先生、私は何の病気ですか~?

と電話で自身の病状を尋ねる人は居ないと思います。何故なら、診てもらわないことには何も分からないことが判明しているからです。

同じく私どもの仕事も現地や現状を把握できないと、お答えできるものは何もありません。最近、ファーストコンタクトで「費用はいくらですか?」と言った内容を伝えられる方が多いのですが、それは先の電話口の患者さんと同じことをされているのと同じなんです。
逆に、現地や現状も見ず、何も把握出来ないで、その質問に答えられる人が居るなら、とても心配です。

勿論、費用を気にされている方々のお気持ちは分かります。

しかし、我々は毎回同じことを同じように繰り返す仕事ではありません。物件毎に違う条件、規模、用途、環境などを一つずつ把握することから全てが始まります。おまけに建築の場合は法令が関わることも多く、その法令に則って仕事を進めるために事前調査が必要になる場合もあります。だからこそ、先ずは現状を正確に把握し、その上で根拠のある費用を算出し、ご提示することが、皆様にとっても一番安心できる方法だと考えています。

高い安いだけでなく、根拠のある内容をきちんと提示するのが私どもの姿勢です。そのために、今回の案件では、どのような仕事をしなければいけないのかを、現状や現地を把握した後で組み立てます。その後に初めてお見積もりと言う形で金額の提示が出来るようになります。

設計と言う行為こそ、机の上での仕事ですが、全ては現地や現状のために行う行為であり、そこをどれだけ把握するかが命なのです。

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耐震診断および耐震改修工事について