物のサイズを把握する
物にはサイズがあります。間取りを考える際に
サイズ関係なしに描いてしまうと、使えないス
ペースが生まれます。
例えば4人が向かい合わせに座るダイニングテ
ーブルだと平面的には、長さが120~150
cmほど、奥行きで80~90cmほど必要で、
更にその周りには椅子が置かれます。
椅子がテーブルの中に仕舞われている状態と人
が座っている状態では必要な空間も変わります
し、人が座っている時に、その後ろを人が通る
必要があるならば、更に空間は大きく必要にな
ります。私は、人が動くときに必要な寸法を
「動作寸法」と呼んでいます。
動作寸法は生活の様々なシーンで必要になり、
これが把握できていないと幾ら図面を描こうと、
それは単なるお絵描きに過ぎません。図面は、
実生活において、きちんと機能するように描け
ていないといけないので、もののサイズを把握
することが重要になります。
洗濯機のサイズはどうか、或いは外食時にカウ
ンター席に座った場合にカウンターの奥行はど
の程度あるのか、顔を洗う場合洗面台の高さは
どれくらい必要か?生活の一つ一つに使い易さ
とか、必要なスペースなど平面的にだけでなく
立体的に動作寸法が発生します。
日常的に或いはせめて図面を描く前に、それら
の寸法を把握出来れば、実際に役に立つ図面と
なります。