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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

リノベーションについて その2

一般的にリフォーム、リノベーション、改修
と我々は表現していますが、実はこれらの言
葉は建築基準法では使われることはなく「修
繕」や「模様替え」と言った表現になります。

修繕は、まあ、あるとしても、模様替えとい
う表現は、もしかしたら皆さんの想像とはか
け離れたものかもしれませんね。

先日、こういったケースでも建築確認申請が
必要になる確率が高くなったことをお伝えし
たのですが、それが「大規模の修繕」や「大
規模の模様替え」に該当するケースになりま
す。

ここで言う大規模とは、建築物の主要構造部
の一種以上について過半に及ぶ工事をする場
合になります。

ここで、また難しい表現が出てきましたが、
主要構造部とは、どういった部分のことでし
ょうか?それは、壁、柱、床、はり、屋根又
は階段、とされています。つまりこれらの1
か所でも過半に及ぶ工事がされる場合は確実
に、建築確認申請が必要になると思われます。

例えば、階段の位置を変えることがあれば、
即ち該当することになります。その他、細
かなケースについては、その時々での対応
が必要になるため、事前の確認が必要にな
ります。

写真は今日の投稿とは直接、関係ありません
が、今年の猛暑の影響で全国的にダムの貯水
率が低くなっているそうです。梅雨も短かっ
たこともあると思いますが、降るべき所に降
るべき場所には降って欲しいですね。