兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

挑戦

これは4/1の記事の続編です。

 

床下点検の話をしましたので、ついでに先日あった出来事を御話します。
先にも出た中古住宅の購入に対するチェック立会での出来事。

不動産屋立会いのもとで、だったのですが
不動産屋は表面は「どうぞお好きに見てください(裏返せば、見れるもんならみてみろよ)」と言った感じに受止めました。お客さんは是非床下なども見て欲しいとの事でしたので何とか床下へアタック出来る箇所はないかと探してはいたのですがなかなか見つかりません、和室も部屋には売主のタンスがでかでかとあったのですが、真中の畳が半畳分だけ「ここだよ!」とばかりに顔を覗かせていましたので畳を上げてみるとあったではないですか、床下へのドアが、いや入口が、早速アタック、西面の基礎が上から下までズバッと断裂しています。外からは補修してあり一見分からなかったのですが、その部屋に入った瞬間に感じた南北方向への床の傾斜はこれが原因のようです。
他にも2階の柱とサッシに大きな隙間がありました。これも同じく南北方向への傾きでした。恐らく全ての原因はこの基礎のようでした。
束石もコンクリートブロックでしたし、結局、この家を買うのは止めた方がいいよと言う事で一件落着しましたが。

聞いていると不動産屋も変に契約を急がせるような感じだし、何かを隠そうとしているのが手にとるようにわかりました。
駄目ですよ、悪徳不動産屋は、見逃しません!