住まいづくり通信 7/17日
木材の材料強度に影響する要因として節がありますと言う事を以前に申し上げましたが、節は枝の名残であって、木である限りは節があって当然なのです。
大きな木には大きな枝があり製材されると大きな節として残る事になります。生きたままの枝が巻き込まれると「生き節」、枯れた枝が巻き込まれると「死に節」や「腐れ節」、死に節の芯が抜けると「抜け節」と言われます。抜け節や死に節は生き節よりも弱いと言う説もあるのですが、節を強度面から見ると様子が少し変わります。
JAS(日本農林規格)では節の種類や大きさ、形、位置、集中度合いなどについて各種試験結果から基準を設けそれらを等級区分分けしています。これらに基づき材の強度が決定されていく事になるのですが、資料は手元にありますが非常に複雑な説明となりますのでこれ以上は割愛させて頂きますが、結論としては節は木材の強度に影響を及ぼすが一概に節が悪いと言う事では無く最終的には総合的な判断に基づくと言う事で今回は結びと致します。
お知らせでーす。明日住まいの相談会します。
予約不要ですのでドシドシお越しくださいね!
一級建築士による「住まいの無料相談会」
日時;7月18日(祝日)
10時~17時
場所;姫路リバーシティー 1階イベント広場
主催;兵庫県中播磨県民局
後援;流域森林林業活性化協議会
協力;ひょうごネットワーク「木の道」 私が担当致します。