のように
流れてくる崩壊した建物の映像。
同じ崩壊と言っても、こちらは本来、
壊さなくても良かった人為的な行為です。

そして又、原発を狙い占拠する横暴、
福島原発で起こった出来事、
はたまたチェルノブイリで経験したはずの
出来事に学ばない独裁者。

情け容赦のない非情さは人の仕業とは思えません。
そして核を、ちらつかせ世界を脅かす
チンピラのようなやり方、

人の手でコントロール出来るとは思えないものを
使用しようものなら、きっと自然界からの
大きなしっぺ返しが来るに違いない。

広大な領土の大半で人が近寄れないエリアが
増え作物も取れなくなり、土地は荒れ、
まるで終末期のような世界を想像してしまいます。

新興宗教がかった発想かもしれませんが、
人は自然を超えられるとは思いませんし、
ましてやコントロールできるとも思いません。

権力を握った愚かな人間の行動が世界に与える恐怖、
それが許されて良いとは思いません。

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都市計画を見直せ

先日、車を定期点検に預けた際、
少し時間が掛かるとのことでしたので、
昼食をとった後、街ブラをしました。
新しい町並みやアパート街には興味がなく、
自ずと古い街並みを捜し歩くのでした。

何となく嗅ぎ分ける能力は備わっているようで、
写真のような建物に遭遇。
小児科と書いてありましたが
今も診療されているのかな?と言った感じでした。

そのような街並みが多く残っている訳でもなく、
やがて偶然出くわした最近できたであろう分譲地。

比較的規模の大きな分譲だったのでしょう。
不自然にも小さな公園が備えられ、
真新しいブランコと滑り台が光っていました。

おそらく都市計画により〇〇㎡以上の開発には公園を設け、
その公園には、このような遊具を設置しなさいと
言った内容なのでしょう。

でも、その公園って、どの程度活用されるのでしょうか?
そんな遊具で遊ぶ年代のお子さんは何年、そこで遊びますか?
直ぐに成長し、誰も遊ばない遊具だけが残り、
その管理に又お金を費やし、

一体何のための、誰のための公園なのか?
少し足を延ばせば、もっと立派な公園があるだろう。

一律に条例で縛る、その計画もっと地域で独自性を
もった内容に改めた方が良く無いでしょうか?

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柱は真っすぐ建っていない

柱が真っすぐに建っていない、
とはどう言うことやねん?
と思われた方もいらっしゃると思います。

新築では真っすぐに建つように
加減をしながら工事が進められますが、
ことリフォーム、リノベーションとなると
解体した際に柱が真っすぐでないことも
しばしばあります。

これは長年の外力や荷重の作用によって
建物が動かされていることから
起こる現象です。

じゃあ真っすぐに戻せばいいやん、
と思われるかもしれないのですが、
構造体は全てが繋がっているため、
1個所を真っすぐに戻したとしても、
今度はそれに引っ張られた別の個所が傾く、
なんてこともあります。

ですので、よほど傾きが酷く無ければ
全体を見て塩梅を考えることになります。

昨今、DIYも流行りのようですが
このような傾きが、あるとはつゆ知らず
自分で始めたは良いものの
構造体の傾きのみならず
鴨居、敷居の傾きも検討せずに作ってしまうと

いざ、建具をとなった時に
建具の開閉がうまく行かない
閉まったのはいいけれど、
隅におかしな隙間が出来てしまっている
なんてことになり兼ねません。

柱が1本1本、垂直に建っているか
確認して工事を進める必要があり
仮に傾きがある柱と建具が関係する
場所があるなら、打ち物などをして
垂直を正してあげるといいかもしれません。

