兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

あの時、何をしていた?

少し時間が経ちましたが、
先日3月11日は
東日本大震災から13年でした。

あの時、私は事務所で打合せの最中で、
夕方打合せが終わり、
いつも聴いているラジオをつけると、
いつもの放送とは様子が違いました。
直ぐにテレビを点けると
ヘリからの中継で津波から逃れようとする
車の姿が映し出されていたのです。
見たこともないような映像に、
心臓がバクバクし、早く逃げろ、
逃げてくれと祈ることしか出来ませんでした。

あの時、丹波に揺れは無く、
平穏な時間の一方でそんな恐ろしいことが
起こっていようとは
想像だに出来ずいましたが、
同じ関西でも大阪では結構な
揺れを感じたと聞きました。

そのような出来事を通し、
又今年の正月、非常に長い揺れを感じ、
これはどこかで大きな地震が
起こっているに違いないと、
テレビを点けてみると
能登を中心とする大きな災害でした。

昨年末、篠山を震源とする
震度3の地震があったのですが、
地理的には
少し離れているかもしれませんが、
地球規模で見ると、
そう遠くもない距離で起こった出来事に、
もしかしたら繋がっているのではないか?
とさえ思った次第です。

もっとも、あの地域では
何年か前にも局地的に大きな
地震があったと記憶していて、
同じように2階建ての建物の1階が
無くなるように倒壊した
画像の記憶があります。

各地で頻繁に繰り返す、大きな災害に、
いつも想定外の出来事として
片づけてしまうには、学びがない気がして、
やはり自分が出来る範囲のことを
啓蒙し続けていかねばと思っている次第です。

Narito Ashida