夏型結露
異常な暑さが続く中、ふと車に乗ってエアコンを
つけると車内は、ひんやりしますが同時にフロン
トガラスが曇り出して視界が悪くなる経験をされ
ていると思うのですが、ワイパーをオンにすれば
結露を拭き取って解消できると思います。
ワイパーオンで結露が解消できるということは窓
ガラスの屋外側で結露が生じているということで
す。
これは夏型結露の典型的な例なのですが、実は家
においても、こういった現象が起きないとも限ら
ないのです。それを解消するために壁の層の構成
を考えたり可変シートを採用したりと色々対策も
出来るようにはなっていますが、さて先日、拝見
させていただいた床下の状況が、結構なことにな
っていました。
未だ原因をはっきりと断定できませんが、もしか
したら夏型結露なのか?でも、ここまでびしょび
しょの状態になるのかな?とも思っています。
一先ず拝見しただけですので、正式にご依頼いた
だければ原因究明したいのですが、一旦普通では
ない状態ですよとお伝えする所までが今の私に出
来ることです。
工事請負契約
先日、「坂道に建つ家」の工事請負契約が締結
されました。その名の通り、敷地の前面にある
道は坂道で、そこに並列で車2台をインナーガ
レージに納めることが条件となった計画です。
坂道に直交して車を並列に2台入れる場合、敷
地からある程度後退できればその高低差を吸収
できるスペースを確保できるのですが、今回は
敷地目一杯に建ち、建蔽率も壁面後退も北側斜
線も全て法的に制限目一杯の計画となりました。
敷地の間口サイズに比較してインナーガレージ
の占める物理的面積が大きいため住居への採光
を、どのように確保すべきかに悩みましたが、
光は上から降り注ぐことを意識した採光方法に
より解決しています。お盆明け着工です。
綺麗になった
以前、「川遊び」と言うタイトルで書いていた
河川敷の草刈り作業が先日行われました。河川
愛護と言う名目で村の人たちが総出で、河川敷
の草刈り作業をするのですが、毎年一番暑い、
この時期の作業なだけにヘトヘトになります。
草刈りと書くと草だけ刈れば良いと思われるか
もしれないのですが、一番厄介なのは巻き付い
た蔦のように伸びている植物です。草刈り機で
エイヤーと一刀両断出来れば良いのですが、蔦
だけは簡単には切れません。従って、小分けに
して少しずつ切るしかないのです。
そして今回は草刈り機の音に驚いたマムシが私
の横を逃げて行き、退治しようと思いましたが、
思うように機械を操作出来ずに草むらへ逃げて
行きました。
おかげさまで見通しの悪かった道沿いの草もさ
っぱりとし、これで暫くは快適に運転も出来る
ことでしょう。
SDGsと建築と
SDGsの言葉を聞くようになって久しく経
ちますが、言葉こそ聞くものの、さて当事
務所の場合、一体どの程度の項目に該当し
そうなのか?と少しだけ深掘りしてみまし
た。
そうすると17の目標中、少なくとも2つの
項目には事務所の活動が、ど真ん中で該当
しそうで、もう少し幅を広げれば更に2つ
の項目にも該当できそうな感じであること
が分かりました。
以前、プリンターを製造しているメーカー
にSDGsを盾にしてプリンタードライバー
の早期配布を止めず、ある程度継続するよ
うに直訴したことがあります。
結局、直訴は聞き入れてもらえず、そのプ
リンターは5年ほどしか使っていなかった
のですが、パソコンの買い替えとドライバ
ー配布の停止に伴い、未だ使える状態にも
関わらず使えなくなってしまいました。
暫く事務所の中で無用の長物として置物化
していましたが、昨年ようやく引き取って
いただくことが出来ました。予備でストッ
クしていたインクは未だ手元に残っていま
すが、未使用ではあるものの袋を開けてい
るため、どうにも出来ずです。
さてSDGsに話を戻しますが、12番の「つ
くる責任 つかう責任」がリフォームリノ
ベーションにおいて、15番の「陸の豊かさ
も守ろう」の項目が新築では該当しそうで
す。一先ず詳しいことは又別の機会にした
いと思います。
残念賞か?
