住まいづくり通信 7/14号
ひ、久しぶりに更新してみると何と大幅にランクダウン、こ、これは盛り返せるのか・・・?
しかたがないコツコツ行こう!
今日はドリカムパートナーさん主催のプレカット研修会でした。一通り担当の方の説明があり、質問タイムに移り、「木と言えば、芦田さん」と言う事でご指名を受け、頭の中で質問の整理がつかないまま、口を開いてしまったのでいきなり失礼な発言を繰り出してしまった・・・。反省。
でも、言ってしまった事は仕方が無いので木の住まいに関するクライアントへの説明の実情を話す事にした。
ここからは久々の住まいづくり通信を兼ねて相談会でよく木の住まいについて受ける質問やその回答などを綴って行きます。
Q1、無垢のフローリングの手入れはどうすればいいですか?
A1、普段の手入れは掃除機をかけたり、ほうきなどで掃くだけで充分ですが、時々無垢材用のワックスを塗ってもらいたいのですが、家具等も入ってしまうとなかなか出来ないので年末の大掃除の時を兼ねてワックス掛けをされてはどうですか。
Q2、住まいの外部に木を使う場合の手入れはどうすればいいですか?
A2、木材防腐塗料を塗って頂く事になりますが足場を組まないと塗れないような高い場所の場合は足場設置に費用が発生しますので、その辺を見越して積み立てておいて頂く方がいいかもしれませんね。頻度としては5年に1回ぐらいを目安にして頂くといいと思います。
それが面倒と言う事なら違う材料にされる方が賢明でしょうね。
Q3、○○工務店で新築してもらおうと思っているんだけど床にパイン材等の無垢の材料を使って欲しいと言うと無垢材は高いから予算に合わないなどと言われたんだけど
A3、無垢材は高いというイメージはあるかも知れません、しかしそれは節の無い綺麗な材料に限っての話です。節のある材料でも構わないからという形で伝えてみてはどうですか?
Q4、(A3を受ける形で)それは言ってみたんだけど、それでも工務店側はいい顔しなかったんですよ。
A4、おそらくクレームを避けたいのでその様な対応になっているんでしょうね。無垢の材料は反る、割れる、節がある等、自然素材特有の癖があります。それを受け入れる人ばかりなら全く問題ないのですが、それを理解してもらえない人が大多数ですので、つくる側としても出来るだけ後の対応を考えクレームの出にくい方向を選択しがちなのです。
これらを受けて私共ではまず最初に木の家の欠点を全てさらけ出して伝えるようにしているつもりです。それらが嫌なら、あなたには木の家は向きませんよと言う事になりますので、もう少し違った選択肢を選んで頂くほうがいいのではないですか、と言う事になるのですが幸いにして今の所、そう言ったお客さんとは出会っていません。
皆様も何故その家にするのか、その家の欠点とはずっと付き合っていけそうか、などいい面に目を向ける事もいいのですが必ずその逆の事にも目を向けておいて下さいね。
反る、割れる、節があるの細かな話についてはまた住まいづくり通信で順を追ってやっていきます。