たべる

数回に渡り公開してきました、八千代町の家、閉めは母屋へ戻り、改装したダイニングスペースです。北（写真正面）及び東（中庭、写真右手の黒いサッシ）に開口を穿ち光と風の通り道を確保しました。また元、あった天窓は、光量を落とす事の無いように配慮しながらも新旧の違和を均すべく処置を施しました。

工事中のリクエストにより急遽、設ける事になったホームシアター用のプロジェクターは見栄えに配慮し、未使用時には天井懐内に納まるように急遽仕様を変更と言うプロセスもありましたが職人さん達の協力も受け、難なく納める事が出来ました、感謝します。

混構造であった母屋のこのスペースは鉄骨造であり、部屋の真中にあるH形鋼の柱を木の柱のように杉板で囲いこんでいます。

工務店さん（兵庫県西脇市の株式会社七福建設さん）や職人さん達に努力して頂き、このように完成した住まいは、出会いからの経過を含めると約1年9ヶ月を経て、ようやくここまでこぎつける事が出来ました。しかし、これから先、住んで頂く時間の方が遥かに長くこれからは、ご家族によって上手く調理して頂き、味のある住まいに成長して欲しいなあと思います。

さて、ブログ上での八千代町の家の公開は今回で一旦終了します、更に詳しい内容については当方ウェブサイト（芦田成人建築設計事務所）上で公開していますので、宜しければ覗いて見て下さいね。ブログ上で紹介していない写真も沢山ありますよ。　＾＾）

撮影は京都府福知山市の中村カメラ店さんに御願い致しました。ホームページも覗いてあげて下さいね！