兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所
兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

工程管理

新国立競技場のプロジェクトが白紙見直しとなりましたね。私共の所にも、反対署名をお願いしますと言う嘆願書が回ってきていた所ですが、これで反対署名する必要は無くなったのでしょうか? 同件での、先日のA藤さんの説明を聞いて思ったのは、デザイン(この場合のデザインとは表層的な装飾を指しています。世間一般の認識も、この部分を指すのかも知れませんが、本来のデザインとはそうではありません。)だけが出来る建築家は、今後ますます必要なくなると思いました。

即ち、それ以外に、クライアントのこと、構造のこと、コストのこと、環境のこと、など様々な要因を一つの形態にまとめ上げる力量が必要とされる、そんな時代がもう来ています。

さて、大きな話に触れてしまいましたが、現実に戻って

新築の現場、内部では塗装工事が延々と行われているので、「引渡しの日を聞いていますか?」 と職人さんに聞いてみた所、何も聞かされていないとのことです。

同様に、他の職種の方が現場に入って来られるのですが、前にされているべき仕事が済んでいないので、自分たちの仕事も出来ないと、帰って行かれます。

何故、こんなことが起こっているのか?

元受工務店さんから「足場が外れたから、行ってください」とだけ聞かされて来たんだとのこと、

そりゃ、当然こうなるわな~。

そこの交通整理を、元受さんがされていないことが理由です。工程管理も工務店さんの重要な仕事です。

無事に27日の引渡しが出来るのか?

小路

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、リノベーションの現場では順調に工事も進み、空間が最終形に近付きつつあります。

高い天井には漆喰が塗られ、梁も古色にお化粧直しされ、白黒の対比がくっきりしています。

漆喰と梁