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床付け

「床付け」と書いて「とこづけ」と読みます

大きな言い方で括れば基礎工事なんですが

地面を掘削して、基礎の底になる部分を

作る工事のことを指します。

綺麗な半島状の島が幾つか出来ていて

面白い状態です。

家が建ってしまうと、全く分からなくなる部分なので

面白い一瞬と言えますね。

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作ってみた

コロナ禍を機に始めた家に居て出来る趣味の

レザークラフトですが

目標だった長財布を作ってみました。

出来栄えは、イマイチ、イマニ

いやイマサンくらいです。

納得できない個所が盛りだくさんあって

解消しないといけませんが

ファスナーの開閉がし難いのが

一番の問題です。

ファスナー両端のもたつきが

開け難さの原因です。

如何せん休みの時に少しずつ

進めるしかないので進捗も

牛歩ですが

再度、微妙にマイナーチェンジして

作り方も少し変えてチャレンジしたいと

思います。

一先ず、これを使ってみて

どの程度使えるのか否かを

探ってみます。

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始まる

ついに現場が稼働し始めました。

「9T +」の現場の真横でも既に

地盤改良工事が行われていて

周囲の皆様には少しお騒がせすることに

なると思います。

先ずはGLの設定立ち合いです。

敷地は、ほぼフラットのように感じていたのですが

流石、基礎屋さん見ただけで

どっちが高くて、どっちが低いかを

言い当てられました。

実際に測量してみると、微妙な差でしたが

その通りで、職業的感覚の鋭さに

感心しました。

写真右手の三脚の向こう側

少しグレーの土の塊は、隣地の地盤補強により

出ているものです。

隣同士で、同時進行ということで

お互いが気遣いながらの工事になりそうです。

幸い、敷地は比較的ゆったりとしていることが

救いです。

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目先の損を嫌い大損をする

行動経済学には

「目先の損を嫌い大損をする」と言う

格言のような言葉があるそうです。

但し、これは人間の性であり

多くの方が持つ感情でもあると言っているそうです。

例えば、下に挙げた写真を元に

具体的な話をしてみます。

左手に写る黒い住まいが建つ敷地は

ご覧のような法面になっています。

しかし、その並びに建つ他の住まいは

写真の奥も手前も、どの家も皆

擁壁を造りながらも家が建っている位置だけを

見ると黒い家と変わりない位置に存在します。

仮に、設計料が高いからと当方に頼まずに

他に頼んでいれば、同じように擁壁を造って

はい、擁壁代何百万円の世界だったんですね。

それこそ、表題を字で行くところに

なっていたと思います。

特に建築では、このような擁壁が絡む

土地の場合、設計の工夫により必要のない

費用を抑える事も可能になる場合があります。

それは敷地の癖が強ければ強いほど

何かしらの可能性があると思って頂いても

良いのではないでしょうか?

又、よくある話では

中古住宅購入前の調査を専門家に見てもらうことも

表題のような状態を割けることが出来るパターンに

当てはまります。

調査料数万円が惜しいばかりに、調査も頼まず

瑕疵の多い物件を掴んでしまい、後に

補修費が何百万円掛ったと言うのはたまに聞きます。

仮に、調査の結果が異常なしであれば

調査料は安心料と考えておけば良いのではないでしょうか?

関西人はケチが多いと言われますが

そこをケチって資金計画に影響が出るのであれば

そもそも家を持つ資格が無いのか

若しくは、その資金計画がおかしいのだと思います。

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あながち間違いでは無い

今日は予報通り朝から雪でしたが

昼頃には少し小ぶりになり

思ったよりも積雪は少なくてすみました。

さて、先日お伺いした、某セミナーにて

自分の考えはあながち間違いでは無かった

ことを気付きました。

最近の住宅は高断熱高気密化が進み

気密層を確保する事が当然のようになっていす。

但し、土壁塗りなどの家は例外になると思います。

当然、当方でも気密層を設けていますが

当初、これを設け始めたのは

その外側にある断熱材を濡らしたくなかった

と言うのが理由です。

断熱材が濡れることは

濡れた衣服を着て過ごすのと変わりなく

温めたくても服が濡れていると

思うように暖まらないと言う状態になります。

先日の、そのセミナーでも

気密層の役割は断熱材を濡らさないこと

とお話されていて、自分の考えは

あながち間違いではないことを

確証した訳です。

それがエスカレートして

数値を出さんがための仕事は、ちょっと違う気はしますが

きっちりとした仕事の証としての数値であるならば

納得できます。

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家が寒いと御感じの皆様へ その2

前回は、先ずは内窓を付けましょうと

お伝えしたのですが

じゃあ、どこに内窓をつけるべきか?

