住まいづくり通信 7/23号
今日は朝から打合せで現場へ出ていましたが、ふと気付いた事があります。京阪神で鳴いている蝉と、ここ丹波で鳴いている蝉、どうやら種類が違うようです。
都会で鳴いているのはアブラゼミのようですね。茶色い羽の大きな蝉で神社の境内などで大合唱し、暑さに追い討ちを掛けるがごとく演出しています。
それに比べここで鳴いているのは何なのでしょう?クマゼミなのでしょうか?あまり大量にはいないようですが途切れる事無く絶えず電子音に似たような音を出して鳴いています。夕方涼しくなる頃にはヒグラシが夕方を演出しています。
今年はエアコン付けようかと思いながら早3年が経ちました、未だに扇風機で頑張っています。(決してケチっている訳ではないですよ)地球環境に優しい事務所なのです。と言うよりも窓を開けておけば風も通り、都会よりは2~3℃は涼しいはずの自然の中にある事務所なのです。
と言う事で本日の「住まいづくり通信」です。
日差しのコントロールと言う事で前回は室外における対策法を挙げてみましたが今回は室内における対策法ですので、新築でなくても今すぐに出来るかも知れない方法もありますので参考にしてみて下さいね。前回と同じく上から日射の遮蔽効果の高い順になります。
1.水平方向のブラインド・・・一般にあるブラインドですね。羽の角度が変えられたり少し巻き上げて調整したりなど出来、非常に有効な対策となります。
2.内障子・・・日射のコントロールと共に断熱性能をも確保できる意外と優れものです。最近の住まいでは窓はペアガラス(複層のガラスの事です)が標準化されている所が多いと思いますが止む無くシングルガラスの窓とする場合はこの内障子と組み合わせる事で断熱性能が確保できます。
3.ロールスクリーン・・・東西面の窓、太陽高度が低い時に適します。又素材の色によっても遮蔽効果が変わりますので黒や茶などの濃い色よりも白っぽい色の方が遮蔽効果が高いと言えます。
4.レースのカーテン・・・日射の遮蔽効果はこの中では低いと言えます。どちらかと言うと外部からの視線をコントロールするのに役立つのでしょう。
5.垂直ブラインド・・・羽が開いている時にはレースのカーテンよりも日射遮蔽効果は低く、又閉じている時でもエアコンや外部からの風によって羽があおられて効果を低減させ易い。
となっています。1番のブラインドなどは後からでも付けられる物ですので、暑いの苦手な方はどうぞ御試し下さいね~。
さて夏本番、今晩はとあるDVDを鑑賞しようと思います。大作のなのでかなり時間がかかりそうです。