先日、とある会社から手紙が届きました。
それは某コンテストを主宰した会社からの
ものでしたが、おかしいなあ、確かコンテ
ストの審査は9月のスケジュールって書い
てあったのにはずなのに、もう残念でした
のお知らせが届いたのかなあ?と思って封
筒を開けてみると、コンテストへの応募有
難うございましたのお礼の案内でした。
おまけに1000円分のクオカードもついてき
ました。その昔、テレホンカードが出回っ
た頃にお礼の品としてテレホンカードが付
いてくることが多かったのですが、あの時
のテレホンカード、どこへ行ったのでしょ
う?(笑)
結局使わず終いでカードが使える公衆電話
も減っていきました。クオカードが使える
のは加盟のコンビニ、ドラッグストア、書
店、ガソリンスタンド、ファミレス等らし
いですが、これも遣わずに財布の中に眠っ
てしまいそうな気がします。
ふと財布の中にその姿を見つけた時は、ラ
ッキーとなるのかもしれませんね。
川遊び
最近、事務所の前の河原に、どこからか小さ
なお子さん達がやってきて、きゃあきゃあ言
って川遊びをするようになりました。
事務所の前の河原は、未だ草刈り前で草がボ
ーボー、一部に石積みされた個所があり、そ
こは草も少なく河原へ下りていきやすくなっ
ています。
今日、最寄りの駐在さんが近くで110番通報が
あったが、直ぐに切れてしまったのでと言う
ことで、何か事件があったのではないか?と
お見えになりました。
たまたま、外に居た私の姿を見かけて、寄って
来られたお巡りさんから、この近くで交通事故
か事件らしきものはなかったですか?と尋ねら
れましたが全く見覚えもなかったのですが、た
またま河原に、お子さん達が居たので、お巡り
さんからマムシに注意するように声掛けをして
もらいました。
お子さん達のにぎやかな声を聴くのは嬉しいの
ですが、いつもマムシに噛まれはしないか?と
ちょっとヒヤヒヤしていたのですが、知らない
おじさんからの声掛けよりも、お巡りさんから
言って貰う方が、少しは効果があるかな?との
思いで伝言を託したのですが、お子さん達は、
水浸しになって、小鳥を捕まえたと言って、は
しゃいでいました。
そんなお子さん達にたくましさを感じた出来事
でもありましたが、マムシにだけは気を付けて
もらいたいものです。
土に還る
木が何らかの原因で、山の中でそのまま寿命
を迎えると、このように土に還るのが自然な
状態なのですが、製材されて用材化された木
が途中で、このようになると自然な状態と言
って喜んではいられません。
万が一住宅に使われている木が、こうなると
危険極まりないのですから。木は小口と言っ
て切り口に当たる面からは非常に良く水を吸
います。
導管と呼ぶ栄養や水分を運ぶ道が木の細胞の
中に通っていて、ストローの束のようになっ
ていることが原因です。
従って、小口面をそのまま見せた使い方をす
ると、そこから水分を吸って木が傷みやすく
なります。
例えば桁、母屋、棟木などは、そのような使
い方になりやすいのですが、当方ではそのよ
うな部分を鉄板で包んでしまい、対策をして
います。2枚目の写真が、その事例です。
位置出し
先日、解体の終わった現地に足を運び、建物
のおおよその位置出し作業をしてきました。
所が、ローテクの機械のみで直角が一つも無
い敷地に位置出し作業するなんてかなり高い
ハードルとなり、一部の位置だけ出して途中
断念しました。
しかも、一番基準にしたい敷地の一部は法面
となり、大きな段差もある状態で、水平距離
さえまともに測れず、でしたが何となく概略
は掴めた気がしています。
通常は遣り方と言う作業で、正確な位置出し
をするのですが、壁面線退線1.0mの制約や
ら北側斜線やら、色々厳しい制限を受けるの
で、前もって安心しておきたかったと言うの
が理由です。
図面の上では何とかクリアしているのですが、
実際はどうか?と言うことを確認するためで
したが、アバウトでしたが、恐らくクリア出
来ているであろうとの判断で現場を後にしま
した。
又遣り方作業の時に確認させていただきます。
90%
1カ月前に受講した3年に1度の建築士定期
講習の終了考査の結果が届きました。正答率
90%と言うことで、無事に考査もパス出来
ました。
毎年丸一日、どこかの会場に缶詰めにされて