家全体に付けられるなら望ましいですが

それなりに予算も必要になるため

滞在時間が長い部屋を優先して

付ける事を考えられると良いと思います。

当然ですが外壁が土壁等で

家の中から外が見えているような状況の場合は

その隙間を塞ぐことが先になります。

次に手を打てるとするならば

1階の床下からの冷気対策ですが

予算があるならば断熱材を入れると

良いのでしょうけども

割と大掛かりな工事なりますので

手っ取り早く対策を打つならば

熱を伝えにくい厚手のカーペットや

置き畳などを敷くことが取り組みし易い

のでは無いでしょうか。

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家が寒いと御感じの皆様へ

家から発する熱の約7割は窓から

逃げていくと言われています。

又夏には外からの熱はその6割が窓から

入ってくると言われています。

熱の出入りする経路は

窓以外に、屋根、壁、床、換気などが

ありますが全体に占める窓面積の割合って

そんなに多くは無いのにも関わらず

窓からは6~7割もの熱の出入りがあるんです。

と言う事は先ずは窓をどうにかする事が

家の寒さ対策になると言い換えてもいいかも

しれません。

とは言え、窓を触ろうと思うと

結構大掛かりなんでしょ?

と思われるかもしれませんが

一番コストを抑えるならば

内窓をつける方法があります。

内窓は今ある窓枠を利用して

その内側に窓を付けるだけなんですが

性能については又別の機会に述べることにしますが

窓を付ける事に対して補助金が出る自治体も

ありますので、ご自身がお住まいの

市町村などで、よくお調べ下さい。

今は年度末間近と言う事で

一旦、補助金制度は終了しているかもしれませんが

又次年度に入って少しすると多分又新たな募集が

始まると思いますので、そのような制度を利用して

賢くご自身の生活を快適にしてみましょう。

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散歩道

三寒四温を感じることが出来るまで

あと少しと言えそうな今朝の風景

朝霧が立ち込めると

この辺りでは、良い天気になる確率が高いのですが

今朝は正に、そんな感じでした。

各地で梅の花の開花も報告されていますね。

うちの家の梅の花は未だですが、待ち遠しい昨今です。

さて、現在は「9T +」の着工を待ちながら

次の物件の設計や他の計画案を進行させつつ

資格学校の準備などでブログ更新間隔も

空きがちです。

更新頻度のアップまで今しばらく

お時間をいただくことになりそうですが

お待ち頂けましたら幸いです。

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動線の交錯

動線とは人が動き回る経路のこと指し

例えば家の中では家事動線がありますね。

料理を作って食器洗いをして

洗濯をし、干して、取り入れて

洗濯物をたたむ、一連の動きが

淀みなくスムーズに行われるような

計画が好まれます。

先日、訪れたとある病院

待合から中に入ると検査室と

その隣にカーテン1枚を隔て

先生の居る診察部屋があるのですが

検査を終えて先生の診察を待つ

患者のスペースが

同じ検査室の片隅にあるため

患者さん、看護スタッフそれぞれが

動くたびに、皆が少しずつスペースを

譲り合わないといけなくて

看護スタッフさんも常に

先生の診察を待つ人の目に晒されて

落ち着かなそうで

これは正に動線が交錯していることが

引き起こしている事態なんだ

と感じました。

こうなっているのは建物のキャパが

小さいことが原因だなあと思ったのですが

あと1.0mだけでも建物が大きければ

動線分けが出来てもっと患者もスタッフも

落ち着いた状態に出来るんだけどなあ

とほぼ職業病のような想像をしていました。

テナントとして入っているクリニックなら

仕方が無いと言えそうですが

その診療科目専用の建物として

建てられたのだから、もう少し何とか

なっただろうとは思いました。

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