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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

叩く

前回は布団乾燥機での失敗談でしたがやはり、布団は天日で干したいものですよね。では天日で干しましょう。と言う事で、皆さんはどれくらいの時間干していますか?
 

季節や布団の種類によって違いますが、どの布団も晴れている日なら片面最低1時間程度でダニやカビ菌などは死滅するようです、そしてやはり表も裏も干さないと表に居たのが裏へ逃げるので、布団をひっくり返すと言う事が重要です。但し夏場は午前中に干した方が良いでしょうね、午後からも干しっ放しの場合、夜に余熱が残り布団の蒸し暑さで寝られない事も皆さん経験されていると思います。
 

そのようにして干した布団を取り入れる時、多くの方が布団をパンパンと叩いていると思います、中にはこれでもかと言わんばかりに、まるで「引越しおばさん」のように恐い顔をして真剣に叩く人も・・・、
 

実はこの行為、布団にとってはあまりよくないようで、叩く事で中の綿がちぎれてしまい布団の寿命を縮めた上に干す事によって消毒され布団の中にいたダニなどの死骸が布団の表面に出てくるだけなのです。ですから叩くのは簡単にホコリを払うくらいにしておいて後は掃除機で吸い取るのが一番いいようです。
 

また、羽毛や羊毛布団の場合、乾燥させるだけなら日陰の風通しのいいところで置いておくだけでいいのですが、消毒を目的とするならやはり月に何度かは上記のように天日干しして下さい。
 

ほっこりした綺麗な布団で眠るのは気持ちのいいもの、皆さんも快適な睡眠をとって下さいね!