ビデオ講義を受け、最後に考査を受けるパタ
ーンでしたが、今回は一日缶詰の苦痛から解
放されたいと思い、全てオンラインで受講で
きるコースを選択しました。
終了考査の日時のみ指定されていて、それよ
りも1週間前からはどの日、どの時間に講義
を受けても大丈夫とのことで、計3日ほどに
分けて受講してみました。
感想は、分けて受講する方が集中力が途切れ
やすいと言うことが分かりました。1日に集
約して受講する方が、そこに掛けるエネルギ
ーは沢山必要だけど記憶にとどめ易くて良い
のかな?とも思いましたが、エアコンが効き
すぎた会場に缶詰めにされるのも辛いので、
次回3年後にはオンラインで1日集中受講ス
タイルで行こうと思いました。
終了考査は落してやろうと言う目的では無い
と思うので凄く難しい訳ではありませんが、
参考にして良いテキストのどこに記述があ
ったのかを如何に早く見つけることが出来
るか?がポントとなります。
さて正答率90%と言うことで4問間違え
たという事になります。どの4問が間違え
だったのかが気にはなりますが、次の受講
の頃には、また記憶もリフレッシュと言う
か今回の記憶も忘れてしまっていることで
しょう。
同じ2キロでも
先日、所用で宝塚市役所に御伺いしました。
都心部への移動は公共交通機関の方が楽な
ので専ら電車やバスでの移動になります。
その所用も終わり、次の目的地に向かう方
法を調べると意外に不便で電車だと遠回り
をすることになり、バスでは本数も少なく、
次の便までの待ち時間が30分ほどもある。
スマホで調べた所、次の目的地までは距離
にして2キロ、時間にして20分とのこと
でした。いつもウォーキングで歩いている
程度の距離だったので、運動も兼ねて歩く
ことにしました。
その間、幾つの町を跨いだことでしょう。
地図上では、幾つもの街を跨ぐため、遠く
に思えていましたが歩くと大したことない
なあと言う感じで、車が通れないような路
地などもすり抜けてあっという間に到着し
ました。
まだまだ知らない場所も沢山あり、それを
知れたことは大きな収穫でもあります。車
で移動していたのでは決して知ることもな
かったことでしょう。
地元では同じ2キロ歩いても、未だ村の中
で、一つの町も跨ぐことは出来ません。私
が住む村は南北に長く端から端まで約3キ
ロもあります。一度、地図を切り抜いて大
きさ比べでもしてみようかと思います。
納屋の補修工事完了
納屋が傾いているので、一層のこと壊す方が
良いのか、それとも未だ使えるのか一度見て
欲しいとのことで御伺いさせていただいただ
けのつもりでしたが、建物自体は大きく傾い
ている訳ではなく、建物の中心当りにある柱
が地盤沈下か何かの影響で部分的に陥没して
いるだけでした。
従って未だ使えますよと言う所から始まった、
今回のプチ補修工事が今日で完了しました。
工事中に分かったことですが、陥没していた
辺りには昔、井戸があった形跡が見受けられ
ました。埋め戻しはされていたのですが、経
年で、その部分が下がったのではないか?と
言うことで、下がった辺りを中心に補強をし、
持ち上げることで傾きは補正できたので、こ
れまで通りに使えると思います。
前回のあて木だけでは、既に心許ない状態で
したので、その先には柱を設け水平な腕木が
垂れ下がらないようにしています。
あて木を使う
「あて木」とは、かなり癖の強い木で自ら進
んで使いたいと言う人は、そんなに多くない
のではないでしょうか?
山の斜面に植わっている木は、最初は斜面に
対して垂直に伸びようとするのですが、その
内、地球の重力に従う方が楽なために地球に
対して垂直に成長します。
そうすると木を建築用材として使える程度に
まで育った木は根元の方で大きく湾曲した形
になります。
このような木を「あて木」と呼びます。この
ような木は真っすぐになろうとする力が働き
やすいので、構造材として使うには、木が動
くリスクを覚悟しないといけないため使いに
くい材料となります。
しかし、逆にその力を利用した使い方をして
いるのが、今回紹介させていただく写真のよ
うな用い方になります。
水平に伸びている長い腕木の下を支えるよう
に入れ、あて木が真っすぐになろうとする力
を利用し、腕木が垂れ下がってくるのを防ぐ
役割を担います。
昔の人って面白いことを考えたもんだと思い
ます。